通っているとんかつ屋さんの、揚げ時間を測っているのですが、割とまちまち。
十分美味しいので構わないのですが、データ好きとしては気になってしまいます。
それでは昨日(8月25日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場
❷人民元中心レートの元高設定が発表され、オセアニア通貨買われ、ドル売りが強まりました。
東京市場オープン後、一時前日高値付近まで上昇したが、その後、ピボットS1の位置する136.47円まで下落しました。
- 7時45分、ニュージーランドの4-6月期四半期小売売上高は予想値を下回る結果となりました。
雇用は堅調なものの、2四半期連続のマイナス成長となる可能性が高まっています。
NZDは一時的に売られました。 - 中国人民銀行は、人民元中心レートを予想より高く設定しました。
その結果、オフショアの人民元が急騰し、中国株式市場を始め、各国株式市場が大きく上昇しています。
中国は、24日にも追加の経済支援措置を実施しています。
中国政府は元高、株高を望んでいる事を意識しておきましょう。
欧州市場
欧州市場は引き続き、オセアニア通貨買い・ドル売りとなっています。
ドル円も下値を広げましたが、ピボットS1で二度下値を確認すると上昇しました。
豪ドルは東京市場から戻りもなく、一本調子で上昇を続けています。
- 15時00分、ドイツの4-6月期国内総生産(GDP・改定値)は予想をやや上回りました。
- 17時00分、ドイツの8月IFO企業景況感指数は予想値を下回りました。
第3・四半期のドイツ経済はマイナス成長となる見通しです。
この結果を受け、ユーロは下落しています。 - 20時30分 、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨は
「中期的なインフレ率は明確に上向き」
「不況下でもインフレのリスクは必ずしも低下しない」
と述べました。
NY市場
朝から続いていたオセアニア通貨買い・ドル売りの勢いが一段落しています。
❻ジョージ米カンザスティ連銀総裁の発言を受け、ドルは上昇トレンドに転じ、❼米GDP改定値が予想を上回ると上げ幅を拡大します。
その後、❽➒連銀総裁のタカ派的な発言が続きますが、市場の影響は限定的となっています。
- 20時30分頃、ジョージ米カンザスティ連銀総裁「インフレ率を目標に戻すため、さらに金利を引き上げる必要がある」と述べました。
- 21時30分、米4-6月期四半期実質国内総生産(GDP・改定値)は予想をやや上回りました。
速報値から上方改定されています。この結果を受けドルは買われました。 - 23時頃、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁は「大幅な利上げを実施した後に利下げに転じる方針は支持しない」「年末までに利上げが必要」と述べました。
- 27時15分頃、ブラード米セントルイス連銀総裁は、「現在の金利は物価上昇圧力を抑制するには不十分だ」と述べました。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
8:30 | 日本 8月東京都区部消費者物価指数(CPI・生鮮食料品除く) |
21:30 | 米国 7月個人消費支出(PCEデフレーター) |
23:00 | 米国 8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 |
23:00 | 米国 ジャクソンホール会議 パウエルFRB議長の発言 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます
・高値安値(ダウ理論)を使用した環境認識(ドル円1時間足)
高値安値(ダウ理論)を使用した環境認識(ドル円1時間足)
環境認識
- 上値 「出来高の多いレンジ帯の上限」と「フィボナッチ・ターゲット138.2」の重複ラインで頭を抑えられています。
- 下値候補は「サポレジ転換ライン」と「フィボナッチ・ターゲット138.2の基点」の重複ポイントです。
高値安値(ダウ理論)を使用したトレンドの判断
現在のトレンドをダウ理論(高値安値の切り上がり・切り下がり)で判断していきます。
Bの安値付けた後、CがAを上抜いています。この時点で「Bの安値が確定します」。
DがBの安値を下抜けます。
この時点で「Cの高値が確定します」
この後にDを価格が下抜ければ「Gの高値が確定」し、
GはCより低い⇒高値切り下がり
DはBより低い⇒安値切り下がり
となり、トレンド転換が成立しますので、売り目線となります。
この場合の注意点はE⇒Gの高値更新です。
こちらは直近の高値Cを上抜いていないので「高値更新」をカウントしません。
同様に、Fを下回る値動きが発生しても、直近の安値Dを下回らない限り「安値更新」はカウントしません。
本日のトレード方針-USDCHF-
本日はドルスイスで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント(成り行き売り) | 0.96372 |
利益確定ポイント(T/P) | 0.97665 |
損切りポイント(S/L) | 0.95928 |
4時間足でペナント形成中のドルスイスを、成り行きで買っていきます。
本日は23時から、ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の発言がありますので、注意しましょう。
本日はリスクリワードレシオを優先して、早めに仕掛けていきます。
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