FX初心者が陥る「損切貧乏」と「チキン利食い」の対処法!

損切りばかりでジリジリ残高が減っている…

また目標値幅より浅いところで利食いしてしまった…

特にFX初心者は、事前に決めておいた利食いポイントや損切りポイントまでポジションをキープできずに再現性のないトレードをしてしまいがちです。

再現性のないトレードは長期的に見たら大きな損切りを誘発するような危険な行為なので、初心者のうちに卒業しておかなければいけません。

そこでこの記事では、FX初心者が陥りやすい損切り貧乏やチキン利食いの原因や対処法について解説していきます。

正しいトレード手法を身に付け、数年以上勝ち続けられる本当の実力を手に入れましょう。

目次

損切り貧乏とは

損切り貧乏とは、細かい損切りを積み重ねすぎて結果的に大きな損失を招く状態を指します。

1回のトレードで大きな損をしないためにも細かい損切りも有効ですが、特に初心者は適切な損切り位置がわからず大きな損失を極端に恐れており、冷静な正しい損切りができない傾向にあります。

例えば、画像のような上昇トレンドが形成されている場面での損切りはどれが正しいでしょうか。

  1. 直近安値を下回って上昇トレンドが崩壊する位置
  2. 長い上ヒゲが出て一時的な調整の値動きが考えられるタイミング
  3. 移動平均線を下抜けて上昇が一服するタイミング

どのタイミングで損切りするのも正しい判断ですが、トレンド相場で毎回同じ値動きになるとは限りません。

自身に合った損切り基準を決めて検証を行いルールを守れなければ、大きな損失に対する恐怖による損切り貧乏や全く損切りできずに最終的に耐えられなくなってしまう「塩漬け」に陥ってしまいます。

塩漬けとは、ポジションがプラスになるまで損切りをせずに放置するトレードを指し、いつかは上がるといわれやすい株においては有効な手法として知られています。

しかしレバレッジやボラティリティが高いFXにおいてポジションの放置は非常に危険なので、損切り貧乏と同じく長期的には大きな損失に繋がってしまうでしょう。

チキン利食いとは

チキン利食いとは、予想される利益確定ラインに到達する前のわずかな利益で利食いしてしまうトレードを指します。

上記画像のようなダブルトップ形成後ネックラインを割るチャートが形成されていれば、一般的にダブルトップと同じ値幅までは落ちていくといわれているため、①の部分で利確するのが好ましいでしょう。

しかし、「せっかく出た利益を逆転負けで失うのが怖い」と考えるトレーダーは、①まで到達せずとも早い段階の②で根拠なしに利食いしてしまいます。

チキン利食いを繰り返しつつも損切りも小さく済ませられるならまだ勝機はありますが、チキン利食いトレーダーの多くは損失を恐れるがゆえに損切り貧乏や塩漬けもセットでやってしまいます。

そのため、普段からチキン利食いをしているトレーダーは長期的に勝てる確率は非常に低く、勝てるトレーダーになるためには必ず矯正する必要があるでしょう。

「利食いは正義」とはよく聞きますが、間違った利食いは全く正義とはいえないでしょう。

また、全米証券業協会(NASDAQ)が2014年〜2015年に行った調査によると、負けトレーダーのほとんどは勝率は高いものの平均獲得pipsよりも平均損失pipsが高い結果となっています。

ここから推測されるのは、チキン利食いによって小さい利益を重ねつつも適切な損切りができずに塩漬けしてしまっているトレーダーが多いということです。

世界中で行われた4,300万件の取引データからの研究結果なので、チキン利食いは世界共通の問題だとわかるでしょう。

FX初心者が損切り貧乏に陥りやすい理由

FX初心者は、以下のような理由から損切り貧乏に陥りやすくなってしまいます。

それぞれ見ていきましょう。

手法の損切りが浅すぎるから

普段から使用している手法の損切りが浅すぎると、たとえ損失を恐れているという考えがなくとも損切り貧乏に陥ってしまいます。

あぁ、0.5pipsくらい損切りに引っかかって、その後思惑通りの方向に伸びて行ってた。。。
損切りラインを近く設定し過ぎて、損切り貧乏になっています。

引用元:X

XなどのSNSでも手法の損切り設定位置が近すぎるがゆえに損切りが多発してしまうという声は多く見られます。

例えば上記画像のようにレンジの往復を狙うエントリーをして損切りをレンジからすぐ上下にはみ出た位置に設定していいると、ロウソク足のヒゲで少しはみ出ただけでも損切りになってしまいます。

特に短い時間足になるとチャートのノイズは多くなってしまうため、レンジ相場でも一定の値幅を形成しないケースも多くあります。

手法通りの損切りは大切ですが、少し余裕を持った損切りにするのが大切なんですね。

また、トレンド相場でも損切りの余裕は重要な要素で、大きな視点で見るとトレンドが終わっていなくても下位足ではトレンドの終わりと再開を繰り返しています。

損切り幅を小さくしようとして下位足のトレンド終了で損切りをしてしまうと、上位足ではまだ伸びる余力があっても損切りしてしまうという勿体無いトレードになってしまうでしょう。

許容リスクが決まっていないから

許容リスクが決まっていないと損切り貧乏が起きやすくなってしまいます。

例えば30万円の証拠金で1回1万円を許容リスクとして確率的にいつか訪れる連敗も加味しておけば、連敗後も冷静に戦略を立てられるでしょう。

しかし、「大きな損失にならないうちに損切りしておこう」と感覚的な損切りをしていると知らないうちに大きな損失に繋がってしまう可能性も。

許容リスクを設定していないトレーダーは、画像のようにトレンド相場の小さな調整など損切りする必要のない部分でも簡単に損切りしてしまうため、損切り頻度は圧倒的に増えてしまうでしょう。

許容リスクは手法確立時に決めるケースが多いので、なんとなく損切りしているトレーダーは手法も固まっていない人が多いですね。

大きな損をするのが怖いから

損切り貧乏になっている人の中でも、以下のように大損をするのが怖いからという理由が最も多いでしょう。

ちゃんと分かってたのに、自分の分析を信じられなくて損切りした。信じられないのは経験値が足りないから?あと、SLがいつも浅すぎて損切り貧乏になる。含み損を見てるとそのまま底なし沼に落ちるような感覚になって切ってしまう。切ると上がる(下がる)パターン多々(;;)

引用元:X

FXはロットによっては数万円以上の金額が動く日もあるため、特に初心者にとってはプレッシャーが大きいものです。

特にFXでの一発逆転を狙う人は、大きな証拠金を入金して取引ロットも大きくなってしまうため勝敗による気分の上下も激しく、相場分析にも影響を及ぼしてしまいます。

例えば1ロットの取引でスプレッドが3pipsの通貨ペアにエントリーすると、-4,000円程度の損益からトレードがスタートします。

そこから少しでも逆行すると損益はすぐに-10,000円に達してしまい、数時間後にはさらに数万円の損失が広がっているかもしれません。

たとえ正しい分析ができていても金額による恐怖により信じられなくなり、本当は勝てたトレードでも損切りしてしまうため、勝ちのチャンスを逃してしまいます。

FX初心者がチキン利食いに陥りやすい理由

FX初心者がチキン利食いに陥りやすい理由には、以下のようなものが挙げられます。

ひとつずつ見ていきましょう。

利益が無くなるのが怖い

初心者だけではなく、多くのトレーダーは一度手に入れた利益を失う恐怖と闘いながらトレードを行っています。

利益を失う恐怖はプロスペクト理論と呼ばれ、脳の働きとして自然に湧き出てしまう考えなのです。

プロスペクト理論とは・・・何かを得る喜びよりも、何かを失う恐怖の方が大きく感じてしまう現象

この理論によると、1万円の含み益が出て10の喜びが発生しても、その後建値に戻ってしまい1万円を失う恐怖は20にも20にも膨れ上がってしまいます。

実際は利益確定しておらず金銭を得たわけでもないのに、含み益を失う恐怖からチキン利食いをしてしまいます。

プロスペクト理論はFX以外でも用いられ、人間の行動心理を研究した結果編み出された理論です。

遺伝子レベルで刻まれている行動原理なのでトレードのルール化やシステム化以外では対処できず、闇雲な努力では克服できないでしょう。

人によってはトレードをルール化しても繰り返し破ってしまうので、自動売買の導入など自身の手を介在させないような対策も必要です。

何年も負け続けているトレーダーは、プロスペクト理論に対する効果的な対策ができていないんですね。

大損をしやすいナンピンマーチン手法を使っているから

ナンピンマーチン手法は利益確定を細かく行い、含み損が発生したらナンピンによっていち早く利益確定を行う手法で、使い方によっては短期間で大きな利益を得られるのが特徴です。

しかしナンピンマーチンでは基本的に損切りが行われず、エントリーと逆方向に相場が進み続けると一発退場もありうるリスクの高い手法です。

場合によっては毎回の利食いは5pips程度、損切りは100pipsに及ぶなどリスクリワードがアンバランスすぎるのもデメリットでしょう。

利益が細かく積み上げられていき、含み損に関しては確定されていないため取り戻せる可能性があり、損失なく利益を得たいトレーダーが使いがちです。

しかし、画像のように経済指標などで大きな動きを見せれば数ヶ月以内、早ければ数日以内に破綻してしまうため、特に初心者はこの手法を使うべきではありません。

手法が定まっていない・守っていないから

手法を決めていないと利益確定の基準もわからないので、金額的に満足したりポジションがストレスになったりすると決済してしまいます。

先ほども説明したように、人はプロスペクト理論によって含み益はいち早く確定し、含み損は確定せずに価格が戻るまでポジションを放置してしまうでしょう。

最終的に大きな損切りをして相場から退場するのはほぼ確定しているため、手法が定まっていない段階で相場に参加するのは絶対に避けましょう。

しかし、以下のように手法を構築して利確指値まで入れているにも関わらず、手動でチキン利食いしてチャンスを無駄にしているトレーダーが多いのも実情です。

全部チキン利食いのなだけで気絶してたら指値で利確できてるのばっかりやな

引用元:X

根拠なしのチキン利食いで一時的に利益を積み上げると少しづつそれに依存するようになり、正しいトレードができなくなるほどに依存してしまいます。

勝てる手法があっても自制心がないと意味ないですね。

長期的に見て自制心もお金も失う最悪の結果を招くので、初心者のうちから手法を構築して検証を終えてトレードを行うのは必須条件といえるでしょう。

取引ロットが大きすぎるから

今日はハイレバでロットぶち込んだトレードしたらチキン利食い祭りになっちゃった。模索してまいります。

引用元:X

ハイレバレッジのトレードを行うと金額的プレッシャーが大きくなってしまうので、冷静な判断ができずにチキン利食いの原因になってしまいます。

最初は大きな利益を得られると思ったのに、いざポジションを持つと損益の動きが大きすぎてすぐに決済してしまった…

特に初心者に多い事例ですが、このように許容できる金額の動きが把握できていないのも大きな問題でしょう。

本来のFXはチャート分析やファンダメンタルズ分析によって「ここまでは伸びるだろう、ここまで逆行すれば戻ってこないだろう」という理論を軸にして戦っていくべきで、金額を元に戦略を立てるべきではありません。

その原理を理解せずに「何円欲しいから」という考えでハイレバレッジ取引を行うと、結局チキン利食いや損切り貧乏、塩漬けによる一発退場を強いられてしまいます。

そのため手法の構築は大前提ですが、自身のメンタルがブレず取引を行えるよう、ロットを下げて運用する必要があります。

損切り貧乏やチキン利食いを避けるための方法については、次項の「損切り貧乏やチキン利食いをなくす方法」で説明していきます。

損切り貧乏やチキン利食いの原因だけでなく、解決策もぜひ参考にしてくださいね。

損切り貧乏やチキン利食いをなくす方法

損切り貧乏やチキン利食いをなくすには、以下の行動を試してみるといいでしょう。

人によってどの対策が有効かは異なるため、トレードで大損する前にひとつずつ試していきましょう。

損切りと利食いの基準を決めた手法を構築する

損切りと利食いの基準を決めた手法を構築するのは、裁量トレードで勝ち残るための第一歩です。

手法の構築は以下の2ステップで行うといいでしょう。

  • エントリーの基準を決める
  • 損切りと利食いの基準を決める

エントリー基準に利用できるのはトレンドへの順張りや逆張り、レンジ相場のブレイクアウト、インジケーターのサインによるものなどさまざまです。

どの基準が使いやすいかは人によっても異なるので、ここでは誰もが使いやすく判断基準も明確なトレンドフォロー手法を構築します。

トレンドフォロー手法では、上位足もしくはチェックしている時間足のトレンドの押し戻りを確認してからその終わりと同時にトレンド方向へのエントリーをします。

そのため、ここでは複数時間足の根拠が揃う以下のタイミングを根拠にします。

チェックするポイントエントリーできるチャートの状態
上位足トレンドを形成している
下位足上位足と同じ方向のトレンドを形成している
押し戻り押し戻りが終わるタイミング

上記の条件に合致するチャートを探してみると、以下のように上位足と下位足が同じ方向のトレンドを形成しているチャートを発見しました。

このチャートの時間を進めてみると押し目が発生したので、トレンド再開を測るツールとして今回はフィボナッチ・リトレースメントを導入します。

フィボナッチ・リトレースメントは、波の50%か61.8%の押し目が発生した箇所でトレンドが再開しやすいといわれており、初心者にもわかりやすいサインといえるでしょう。

画像のように、61.8%の部分で押し目が弱まってきた段階でエントリーすれば、トレンド継続を見越して少なくとも直近高値までは利益を稼げるでしょう。

この手法の損切りに関しては、フィボナッチ・リトレースメントが最も効きやすい61.8%をロウソク足実体で割った部分にしてみます。

これで、以下のように手法が完成しました。

手法の基準根拠
エントリー基準①上位足と下位足のトレンドが合致し、押し戻りを確認する
エントリー基準②フィボナッチ・リトレースメントの50%か61.8%部分で押し戻りの勢いが弱まるのを確認してエントリー
利益確定基準トレンド進行方向の直近高安値で利益確定
損切り基準フィボナッチ・リトレースメントの61.8%をロウソク足実体で割る

このように、「トレンドは継続しやすい」「フィボナッチ・リトレースメントで押し戻りの終わりを判断しやすい」など有名な基準を参考に足跡で手法を構築しただけで、この手法が勝てるとは限りません。

FXの勉強をしながら「この根拠は使えそうだ」と思ったものをいくつか取り入れて手法を構築してみましょう。

また、手法構築後は過去チャートを使って擬似エントリーと決済をする検証を数カ月分以上、できれば数年分以上行いましょう。

根拠がそれぞれ正しいものでもチャートとうまく噛み合わなければ利益は出せないため、検証は必須です。

例えば今回構築した手法だと、損切り基準をフィボナッチ・リトレースメントで決めるよりもトレンドの完全否定にした方が長期的な利益を残せるかもしれません。

勝てるトレーダーになるためには、まずは時間をかけた手法研究が必要なのです。

損切りと利食い位置を決めてSL/TPを設定する

手法の構築だけでなく、損切りと利食いをSL/TP設定して決済を完全自動化するのもおすすめです。

先ほど紹介したように、相場参加への大前提といえるエントリー根拠と損切り、利食い位置を決めても損切り貧乏やチキン利食いがやめられないケースもあります。

その原因は、決済を手動にしており、感情的になった際にチキン利食いや損切りをする余地を残しているためです。

手法が固まっていればエントリー時に決済ポイントは明らかになっているはずで、あとはそのポイントまで待つだけです。

しかし、外出先でスマホを使ってポジションを確認してしまうと決済したい衝動に駆られる人もいるでしょう。

そのため、家のパソコンだけでトレードツールにログインしておき、外出先からはFXに触れられないような仕組み作りをするのも効果的です。

外出時にポジションを確認できないのはデメリットですが、余計な手出しを減らせるのであればメリットが上回りますよ。

プロスペクト理論なんかは感情で制御しきれない領域なので、仕組み作りで対策するのは良さそうですね。

取引ロットや証拠金を下げて精神的負荷を下げる

先ほど説明したように、ロットが大きすぎると精神的プレッシャーが大きくなってしまうため、自身が許容できる損益でトレードする必要があります。

どの程度のロットが許容できるかは人によりますが、1ロットという一見小さい数字でもUSDJPYの1日の値動きである約70pipsも持動くとおよそ10万円という金額が増減が発生します。

例えば、月収30万円のサラリーマンが1日で10万円を失うと考えるとゾッとしますね。

0.1ロットの取引で1日1万円の値動きでも月給に近い値動きが出るため、まずは最低ロットの0.01ロットでも十分でしょう。

特にロットが大きく間違った取引をする状態に慣れてしまうと、正しい取引ができるよう矯正するのも時間がかかってしまいます。

そのため、初心者のうちは極小ロットで正しい取引を体に覚えさせ、数ヶ月単位で徐々にロットを上げていくのがいいですよ。

ギャンブルと同じで、一度ハマってしまうと抜け出し辛くなってしまいます。

また、証拠金が大きいと損失が増えてしまったタイミングでイチかバチかのギャンブルトレードに走ってしまう人もいるので、それを未然に防ぐためにも証拠金は少なめに入金しておくのがおすすめです。

分割決済を活用する

チキン利食いを繰り返してしまう人には、分割利食いという手もあります。

たとえばトレンドフォローをしようとしても、直近高値や上位足ライン、長いヒゲの発生地点など、どこまでポジションをキープするかの判断は難しいでしょう。

そのため、たとえばポジションの半分を目立つ直近高安値で決済し、もう半分をさらに伸ばすというテクニックもあります。

ポジションが半分になれば金額的プレッシャーも半分になるため、チキン利食いの矯正にも繋がります。

これは損切りにも活用可能で、損切りラインに達していなくても値動きが逆行しはじめたらポジションの一部を決済します。

本来は全てのポジションを利確ポイント、損切りポイントまでホールドしなければ手法が持つスペックを活かしきれません。

しかし、早期決済を活かせば損切り貧乏やチキン利食いによる破滅の可能性を減らせます。

さらに、決めた箇所までポジションを持ち越すというトレーダーとしての忍耐力を養成するきっかけにもなりますよ。

分割決済を活用して継続的に利益を稼ぐ上級トレーダーもいますよ。

自動売買やミラートレードを利用する

チキン利食いや損切り貧乏は癖付いてしまうものなので、軌道修正が困難なレベルまで依存してしまっている人もいます。

そんな人には、自動売買やミラートレードによって取引を完全自動化するのもおすすめです。

  • 自動売買(EA)・・・プログラムが相場を定量的に判断し、エントリーから決済まで全自動で行ってくれるもの
  • ミラートレード・・・プロトレーダーの取引と全く同じポジションを自身の口座にも反映し、決済までプロトレーダーのコピートレードを行うもの

自動売買やミラートレードはSNSや各業者サイトなどさまざまな媒体で無料配布や販売がされていますが、勝てるプログラムは一握りといっていいでしょう。

具体的には、以下のようなプログラムが勝てる可能性と判断できるでしょう。

項目内容
手法の内容エントリーから決済まで、手法の内容と根拠が明確に示されているか
過去検証の有無手法の内容で過去検証が行われているか
数年単位の検証がされていると信頼できる
運用成績の有無手法を実際の相場で運用した実績が記載されているか
数ヶ月以上、できれば数年以上の実績が好ましい

これらの項目はすべて透明性のあるトレードをしてくれるか、自身の大切な資金を預けていいかの重要な判断基準になります。

無料で手に入れられる自動売買から有料販売、利益の数割を手数料として受け渡すプログラムまでさまざまなものがありますが、金額に関わらずツールと開発者を信頼できるかを判断しましょう。

なお、ナンピンマーチン型の自動売買はバックテストの成績が良くてもほとんどの確率で数ヶ月以内に破綻してしまうため、できれば手を出さないのが賢明です。

適切な勝ち負けを積み上げて長期間でのトータルプラスを目指そう

この記事では、チキン利食いや損切り貧乏の原因や対策方法について解説しました。

チキン利食いや損切り貧乏を引き起こす大きな原因は「利益は早く得たいうえに失うのは嫌だ、損失が大きくなるのはそれ以上に怖い」というプロスペクト理論から生まれる思考です。

人間の脳構造上この考えが生れるのは仕方ありませんが、対策しなければトレーダーとしての大成は望めません。

そのため、手法の構築や分割決済、SL/TPの設定などの仕組みづくりでトレードを制御していきましょう。

どの方法を試してもうまくいかない人は、自動売買やミラートレードなど、自分以外の基準に判断を委ねる方法もあります。

ただしツールによるトレードは、そのツールが信頼に足るものかを慎重に判断しなければいけません。

判断基準は検証結果や実績の公開有無、取引ロジックの信頼性など、トレードに関する知識がないとわかりにくい部分が多いでしょう。

そのため、どんな場合でもトレードについての深い勉強は必要となりますが、継続すれば長期的に勝てる確率は格段に上がります。

この記事で解説した内容を参考に、勝ちトレーダーへの第1歩を歩み始めましょう。

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この記事を書いた人

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