FXの相場レポート分析|2022年9月14日(水)

昨日はブルームバーグが、任天堂のゲーム「ゼルダの伝説」の続編を発売するというニュースを配信しました。
名作の続編なので株価も上がるでしょうか?学生の頃、面白いゲームを見つければ株で儲けることが出来るぞ!なんて考えていたことを思い出しました。

それでは昨日(9月13日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。

目次

ドル円相場の振り返りファンダメンタルズ分析

ドル(橙)、ユーロ(赤)、円(水色)、豪ドル(青)

東京市場

米消費者物価指数(CPI)を意識した値動きとなり、各通貨とも緩やかな値動きとなっています。

ドル円は早朝にピボットに上値を抑えられると下落基調となり、徐々に高値安値を切り下げる値動きとなりました。

中国の李克強首相が12日に「経済安定化策を導入し続ける」と述べていたことから、休場明けの中国市場は上昇しています。

欧州市場

ドル円は東京市場の流れを引き継ぎ、下値を探る展開となります。

徐々に下げ幅を拡大し、9日の安値を意識した値動きを見せ、141.593円まで下落しました。

  1. ドイツ8月消費者物価指数(CPI、改定値)は予想通りの結果となり、市場の反応は特に見られませんでした。
  2. ドイツ9月ZEW景況感調査(期待指数)は予想を下回る結果となりました。

    マイナス61.9となり、前月のマイナス55.3から大きく低下しています。

    エネルギー価格の高騰がリセッションを引き起こす可能性もあります。

    この発表を受け、ユーロは一時的に下落します。

NY市場

ドル円は米消費者物価指数(CPI)の結果を受け急騰しました。

発表後5分で約2円の上昇し、その後9月7日の高値付近まで上昇しました。

  1. 米消費者物価指数(CPI)は「総合」「コア」ともに予想を上回りました。

    その結果、FRBが大幅利上げ継続するとの見方が強まり、1.00%利上げ確率も20%を超えています。

    景気後退懸念から、強いドル買い、強いオセアニア通貨売りとなり、各国株式市場も大幅に下落する、リスクオフ相場となりました。

    エネルギーや食品を除いた「コア」も上昇しており、賃金の高騰がインフレの主な要因となっています。
  2. 米国政府が戦略石油備蓄(SPR)を補充する可能性があるとの報道がありました。この結果を受けて、原油価格は上昇しています。

現在時刻(14日7時半)でドル円は2円80銭の上昇となっています。

9月8、9日は本邦当局から、「急激な変動」「ファンダメンタルズを反映していない値動き」に対し円安牽制発言が出ましたが、今回はファンダメンタルズを反映した値動きとなっているため、どのような文言が出るのか?注目しています。

本日の重要指標·発言

時間イベント
15:00英国 8月消費者物価指数(CPI)
21:30 米国 8月卸売物価指数(PPI)

相場分析テクニカル分析− 

本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます。

・節目を使用した環境認識(ドル円月足)

・ローソク足を使用した環境認識(ドル円日足)

節目を使用した環境認識(ドル円月

ドル円月足

現在の上値の第一ターゲットは❶の1998円の高値(147.670円)です。

次点で以下の3点が固まるポイントを注視していました。

  1. フィボナッチの138.2%(145.067円)
  2. 1998年の月足実体上限(144.870円)
  3. 心理的節目(145.00円)

一旦は、この付近で上値を抑えられたのですが、昨日のCPIの結果を受け、上抜けする可能性が高くなっています。

145円を明確に上抜けた場合、1998円の高値(147.670円)に到達する可能性は高いので、ドル円の押し目を狙っていきたいと思います。

ローソク足を使用した環境認識(ドル円日足)

ドル円1時間足

9日のローソク足実体上限を上回った状態で終値が確定しました。今後は強い上昇圧力がかかることが予想されます。

本日のトレード方針

本日はドル円で売買方針を示していきます。

アクション価格
エントリーポイント(成り行き)144.418
利益確定ポイント(T/P)15時
損切りポイント(S/L)142.758
ドル円1時間足

NY市場の流れが東京市場に引き継がれると予想し、成り行きで買っていきます。

CPI発表後の高値がサポートに転じていますので、その少し下にストップを置きます。

利益確定は、東京市場終了時など、各セッションの終わりを目安に考えています。

その時点で十分に利益が出ていれば、直近安値にストップを移動させてトレールしても良いと思います。

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