FXはウィンリントン市場からニューヨーク市場までの各市場を、毎日一巡しながら取引されています。
ですが、各市場の開場時間や値動きが活発化する時間帯が日本時間でいつなのか、ご存じでしょうか?
もし知らなければ、うまく勝てないかもしれません。
またMT4やMT5はGMTを基準にしているため、日本時間と時差があります。
そのため、いちいち日本時間に変換して考えていると取引に集中できませんので、常に表示させたいところです。
- 各FX市場が開場している日本時間
- 値動きが活発化する時間帯と特徴
- MT4やMT5で日本時間を表示させる方法
この記事を読めば、各FX市場の時間帯の日本時間や特徴、MT4やMT5で日本時間を表示する方法などを理解できるので、今よりも取引がしやすくなるはずです。
FXをやる上で欠かせない知識や方法なので、ぜひ今後のトレードに役立ててください。
FX市場は日本時間だと何時に開場している?夏時間の影響は?
FX市場は24時間で稼働しています。
なぜなら世界のFX市場の内、どれか一つでも開場していれば、取引できるからです。
各市場が開場している時間帯は、日本時間だと下記の通りです。
ちなみに世界各地の代表的な市場名や地域名にちなんで、取引できる時間帯を「東京時間」などと呼びます。
時間帯の名称 | FX市場(国名) | 開場している日本時間 |
---|---|---|
オセアニア時間 | ウィンリントン市場(ニュージーランド) シドニー市場(オーストラリア) | 5時~14時(夏時間) 6時~15時(冬時間) |
東京時間 | 東京市場(日本) 香港市場(中国) シンガポール市場(シンガポール) | 8時~17時(夏時間) 9時~18時(冬時間) |
欧州時間(ロンドン時間) | ロンドン市場(イギリス) フランクフルト市場(ドイツ) チューリッヒ市場(スイス) | 16時~翌1時(夏時間) 17時~翌2時(冬時間) |
ニューヨーク時間 | ニューヨーク市場(アメリカ) | 21時~翌6時(夏時間) 22時~翌7時(冬時間) |
注意点として、夏季では夏時間(サマータイム)の影響で、開場時間が1時間早まります。
夏時間(サマータイム)とは、日の出が早まる時期(3月~11月)に時計を1時間早めて、太陽が出ている間に行動しようという欧米の考え方のことです。
夏時間ではない時期の時間帯は冬時間(11月~3月)と呼ばれ、夏時間よりも1時間遅くなります。
そのため夏時間から冬時間、もしくは冬時間から夏時間に移行する時期には開場時間が異なるので、注意が必要です。
時間移行 | 移行時期(米国時間) |
---|---|
夏時間→冬時間 | 11月の第1日曜日 |
冬時間→夏時間 | 3月の第2日曜日 |
値動きが活発化する時間帯と特徴
東京時間などの各時間帯では、特定の時間帯に値動きが活発化する傾向があります。
というのも、各時間帯で固有の特徴があるからです。
時間帯の名称 | FX市場(国名) | 値動きが活発化する時間帯 |
---|---|---|
オセアニア時間 | ウィンリントン市場(ニュージーランド) シドニー市場(オーストラリア) | 6時~8時(夏時間) 7時~8時(冬時間) |
東京時間 | 東京市場(日本) 香港市場(中国) シンガポール市場(シンガポール) | 8時~10時 ※夏時間・冬時間は関係なし |
欧州時間(ロンドン時間) | ロンドン市場(イギリス) フランクフルト市場(ドイツ) チューリッヒ市場(スイス) | 16時~19時(夏時間) 17時~20時(冬時間) |
ニューヨーク時間 | ニューヨーク市場(アメリカ) | 21時~翌2時(夏時間) 22時~翌3時(冬時間) |
次からは、各時間帯の特徴を解説していきます。
時間帯1:オセアニア時間
オセアニア時間で値動きが活発化する時間帯は、ニューヨーク市場が終わる7時(夏時間なら6時)から東京市場が活発化し始める8時までです。
オセアニア時間の特徴は、3つあります。
- 値動きが落ち着いている
- スプレッドが広がりやすい
- 週明けの月曜日では価格が乱高下することがある
特徴の一つ目は「値動きが落ち着いている」です。
というのも、オセアニア時間では市場参加者が少ないため、取引高も少なくなるからです。
実際、ウィンリントン市場があるニュージーランドとシドニー市場があるオーストラリアは、「世界の外国為替市場規模 国別ランキング・推移」で下位に位置しています。
【世界の外国為替市場規模 国別ランキング・推移】
順位 | 国名 | 取引高(単位:百万US$/日) |
---|---|---|
10位 | オーストラリア | 119,148 |
32位 | ニュージーランド | 9,273 |
特徴の二つ目は「スプレッドが広がりやすい」です。
なぜなら特徴一つ目の「値動きが落ち着いている」と同様、オセアニア時間は市場参加者が少ないため、取引高も少ないからです。
取引高が少ないと注文が少ないため、FX市場で提示される価格が飛び飛びの状態となり、スプレッドが広がりやすくなります。
特徴の三つ目は「週明けの月曜日では価格が乱高下することがある」です。
土日のFX市場はクローズしているため、基本的に価格は動きません。
しかし休日に相場を動かすようなニュースがあれば、最初にFX取引が開始されるオセアニア時間で相場が影響を受けるため、価格が大きく変動します。
そのため休日中に大きなニュースが発表されたら、オセアニア時間から注意する必要があります。
時間帯2:東京時間
東京時間で値動きが活発化する時間帯は、東京市場が開場する前後の8時~10時までです。
東京市場は日本時間で夏時間なら8時から、冬時間なら9時から開場しています。
しかし開場開始の時刻とは関係なく東京時間は8時~10時と、夏時間や冬時間の影響を受けません。
なぜなら、下記2つの特徴があるからです。
- 9時55分の仲値の決定
- ゴトウ日によるドル高・円安
特徴の一つ目は「9時55分の仲値の決定」です。
仲値とは、金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレートのことです。
仲値が決まると、輸出入を行う企業などの取引が多くなるため、値動きが活発化します。
つまり東京市場の開場時刻ではなく、仲値の時刻の前後1時間に合わせて値動きが活発化することになります。
特徴の二つ目は「ゴトウ日によるドル高・円安」です。
ゴトウ日とは、毎月5日、10日のように5と0が付く日のことです。
日本企業の多くがゴトウ日を決算日としているところが多いため、海外企業への支払いでドルを買う動きが8時~10時に活発化します。
そのため、ゴトウ日の東京時間ではドル高・円安になりやすいのです。
時間帯3:欧州時間(ロンドン時間)
欧州時間(ロンドン時間)で値動きが活発化する時間帯は、ロンドン市場が開場する17時(夏時間なら16時)から20時(夏時間なら19時)までです。
欧州時間(ロンドン時間)の特徴は、2つあります。
- 値動きが一気に増加する
- ユーロやポンドの値動きが活発化する
特徴の一つ目は「値動きが一気に増加する」です。
なぜなら欧州時間は、世界で最もFX取引高が多いロンドン市場が開場する時間帯だからです。
実際ロンドン市場があるイギリスは、「世界の外国為替市場規模 国別ランキング・推移」で2位のアメリカを押さえて、1位となっています。
【世界の外国為替市場規模 国別ランキング・推移】
順位 | 国名 | 取引高(単位:百万US$/日) |
---|---|---|
1位 | イギリス | 3,576,409 |
2位 | アメリカ | 1,370,119 |
特徴の二つ目は「ユーロやポンドの値動きが活発化する」です。
というのもロンドン市場やチューリッヒ市場などのEU圏の市場が開場すれば、それに合わせてユーロやポンドの取引量が増加するからです。
またEU圏の経済指標の発表も相まって、さらに値動きが加速する場合もあります。
時間帯4:ニューヨーク時間
ニューヨーク時間で値動きが活発化する時間帯は、ニューヨーク市場が開場する22時(夏時間なら21時)から翌3時(夏時間なら翌2時)までです。
ニューヨーク時間の特徴は、2つあります。
- 1日の中で最も取引量が多くなる
- 1時にロンドンフィックスがある
特徴の一つ目は「1日の中で最も取引量が多くなる」です。
なぜならニューヨーク時間は、世界で取引量が最も多いロンドン市場と、それに次ぐ取引量を誇るニューヨーク市場が同時に開場している時間帯だからです。
「世界の外国為替市場規模 国別ランキング・推移」でも、その取引量の多さが3位以下と比較しても、明らかに大きな差があることが分かります。
【世界の外国為替市場規模 国別ランキング・推移】
順位 | 国名 | 取引高(単位:百万US$/日) |
---|---|---|
1位 | イギリス | 3,576,409 |
2位 | アメリカ | 1,370,119 |
3位 | シンガポール | 639,869 |
4位 | 香港 | 632,108 |
5位 | 日本 | 375,505 |
特徴の二つ目は「1時にロンドンフィックスがある」です。
ロンドンフィックスとは、ロンドン市場において金の取引価格を決定する時間のことです。
金は基本的にドル建てで取引されるので、FX市場に大きな影響を与えます。
そのため、ロンドンフィックスがある1時(夏時間なら24時)前後ではドルストレートの通貨ペアが大きく動くので、注意が必要です。
MT4やMT5で日本時間を表示するインジケーターの種類
MT4やMT5の時刻はGMT(グリニッジ標準時)で表示されていますが、GMTと日本時間は時差があります。
GMT(Greenwich Mean Time)とは「世界標準時」という意味で、FXでは国際的な基準時間として採用されています。
またGMTと日本時間の時差は夏時間や冬時間で変化するので、注意が必要です。
時期 | MT4とMT5の表示時間 | 日本時間 |
---|---|---|
夏時間(3月~11月) | GMT | GMT+6時間 |
冬時間(11月~3月) | GMT | GMT+7時間 |
MT4やMT5がGMTで表示されていると、いちいち日本時間に変換しなければならないため、取引に集中できない原因になります。
そのため、GMT表示を日本時間表示に変換するインジケーターが必須となります。
MT4やMT5で日本時間を表示するインジケーターは、下記の通りです。
- JPN_Time_Light(MT4用)
- JPN_Time_subZero
- FXmt日本時間
- HT_Grid
- JPN_Time_Light(MT5用)
- FXmt日本時間
- HT_Grid
上記のインジケーターを導入すれば自動的に日本時間を表示してくれるので、取引に集中できます。
インジケーター1:JPN_Time_Light
「JPN_Time_Light」は日本時間の表示以外にも、下記の表示もしてくれるインジケーターです。
- 次のローソク足までの残り時間の表示
- スプレッドの表示
マウスカーソルをローソク足に合わせれば、次のローソク足までの残り時間を画面右上に表示してくれます。
またローソク足のスプレッドもすぐ表示してくれるので、便利です。
インジケーター2:JPN_Time_subZero
「JPN_Time_subZero」は、日本時間を表示するだけのシンプルなインジケーターです。
他のインジケーターと比較しても、余計な表示は一切しません。
そのためチャート画面をできるだけシンプルにしたい方には、オススメできるインジケーターといえます。
インジケーター3:FXmt日本時間
「FXmt日本時間」は、先ほど紹介した「JPN_Time_subZero」に似ていますが、下記の機能もあるインジケーターです。
- 日本時間の非表示/表示の切り替え
- ホップアップで日本時間を表示
- 「現在のスプレッド」と、次のローソク足が表示されるまでの「足残時間」を表示
例えば画面左下の「日本時間」をクリックすると、日本時間の非表示/表示を切り替えてくれます。
また画面左下の「日本時間」の隣にある「+」をクリックすると、カーソルに合わせてホップアップで日本時間を表示してくれます。
さらに画面右下に「現在のスプレッド」と次のローソク足が表示されるまでの「足残時間」を表示するので、便利です。
インジケーター4:HT_Grid
「HT_Grid」は日本時間を表示させるだけでなく、下記の機能もあるインジケーターです。
- 各市場(オセアニア市場・東京市場・ロンドン市場・アメリカ市場)の開場する時間帯を色分けで表示
- 指定した間隔で時間目盛を表示
HT_Gridを使えば、メインとなる市場(シドニー・東京・ロンドン・ニューヨーク)の開場時間を色分けして表示できます。
そのため、自分が取引している時間帯はどこの市場がメインであるかが一目で分かるため、どの通貨ペアが一番動くかが判断しやすくなります。
さらに自分で指定した間隔で時間目盛を表示できるため、トレードスタイルに合わせて調整も可能です。
例えばスキャルピングなら分単位で表示させればいいですし、デイトレードなら30分~1時間単位で表示させると良いでしょう。
MT4やMT5で日本時間を表示するインジケーターの導入方法
ここからは、「MT4やMT5で日本時間を表示するインジケーターの種類」で紹介したインジケーターの導入方法を、画像付きで1つずつご紹介していきます。
- JPN_Time_Light
- JPN_Time_subZero
- FXmt日本時間
- HT_Grid
基本的に導入方法はMT4とMT5で同様ですので、MT4を中心に解説していきます。
導入1:JPN_Time_Lightの導入方法
JPN_Time_Lightの導入方法は、以下の通りです。
最初に下記のどちらからMT4用かMT5用のファイルをダウンロードし、解凍しておきます。
次にMT4を起動し、画面上のメニューバーから「ファイル」>「データフォルダを開く」>「MQL4」フォルダ>「Indicators」フォルダの順にアクセスします。
上記の「Indicators」フォルダに先ほど解凍したファイル(JPN_Time_Light.ex4)をコピーし、その後MT4をいったん閉じて、再起動しましょう。
MT4が再起動したら、「ナビゲーター」ウィンドウから「インディケーター」>「JPN_Time_Light」をダブルクリックします。
すると設定画面が表示されるので、「パラメーターの入力」タブで好きな項目を「true」に設定しましょう。
ちなみに、
- 「次のローソク足までの残り時間」を表示したい場合は「ローソク足算出までの時間表示の有効化」
- 「スプレッド表示」をしたい場合は「スプレッド表示の有効化」
をそれぞれ「true」にすれば設定できます。
設定が終わったら「保存」をクリックして、保存ファイルを作成しておきます。
そして「OK」をクリックすれば、日本時間が画面下部に、次のローソク足までの残り時間とスプレッドが画面右上に表示されます。
導入2:JPN_Time_subZeroの導入方法
JPN_Time_subZeroの導入方法は、以下の通りです。
最初にこちらのサイトへアクセスし、ページの下部にある「ダウンロード」をクリックします。
MT4を立ち上げ、画面上のメニューバーから「ファイル」>「データフォルダを開く」>「MQL4」フォルダ>「Indicators」フォルダの順にアクセスします。
上記の「Indicators」フォルダに先ほどダウンロードしたファイル(JPN_Time_SubZero.mq4)をコピーし、その後MT4をいったん閉じて、再起動しましょう。
MT4が再起動したら、「ナビゲーター」ウィンドウから「インディケーター」>「JPN_Time_SubZero」をダブルクリックします。
すると設定画面が表示されるので、「パラメーターの入力」タブで以下の項目を「true」に設定します。
- UseLocalPCTime:使用しているパソコンの時間を表示
- HOUR:時の表示有無
- MINUTE:分の表示有無
設定が終わったら、「保存」をクリックして保存ファイルを作成しておきましょう。
そして「OK」をクリックすれば、日本時間がチャートの下部に表示されます。
導入3:FXmt日本時間の導入方法
FXmt日本時間の導入方法は、以下の通りです。
最初にこちらのサイトにアクセスし、ページ下部にある
- 無料-MT4版(ver4.1)
- 無料-MT5版(ver2.2)
のどちらかをクリックします。
すると表示が「購入手続き」に変わるので、クリックします。
次の画面で、
- 名
- 姓
- メールアドレス
を入力して、「無料ダウンロード」をクリックしましょう。
すると「お申込み完了ページ」が表示されるので、ページ下部の「商品」欄にあるダウンロードリンクをクリックして、ファイルを解凍してください。
MT4を立ち上げ、画面上のメニューバーから「ファイル」>「データフォルダを開く」>「MQL4」フォルダ>「Indicators」フォルダの順にアクセスします。
上記の「Indicators」フォルダに先ほどダウンロードしたファイル(※FXmt日本時間410.ex4)をコピーし、その後MT4をいったん閉じて、再起動しましょう。
(※コピーするファイルは、ファイル名の「FXmt日本時間」の後にある3桁の数字が一番大きいものが対象です)
MT4を再起動したら、「ナビゲーター」ウィンドウから「インディケーター」>「FXmt日本時間410」をダブルクリックします。
すると設定画面が表示されるので、「パラメーターの入力」タブで「スプレッド/足残時間表示」を「表示:スプレッド&足残時間」に設定します。
設定が終わったら、「保存」をクリックして保存ファイルを作成しておきましょう。
そして「OK」をクリックすれば、日本時間がチャートの下部に「現在のスプレッド」が、次のローソク足が表示されるまでの「足残時間」が右下に表示されます。
導入4:HT_Gridの導入方法
HT_Gridの導入方法は、以下の通りです。
最初にこちらのサイトへアクセスし、「MT4 HT_Grid」と書かれた最新の日付になっている項目をクリックします。
ページ下部にあるバナー(下図なら①の2カ所)をクリックすると、その下にダウンロードリンクが表示されます。
①をクリックすると、別タブで画面が起動しますが、閉じて大丈夫です。
その後、②をクリックしてダウンロードサイトへ移行し、「カートに入れる」をクリックします。
ダウンロードするためには、「GogoJungle」にて会員登録が必要です。
既に会員登録している場合は、
- メールアドレス
- パスワード
を入力して、「ログインしてレジに進む」をクリックしてください。
もし会員登録をしていない場合は、「会員登録をしていない方はコチラから」をクリックします。
「会員登録をしていない方はコチラから」をクリックすると、下記の画面に移行するので、
- メールアドレス
- ニックネーム
- パスワード
を入力して、「利用規約に同意して会員登録」をクリックします。
すると確認画面に移行するので、「レジに進む」>「注文を確定する」>「ダウンロードはこちら」とクリックしてください。
「ダウンロード商品」画面に移行するので、「HT_Grid」>「商品ファイル」をクリックして、ダウンロードを開始します。
ダウンロードが完了したら、ファイルを解凍しておきましょう。
MT4を立ち上げ、画面上のメニューバーから「ファイル」>「データフォルダを開く」>「MQL4」フォルダ>「Indicators」フォルダの順にアクセスします。
上記の「Indicators」フォルダに先ほどダウンロードしたファイル(※HT_Grid_V3.29.ex4)をコピーし、その後MT4をいったん閉じて、再起動しましょう。
(※コピーするファイルは、ファイル名の「HT_Grid_V」の後にある数字が一番大きいものが対象です。
またMT5なら、ファイル「HT_Grid_V3.08.ex5」をコピーします。)
MT4が再起動したら、「ナビゲーター」ウィンドウから「インディケーター」>「HT_Grid_V3.29」をダブルクリックします。
すると設定画面が表示されるので、「パラメーターの入力」タブの「時間背景色 オセアニア」などで各時間帯の色の変更が可能です。
設定が終わったら「保存」をクリックして保存ファイルを作成し、「OK」をクリックしましょう。
すると、チャート画面の下に各時間帯の時刻と設定した色が表示されます。
また「パラメーターの入力」タブで「縦軸表示」に関する部分を変更すると、表示される時間間隔を変更できます。
例えば「縦軸間隔 M5(分)」を「30」にすれば、30分ごとで表示されます。
まとめ:トレードスタイルに合わせて時間帯を選ぼう
ここまで各FX市場が開場している時間帯や取引が活発化する時間帯の日本時間、MT4やMT5で日本時間を表示させる方法を解説していきました。
- 各FX市場が開場している日本時間は、夏時間なら「ウィンリントン市場の5時」から「ニューヨーク市場の翌6時」で一巡している
- 値動きが活発化する時間帯は一日に4つあるので、特徴を押さえて取引する
- 日本時間を表示するインジケーターは4つあるので、目的に合わせて導入する
FX取引で最も大切なのは、自分の生活スタイルに合わせてどの時間帯でトレードするかです。
サラリーマンやOLなら日中のトレードは難しいので、早朝の「オセアニア時間」や夜中の「ニューヨーク時間」をメインにするといいでしょう。
反対に日中でも時間がある方は、8時以降の東京時間や16時以降の欧州時間も視野に入れてみましょう。
FXに限らず、投資の世界では退場しないことが大切です。
無理のない範囲で取引できる時間帯を選んで、取引していきましょう。
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