昨日は、息子の胃袋を掴んでやろうと料理の本を買いました。
手抜き用と晴れの日用の2冊です。
どうせ作るなら美味しくないと楽しくないので、せっせと勉強しています。
それでは先週(7月13日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場は豪ドル買い・円売りの展開となりました。
米消費者物価指数(CPI)を控え、世界の株式市場は小動きとなっています。
ドル円は、日経平均株価の上昇を支えに上値を探る展開となり、前日のNY高値を上抜いた後は上げ幅を拡大しています。
当日始値から43銭上昇した後は反落したが、ピボットで支えられると再び上値を目指す展開となりました。
11時、ニュージーランド準備銀行は政策金利を発表し、予想通り50pbの利上げとなりました。
声明では「インフレを十分に抑制し、消費者物価上昇率を目標範囲内に収めたと確信できるまで、OCRはより速いペースで引き上げる」と発表しました。
この発表を受け、NZドルは一時下落しました。
欧州市場は豪ドル買い・円売りとなり、両者の逆相関が示されました。
また、米国消費者物価指数(CPI)を控え、様子見ムードが漂いました。
15時、英国5月月次国内総生産(GDP)が発表され、予想値を僅かに上回りました。
この結果を受け、ポンドは上昇しています。
NY市場は米国消費者物価指数(CPI)が発表され市場は乱高下しました。
予想を大きく上回る結果となり、市場に大きな影響を与えています。
❶21時半、米国消費者物価指数(CPI)は、前年同月比9.1%上昇し、1981年11月以来の高水準を記録しました。
物価上昇の主因はウクライナ情勢を受けた原油価格の高騰です。
人手不足による賃金の上昇やサプライチェーンの混乱も要因となっています。
この発表を受け、ドル買いが進み、
ユーロドルはパリティ(1.0000)を僅かに割り込み、0.9997ドルの値まで下落しました。
しかし、その後は強烈に反発し、1.0121ドルまで上昇しています。
各国株式市場も発表を受けて急落しますが、ユーロドルの反発に合わせて急騰しています。
23時、カナダ銀行は政策金利を、前回に引き続き50pb引き上げ、1.5%とすることを発表しました。
声明では「金融政策手段を用いてインフレを安定させる」
「量的引き締めも、補完的に継続していく」と述べています。
この発表を受け、カナダドルは上昇しました。
❷27時、米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、
「経済活動は5月中旬以降、概して緩やかなペースで拡大している」
「著しい物価上昇がすべての地区で続いているが、一部の地区でインフレが鈍化している兆候が見られる」と述べています。
❸27時10分頃、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、
CPIの結果を受け「7月のFOMCで100bpの利上げを検討する」と発言しました。
❹27時50分頃、米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、CPIの結果を受け「経済成長ではなく、インフレ抑制に焦点を上げるべき」と述べ、リセッションのリスクを指摘しました。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
10:30 | 豪洲 雇用統計 |
21:30 | 米国 6月卸売物価指数(PPI) |
相場分析−テクニカル分析−
本日は下記の分析を中心に分析していきます。
・パリティを使用した環境認識(ユーロドル)
・出来高分析(ユーロドル)
パリティを使用した環境認識(ユーロドル)
チャートはユーロドル5分足です。
❶米国消費者物価指数(CPI)が予想外に強い数字が発表されました。
強烈なドル買いとなり、ユーロドルは下落します。
❷勢いが強いので、パリティ(1.0000)を抜けるかなと思ったのですが、買い注文も厚く跳ね返されてしまいました。
僅かに下抜いているので、売り注文が入っていることが想像できます。
❸直近のサポレジ転換ラインを上抜けて損切り注文が入ります。
パリティ付近ではレンジになっており、出来高も多くなっていますので、上に抜けると走ります。
出来高分析(ユーロドル)
こちらもユーロドル5分足です。
赤丸部分を見ると、出来高が多くなっています。
注文が大量に溜まっていますので、直近高値を超えた時点から、
ストップロスを巻き込んだ上昇が起こりやすくなります。
本日のトレード方針-EURUSD-
本日はユーロドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 0.99652 |
利益確定ポイント(T/P) | 0.9873 |
損切りポイント(S/L) | 1.003 |
チャートはユーロドル4時間足です。
パリティ割れ後の値動きを狙います。
ファンダメンタルズは下ですが、パリティで買い支えられている状態です。
仮に割り込んだ場合はストップロスを巻き込む形になりますので、ブレイクアウトの売りを狙います。
利益確定ポイントに到達後は、ポジションの半分を決済し、残りのポジションで大きな利益を目指しましょう!
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