FXGTで出金拒否になる場合とは?プロが独自調査した結果を徹底解説!

設立が2020年とまだ間もないFXGTですが、SNSなどでは「出金拒否がある」という書き込みを目にします。
実際その噂は、本当なのでしょうか?

もし噂が本当なら、トレーダーにとって死活問題です。
貴重なお金や時間を費やして得た利益が出金拒否となると、それらが全て水の泡になってしまいます。

この記事では、FX会社の格付けサービスを提供しているWikiFXが、

FXGTの安全性について事実ベースで客観的に解説しています。

FXGTが安全に使えるFX業者か知りたい

という方は、是非参考にしてみてください。

目次

FXGTの安全性を基本情報から調査

FXGTの安全性を基本情報から調査するイメージ

FXGTの安全性を確かめるために、下記3点を確認しました。

検証項目

1.企業情報と特徴
2.取得ライセンス
3.ユーザーの資産保護

1つずつチェックしていきましょう。

基本情報1.企業情報と特徴

FXGTの企業情報は、以下の通りです

運営会社360 Degrees Markets Ltd.
設立2020年
登記国セイシェル
URLhttps://jp.fxgt.com/jp/home
カスタマーサポート電話番号なし
カスタマーサポートメールjpsupport@fxgt.com
チャットサポートあり
Facebookhttps://www.facebook.com/fxgt.en
Twitterhttps://twitter.com/fxgt_en_

2020年に設立したばかりですが、初心者でも利用しやすよう『カスタマーサポートメール』や『チャットサポート』などが用意されています。
また、FacebookやTwitterの公式SNSアカウントがあることから、宣伝にも力を入れていると見られます。

取扱商品・FX
・暗号資産
・貴金属
・エネルギー
・インデックス(投資)
・株式

など132銘柄
レバレッジ最大1000倍
口座タイプ・スタンダード
・スタンダードFX
・セント
・ミニ
・ECN
取引プラットフォームMT5
スプレッドEURUSD:1.4pips
EURGBP:1.7pips
GBPUSD:1.9pips
XAUUSD:0.3pips
最低入金額5ドル
入出金方法・クレジットカード
・bitwallet
・SticPay
・銀行送金
・暗号資産
ロスカット20%~40%
※口座タイプにより変動
ゼロカットあり
スキャルピング可能
両建て可能
※同一口座内のみ
ボーナス・新規登録ボーナス
・100%入金ボーナス
FXGT 基本情報

FXGTの特徴は、FXから暗号資産まで、幅広い銘柄をレバレッジ1,000倍で取引できることです。

また口座タイプが、

  • スタンダード
  • スタンダードFX
  • セント
  • ミニ
  • ECN

の5種類と豊富に用意されており、

多様なトレードスタイルで利用できるといった点がトレーダーから評価されているようです。

他にも以下のように、海外FX特有のサービスや制度を提供しています。

  • 残高がマイナスになってもゼロに戻してくれる『ゼロカット』
  • 証拠金として使える『ボーナス』

基本情報2.取得ライセンス

次に、FXGTの取得している金融ライセンスの情報を確認していきます。

金融ライセンスとは?

金融ライセンスとは、各国の金融監督機関が発行している『金融業の営業許可証』のことです。
取得をするためには、監督機関からの審査や、資金の預託が必要になる場合があるため、FX会社の信頼性を見極める上で重要な指標の一つと言えます。
取得難易度や規制の内容は、ライセンスを発行する国や機関によって異なります。

FXGTのライセンス取得状況

FXGTが取得しているライセンスは1つだけで、『セーシェル金融サービス庁(FSA)』のみとなります。

FXGTのライセンス取得状況・セーシェル金融サービス庁(FSA)のイメージ
ライセンス状況(掲載元:WikiFX)

セーシェル金融サービス庁(FSA)の公式サイトでの確認

FSA公式サイトでも、FXGTの運営会社「360 Degrees Markets Ltd.」が記載されていますので、ライセンス取得が確認できます。 

FXGTの運営会社360 Degrees Markets Ltd.の詳細
FSAの公式サイトでもFXGTの情報を確認できる
FSA登録情報及びライセンス情報詳細

FSA登録情報

  • 登録番号:8421720-1 
  • 登録住所:Suite C, Oion Mall , Palm Street, Victoria , Mahe , Seychelles 
  • 金融ライセンス番号:SD019

FSAライセンス情報

  • 正式名称:Seychelles Financial Service Authority 
  • 日本語名(略称):セーシェル金融サービス庁(FSA) 
  • 設立時間:2013年 
  • 公式サイト:https://www.fsaseychelles.sc/ 

FSAライセンスの信頼性

FSAライセンスの信頼性は、下記3つの理由から低いと思われます。

  1. セーシェルの金融庁は日本のほど、審査が厳しくない
  2. FX業者に対する監督や規制が無い
  3. オフショアライセンス

1.についてFSAにも一定の審査はありますが、
日本の金融庁のように『企業としての安定性』や『資本力の高さ』などの厳しい審査と要求がありません。 

なので、厳しい基準を設けている他のライセンスと比較すると、信頼性に欠けています。 

⒉の『FX業者に対する監督や規制が無い』について、FSA公式サイトのFAQにもお記載されています。 

Q:FSAはスポット外国為替を発行しますか?
A:FSAは外国為替市場を監督または規制していません。これは、セイシェル中央銀行の管轄下にあります。

出典:FSA公式サイト 

FSAライセンスを取得しても、『ライセンスを取得した』という事実しか残せません。 

FXGTに対して監督や規制が無いことから、信頼性は高くないと判断できます。 

理由3つ目は『オフショアライセンス』について説明いたします。 

オフショアライセンスとは、規制や税制面で優遇されている機関から発行されているライセンスのことです。 

オフショアライセンスは資本金管理の規制がなく、また企業内の資金を自由に移動することも可能なので、税金逃れに利用されるケースがよくあります。

さらに会計監査もありませんので、財政状況のチェックもありません。 

WikiFXでもFSAが『オフショアライセンスの可能性がある』としていることから、オフショア目的でFXGTが取得している可能性があります。 

ライセンス番号がSD019であるセイシェルFSAの規制は、オフショア規制であり、リスクにご注意ください。
現在のデータでは、このブローカーには日本の有効な規制がないことを示しており、リスクをご注意ください。

出典:WikiFX 
FX業社名ライセンス登録
XM SD010 
Exness SD025 
参考【同じライセンスを取得しているFX業者】 

基本情報3.ユーザー資産保護

ユーザー資産は、FXGTが倒産しても保護される可能性が高いです。 

その理由は2つあります。 

FXGTが倒産してもユーザー資産が保護される可能性が高い理由
  1. ティアワン銀行での分割管理
  2. 賠償責任保険の契約

1つ目は『ティアワン銀行での分割管理』です。 

ティアワンとは、国際決済銀行(BIS)が定めた銀行の自己資本比率に対する規制のこと。 

FXGTでは、ユーザー資産をティアワン銀行にて分割管理しています。 

そのため、万が一FXGTが倒産したとしても、

FXGTに預けた口座資金などは保護される可能性が高いです。

FXGTはお客様の資産が信用の高い格付けの金融機関に預けられるよう、ティアワン銀行とのパートナーシップの確立に常に取り組んでいます。 ティアワン銀行とのパートナーシップによりFXGTの事業運営を最高水準へと引き上げることが可能となります。 

出典:FXGT 

2つ目は『賠償責任保険の契約』です。 

FXGTでは、ユーザー資産への悪影響(過失、詐欺、経済的損失など)が生じた場合でも、最大100万ユーロまで補修できるFXブローカー向け賠償責任保険を契約しています。 

FXGTではお客様の資産をお守りするために、最大1,000,000ユーロを補償するFXブローカー向け賠償責任保険契約を締結いたしました。 
こちらの保険契約には顧客及び第三者に対する過失、不作為、詐欺、経済的損失をもたらす可能性があるその他のリスクに対する責任を補償します。 
こちらの保険契約により、FXGTが今後大きなリスクに直面した際にも、最大限お客様の資産をお守りすることが可能となりました。 
当保険に関してお客様が保険料のお支払いをする必要はございません。 

出典:FXGT 

FXGTは詐欺業者なのか?Twitterで口コミを調査 

FXGTが詐欺業者なのかどうか、Twitterで口コミを調査したところ、下記の口コミを見つけました。 

  1. 入金方法と出金方法が一致していないとマネーロンダリング扱いされる
  2. ボーナスから挙げた利益を出金拒否された  
  3. 出金が遅い 
  4. スムーズに出金できるし早い 
  5. 規約違反しなければ出金拒否されない 

口コミ1.入金方法と出金方法が一致していないとマネーロンダリング扱いされる 

この方は『カード→bitwallet』という順番で入金し、その後bitwalletで出金したら、出金拒否されたようです。 

FXGTの出金ルールとして、「カード入金があれば、入金額と同額までカード出金する」があります。 
どうやらこのルール違反で、マネーロンダリング扱いをされてしまったようです。 

また、

カード出金画面が無かった

とつぶやいていますが、カード出金画面を見落としている可能性があります。 

もし本当に表示されていなかったら、FX業者として致命的な欠陥と言えるでしょう。 

口コミ2.ボーナスから挙げた利益を出金拒否された 

こちらのツイートについて、FXGTでは、定期的にボーナスキャンペーンを開催しています。 

例:【入金ボーナスキャンペーン】初回入金100%&通常入金30%! 

入金ボーナスで獲得した利益を出金しようとしたら、
「利益が300ドルに達していない」ことを理由に出金拒否されたようです。 

このユーザーがどんなボーナスキャンペーンを利用していたかは不明ですが、キャンペーンには『注意事項』が記載されています。 

その中に「出金する際は、利益が300ドルに達していること」と、明記されていた可能性があります。 

口コミ3.出金が遅い

出金申請してから9~10日以上経過しても、出金されないケースがあるようです。 

FXGT側が「送金済み」と回答していても、銀行側で海外からの送金履歴が確認できないようでは、ユーザーは何もできません。 

送金トラブルが起きても「着金できないのはユーザーの自己責任」として、

FXGTでは対処しない方針をとっていると考えられます。 

口コミ4.スムーズに出金できるし早い 

上記のツイートは、bitwallet経由で出金できたユーザーの例です。 

口コミ5.規約違反しなければ出金拒否されない 

https://twitter.com/pondmanFX/status/1219599858740252674

「規約違反をしなければ出金拒否はされない」という投稿です。 

確かに、
規約違反を理由に出金拒否の対応を取るFX業者は多いです。 

問題はその判定の妥当性にあります。 

中にはユーザー側に過失がないにも関わらず、『規約違反あり』と認定して出金拒否をするFX業者もあるので、注意が必要です。 

WikiFXによる独自調査結果 

WikiFXによる独自調査結果 を解説するイメージ

WikiFXでは、FX業者を数値で判定する『スコア評価』や、ペーパーカンパニーでないかを調査する『現地調査』を行っています。 

結果は、以下の通りです。 

独自調査1.スコア評価結果 

WikiFXでは、下記の5つの指標から10点満点でFX業者を評価しています。 

WikiFX スコア評価の基準
  1. ライセンス:取得ライセンスの安全性 
  2. リスク:ユーザー資産の保証度合い・詐欺業者の可能性の低さなど 
  3. ソフトウェア:取引プラットフォームなどの利用環境 
  4. 事業:企業としての安定性・運営能力など 
  5. 規制:利用規約・出金ルールなどの厳しさ

FXGTのスコア評価結果は、以下の通り。 
WikiFX評価の詳細はWikiFX FXGTページでご確認頂けます。

≫WikiFXでFXGTの安全性をもっと詳しくチェックする

指標ライセンス登録
ライセンス 3.92 
リスク 8.22 
ソフトウェア 7.02 
事業 5.36 
規制 3.89 
総合点 5.98 
【FXGTのスコア評価(2021年11月12日時点)】 

総合点は『5.98』なので、FX業者としては平均点な部類に属します。 

一方『ライセンス』『3.92』と低く評価されています。 

その要因として、取得ライセンスが信頼性が高くないFSAの1つだけだからです。 
(取得ライセンスの詳細は、「基本情報2.取得ライセンス」を閲覧してください) 

『リスク』『8.22』と高く評価されています。 

高く評価されている要因として、 

  1. 公式サイトでの「ユーザー資産保護」明記 
  2. ティアワン銀行への分割管理 
  3. 賠償責任保険の契約 
  4. WikiFXでの詐欺報告なし 

の4つが考えられます。 

『ソフトウェア』『7.02』高い部類です。 

FXGTでは、海外FXで主流となっている取引プラットフォーム「MT4」の後継版、「MT5」を採用しているのが要因となっています。 

『事業』『5.36』と平均値です。 

設立が2020年と実績は浅いですが、FacebookやTwitterで広告を積極的に行っていることから、事業拡大など運営面で精力的な活動が評価しています。 

独自調査2.現地調査結果 

WikiFXの『現地調査』のコラムでは、現地オフィスへ実際に訪問し、ペーパーカンパニーであるかどうかを調査しています。 

2021年12月2日時点では、WikiFXによるFXGTの現地調査は行われておりません。 
そのため、FXGTのオフィスがペーパーカンパニーかどうかについては不明という状況です。 

WikiFX「真相公開」から口コミを調査 

WikiFXでは、ユーザーから寄せられる口コミも掲載しています。 

2021年12月2日時点で、まだ口コミはありません。 

FXGTで出金拒否になる出金ルールは3つ 

FXGTで出金拒否になる出金ルールを解説するイメージ

FXGTで出金拒否になる出金ルールは、3つあります。 

FXGTで出金拒否になる出金ルール
  1. 入金方法と異なる方法で出金はできない 
  2. クレジットカード/デビットカードで入金したら出金額は入金額と同額まで 
  3. クレジットカード入金から一定期間経過すると出金できない 

どんなルール内容で出金拒否になるか、詳しく把握しておきましょう。 

出金ルール1.入金方法と異なる方法で出金はできない 

FXGTには、『入金方法と異なる方法で出金できない』という出金ルールがあります。 

Q:入金方法とは別の方法で出金できますか? 

A:入金方法と出金方法は同じものである必要があります。 

出典:FXGT 

例えば、 

  • bitwalletで入金したら出金もbitwallet 
  • 銀行送金で入金したら出金も銀行送金 

とする必要があります。 

出金ルール2.クレジットカード/デビットカードで入金したら出金額は入金額と同額まで 

FXGTには、
『クレジットカード/デビットカード入金方法と異なる方法で出金できない』という出金ルールがあります。

Q:クレジットカード/デビットカードで入金した場合、入金した以上の出金はできますか?

A:クレジットカード/デビットカードで入金いただいている場合には、出金上限が入金額までとなりますため、
入金額以上の出金を行う場合には入金額を超えた金額に関してはbitwalletやSTICPAY、銀行送金などで出金する必要がございます。

出典:FXGT 

例えば、 

クレジットカードで20万円入金

利益が15万円発生したので全額出金

を行うとします。 
その場合の出金は、 

クレジットカードで20万円出金 
↓ 
銀行送金などクレジットカード以外の方法で、利益10万円を出金 

となります。 

出金ルール3.クレジットカード入金から一定期間経過すると出金できない 

FXGTには、『クレジットカード入金から一定期間経過すると出金できない』という出金ルールがあります。 

当社で採用しておりますクレジットカードペイメントゲートウェイの仕様上、ご利用いただきましたクレジットカードによっては、クレジットカードにてご出金リクエストをいただく際に、過去にクレジットカードによる入金を一定期間以前に行っている場合には、クレジットカードによる出金の一部または全部を行えない可能性がございます。 

出典:FXGT 

この出金ルールの「一定期間」というのが、どれだけの期間を指すのか不明です。 

しかしこの記載によると、
クレジットカード入金から時間が経ちすぎてしまうと、出金拒否の原因と認定される場合があるようです。 

FXGTで出金拒否になるペナルティは『口座凍結』|3つケース 

FXGTで口座凍結になり出金できなくなるケースを紹介するイメージ

FXGTで出金拒否になる代表的なペナルティとして、『口座凍結』が挙げられます。 

口座凍結になると取引はもちろんのこと、出金も禁止されますので、必然的に出金拒否となります。 

口座凍結は、規約違反で課せられるケースがほとんどです。 
詳細のケースは下記の3つケースであります。

FXGTで口座凍結になるケース
  1. 複数アカウントの登録 
  2. 別人でも同じIPアドレスだと複数アカウント所有の疑い 
  3. FXGTが悪質口座と判断 

ケース1.複数アカウントの登録

FXGTの規約には、下記の記述があります。 

7.6.
クライアントが異なるメールアドレスを使用して複数のアカウントを登録したと当社が判断または疑う場合、当社は事前の通知なしにすべてのアカウントを一時停止し、関連するすべての取引を無効にする権利を留保します。

出典:FXGT 

同一人物が最初に登録したメールアドレス以外で別にアカウントを開設すると、
『複数アカウントの所有』とみなされ、口座凍結します。 

ただし同一アカウント内で複数口座を所有することは、認められています。 

Q:同じメールアドレスを利用して複数のFXGTアカウントを作成することは可能ですか? 

A:同一主体による複数のFXGTアカウントの登録は禁止させていただいております。 
ただしFXGTマイページ内で複数のMT5口座を作成することは可能です。 

出典:FXGT

ケース2.別人でも同じIPアドレスだと複数アカウント所有の疑い

IPアドレスとは、インターネット上の住所のことです。

別人だったとしても、同じIPアドレスで複数アカウントの取引があれば、
FXGTから「同一人物が複数アカウントを所有している?」と疑われ、口座凍結される可能性が高いです。 

同じWi-Fiを通じて、家族ごとにアカウントを所有・取引をしているなら、注意が必要です。 

もしこのケースで口座凍結したとしても、解決方法としては、FXGTサポートへ連絡して同一人物でないことを証明すれば、口座凍結が解除されるようです。

ケース3.FXGTが悪質取引と判断

取引で下記に該当する行為をすると、FXGTの独自判断から悪質取引として扱われ、口座凍結されます。 

下記も規約の一部を引用します。

13.注文の実行の拒否

13.1クライアントは、当社が、金融商品の取引を目的とした指示の実行を含むがこれに限定されない投資または補助サービスの提供を、その裁量でいつでも拒否する権利を有することを承諾します。 )、クライアントに通知することなく。 

13.2当社は、クライアントの注文の実行が以下の可能性があると信じる合理的な理由がある場合、注文の実行を拒否するものとします。 
13.2.1市場の秩序ある機能に影響を与える 
13.2.2特権的な機密情報の悪用を構成
13.2.3違法な資金のロンダリングに貢献する
13.2.4会社の取引プラットフォームの信頼性または秩序ある運営に何らかの影響を与える
13.2.5金融商品の購入に関連するクライアントの注文ですが、関連する取引口座にそのような購入と該当する料金をカバーするのに十分な自由証拠金がない

13.3当社は、技術的またはその他のエラーが発生した場合、保留中の注文の実行を拒否する、および/または注文の始値/終値を変更する権利を留保します。 

13.4クライアントは、会社がクライアントの注文の実行を拒否した場合、注文の実行の拒否セクションに基づいて、契約に基づくクライアントの義務は影響を受けないままであることに同意します。

出典:FXGT 

上記を要約すると、下記の通りです。

FXGTが悪質取引と判断する行為
  1. 市場に影響を及ぼすような注文 
  2. 機密情報を知った上での取引(インサイダー取引) 
  3. マネーロンダリングに繋がるような取引 
  4. FXGTの技術的弱点を突くような取引 

1は、経済指標発表時などに行うハイレバレッジ取引や、ゼロカットありきの取引などです。 

2は、金融機関に勤めていたり政府機関の親族がいたりして、有利な情報を仕入れて取引した場合などが該当します。 

3は、マネーロンダリング(犯罪資金の出所を分からなくする行為)目的で、入金と出金を繰り返す犯罪行為などです。 

4は、アービトラージなどのように、システム環境の遅延など利用して利益を上げる行為です。 

これらに該当してしまうと、知らないうちに口座凍結されてしまう可能性もありますので、取引前にルールは確認しておくことが重要です。 

調査結果:FXGTの安全性は並程度 心配であれば国内FX会社を使うべき

ここまでFXGTに出金拒否があるのかどうかを、安全性から出金拒否に繋がるケースまでを取り上げて解説してきました。

結論として、FXGTには規約違反による出金拒否の事例はいくつかあるようです。
ただ、業者都合の理不尽な出金拒否等、詐欺が行われているような情報も特に見受けられませんでした。

WikiFXで収拾したデータを基にすると、安全性は並程度と言えるでしょう。

ここまでFXGTの安全性について検証してきましたが、

WikiFXでは資金の安全性やサービスクオリティの高さが証明されている国内FX業者の利用を推奨しています。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

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この記事を書いた人

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