おやつに菓子パンを買ったのですが、以前に比べ小さくなっていました。
値段は変わっていないので「実質値上げ」ということですね。
徐々にインフレを感じる状況になってきていますので、今まで以上に投資に力を入れていきたいと思います。
それでは昨日(6月13日)のドル円相場の動きを振り返っていきます。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
10日に発表された5月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、インフレ懸念が再燃しています。
過去約40年間で最も強い伸びとなったことに加え、
6月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が過去最低となったことから、インフレと景気後退への懸念が強まりました。
強いリスクオフの流れとなり、各国株式市場も大幅安となっています。
週明け13日のドル円は時間外から上昇し、6月8日~10日のレンジ上限を上抜け、過去20年間の最高値を更新中です。
東京市場はドル買い、円売りとなり、ドル円は上昇しました。
時間外につけた高値をサポートに変えると上値を広げる展開となり、心理的節目である135円に到達します。
前週末の指標の結果を受けリスクオフの流れとなっており、
日経平均株価は大幅に続落し、心理的節目となる27,000円を割り込んでいます。
11時頃、135円に到達したドル円に対し、松野官房長官は「最近の為替市場では急速な円安の進行が見られ、憂慮している」と述べました。しかし、市場の反応は限定的でした。
その後もドル円は底堅く推移し、ピボットR2の位置する135.190円まで上昇しました。米長期金利も勢いよく上昇しており、支援材料となっています。
①14時20分頃、黒田日銀総裁は参院決算委員会で、
円安に対し「先行きの不確実性を高め、企業による事業計画の策定を困難にするなど経済にマイナスで望ましくない」
「為替相場は経済、金融のファンダメンタルズに沿って安定的に推移することが重要」と述べました。
前週末に財務省と金融庁、日銀の共同声明が発信され、
黒田日銀総裁のスタンスの変化に注目が集まっていましたが、
「円安容認姿勢に変化」が見られました。
この発言を受け、ドル円は下落します。
②15時頃、日本銀行は長期国債の買入予定に14回目の募集を追加しました。
買入対象は、残存期間5年超10年以下の国債。募集金額は5,000億円となっています。
日本銀行は、今後も市場動向等を勘案し、必要に応じ、買入予定の追加や買入額の増額を行う予定です。
欧州市場は強い円買いとドル買い、オセアニア通貨売りとポンド売りとなっており、ドル円は下落しました。
リスクオフの流れは継続しており、欧州株式市場は軒並み下落しています。
ドル円はピボットのR1に上値を抑えられると下落基調を強め、当日始値を下抜けます。
米長金利が上昇している中での下落となっています。
③15時、英国4月月次国内総生産(GDP)が発表され、前月比0.3%減と予想外の減少となりました。
景気減速懸念からポンドは売られました。
NY市場も引き続きリスクオフの流れとなり、ドル円はピボットS1の位置する133.62円まで下落しました。
ピボットS1に支えられると反発し、その後転換の動きを見せ、上値を目指す展開となりました。
ダウ工業株30種平均は大幅続落し、下げ幅は一時1000ドルを超えています。
本日の重要指標・発言
時間 | イベント |
---|---|
15:00 | 英国 5月失業保険申請件数 英国 5月失業率 英国 4月失業率(ILO方式) |
21:30 | 米国 5月卸売物価指数(PPI)(前月比/前年同月比) 米国 5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比/前年同月比) |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心にドル円分析していきます。
・オシレーターを使用した環境認識
オシレーターを使用した環境認識
チャートはドル円4時間足です。
昨日は20年来の高値を更新した後に反落、その後、再度上値を目指す展開となっています。
テクニカルで見ると、上値はダイバージェンス(赤)、下値はヒドゥンダイバージェンスが発生しています。
上下ともエネルギーの溜まった状態なので、ブレイクした方向についていくのが良いと思います。
現在のドル円は最高値を更新中なので、ロング推奨です。
また、どちらかブレイクするまでは難しい局面となりますので、一旦様子見します。
節目では、矢印のローソク足の実体下限の133.46円(橙色)が意識されており、今後も意識されやすくなりますので、合わせて見ておきましょう。
また、上昇相場のレンジの下限はオーバーシュートすることも多いので、そのあたりも考慮して監視していきます。
本日のトレード方針 -USDCAD-
本日はドルカナダドル売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 1.2897 |
利益確定ポイント(T/P) | 1.29131 |
損切りポイント(S/L) | 1.288153 |
勢いの強いドルカナダでブレイクアウトの買いを狙います。
利益確定ポイントは週足の節目です。
本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0