回転寿司値上げ!娘からニュース速報が入りました。
くら寿司、スシローは定番の100円皿の値上げを決定。
しかし、かっぱ寿司だけは100円皿を継続するらしく、娘から賞賛の声が上がっていました。
それでは昨日(9月7日)のドル円相場の動きを振り返ってみましょう。
ドル円相場の振り返り−ファンダメンタルズ分析
東京市場
昨日(6日)の流れを引き継ぎ、ドル高・円安が進行しました。
ドル円は早朝から上昇を始め、東京市場オープン後は膠着状態となりますが、❷日銀が国債の買い入れオペの増額を発表すると、強い円売りとなります。
その後、❸鈴木財務相と松野官房長官が円安牽制発言をしますが、市場の反応はほぼ見られませんでした。
昨日に引き続き、ドル円は戻りの無い上昇を続け、始値から1円70銭上昇し、その後は高値圏でも底堅く推移しました。
最近、円安牽制発言が逆効果になっているとの声も聞かれます。
ここ数日、為替介入に対する発言が活発化していますが、実際に介入を行うには、文言をあと3段階程度強める必要があります。
市場関係者は、この辺の仕組みもよく分かっているので、牽制の効果は薄いかもしれません。
欧州市場
ドル買いは減速しますが、円売りが止まらず、ドル円は上昇します。
東京市場後半のもみ合いを上抜けると急騰し、心理的節目である145円を意識した上昇を見せました。
到達後はもみ合い基調に移行しています。
❺ドイツ7月鉱工業生産、❻4-6月期四半期域内総生産(GDP・確定値)が共に予想値を上回ると、ユーロは底堅い展開となります。ドルの勢いが衰えた後、ユーロドルは上昇に転じています。
NY市場
145円に到達したドル円に対し、ドル買い・円売りの巻き戻しが入りました。
欧州市場始値を割り込む値動きとなっています。
❼メスタ―米クリーブランド総裁は「高水準の家賃がデータに反映されておらず、インフレはさらに上昇」すると述べました。
❽ブレイナードFRB副議長は「可能な限りインフレ対応を続ける」と述べました。
FRBメンバーはタカ派的な発言を継続しますが、ドル売り・円買いの勢いが強く、市場への反応は限定的でした。
また、市場は次回FOMCの75bpsの利上げを既に織り込んでいます。
❾米地区連銀経済報告(ベージュブック)では
「価格水準は依然として非常に高いが、9地区で上昇率が多少緩やかになっていると報告されている」
「すべての地区で住宅市場は不調」
と報告されました。市場の反応は限定的です。
本日の重要指標·発言
時間 | イベント |
---|---|
8:50 | 日本 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP・改定値) |
10:30 | 豪洲 7月貿易収支 |
12:05 | 豪洲 ロウRBA総裁の発言 |
21:15 | 欧州 ECB政策金利発表 |
21:45 | 欧州 ラガルドECB総裁の定例記者会見 |
22:10 | 米国 パウエルFRB議長の発言 |
相場分析−テクニカル分析−
本日は以下のテクニカルを中心に分析していきます。
・節目を使用した環境認識(ドル円月足)
・出来高の多いレンジ帯を使用した環境認識(豪ドル1時間足)
節目を使用した環境認識(ドル円月足)
現在、
・145.00円の心理的節目
・1998年の月足ローソク足実体上限(青破線)
よって上値を抑えられています。
節目でピンポイントに反応した後は、反転も大きくなる傾向があります。
昨日は、月足から4時間足まですべて「バンドウォーク」状態でした。
深追いしたくなりますが、大きな節目を迎えた時は少し休憩し、上抜けた後に追従していくのが良いと思います。
ブレイクアウト後は、レジスタンスがサポートに変わり、ストップを設定しやすくなります。
出来高の多いレンジ帯を使用した環境認識(豪ドル1時間足)
- 緑ラインが昨日示したエントリーポイントです。
既に利益確定ポイントに到達しているので、現在は様子見です。 - 下値(利益確定ポイント)で綺麗なダブルボトム(オレンジ)が発生しています。
現在ポジションを保有中であれば、決済ポイントとなります。
10時半からの貿易収支の結果が上向きであり、ロウRBA総裁の発言がタカ派的であれば、❷の価格が買い場になります。
逆に貿易収支が悪化(予想値は先月値よりも悪化)、ロウRBA総裁が弱気に転じれば、➊背に戻り売りを検討します。
22時10分のパウエルFRB議長の発言前に、ポジションを軽くしておくのも良いと思います。
本日のトレード方針
本日は豪ドル米ドルで売買方針を示していきます。
アクション | 価格 |
---|---|
エントリーポイント | 0.6737 |
利益確定ポイント(T/P) | 0.67705 |
損切りポイント(S/L) | 0.6695 |
分析で示したレンジ帯を利用してトレードしていきます。
本日は、豪ドルの経済指標と要人発言がありますので、その反応を見て取引します。
WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。
取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから
コメント コメント 0