MT5で仮想通貨をトレードしたい!
仮想通貨は為替FXよりもボラティリティがあり、土日も取引できるので便利な投資銘柄です。
MT5では様々なカスタムインジケーターやEAを使えるので、MT5を使って仮想通貨取引を行えば、取引を有利に行えます。
- MT5で仮想通貨取引を行うメリット
- MT5で仮想通貨のチャートを表示させ取引を行う方法
- MT5で仮想通貨取引ができる取引所の詳細

早速仮想通貨取引を行う方法について知りたい人は「MT5の仮想通貨のやり方は?」から読み進めてください。
MT5で仮想通貨を取引するメリット


ビットコインを始めとする仮想通貨取引は、今や時代の主役ともいえる話題性がある投資方法です。
仮想通貨取引を行う方法は様々ですが、中でもMT5を使ったメリットは魅力的です。
MT5で仮想通貨を取引するメリットは大きく分けて以下の3つのメリットがあります。
- スペックが高いプラットフォームで快適にトレード
- 豊富で自由度の高いカスタムインジケーターで高度な分析が可能
- 高性能で種類が豊富なEAを使用可能
それぞれ詳しく解説していきます。
スペックが高いプラットフォームで快適にトレード
日本の証券会社では、会社ごとに自前のプラットフォームを用意しているところが多いですが、海外のFX業者の場合、MT4やMT5をプラットフォームとして使用しているところが大半です。
それくらい優れたチャートツールということです。
特にMT5はMT4の後続機として開発され、MT4よりもスペックが高い高性能なチャートツールとなっており、更新が止まっているMT4と違い現在でも更新が続いています。
従来の問題点であったMT4のカスタムインジケーターやEAとMT5との互換性がないという問題も、変換ソフトの発達によって解決されつつあります。
世界でも最高クラスのチャートツールで、今話題の仮想通貨を取引できれば、他のトレーダーよりも一歩先んじて有利な取引を行う事ができるでしょう。
豊富で自由度の高いカスタムインジケーターで高度な分析が可能
MT5の特徴といえば、豊富で自由度の高いカスタムインジケーターです。
ユーザーが参加し、新たなカスタムインジケーターを開発するので、拡張性は群を抜いて高く、一種のコミュニティツールとしても機能しています。
カスタムインジケーターの自作には資格はいらないため、様々なユーザーが開発に参加し、ユニークで優れたカスタムインジケーターが多くのトレーダーに愛用されています。
インジケーターというと、移動平均線やボリンジャーバンドなどの専門的な分析ツールを思い浮かべるトレーダーは多いと思いますが、例えば、トレンドラインの自動描写やチャートパターンの抽出など、テクニカル分析の手間を省いてくれるようなユニークなお助けツールも多いのがカスタムインジケーターの特徴です。
インジケーターを使わないと決めているトレーダーであっても、MT5のユニークなカスタムインジケーターを見れば使いたいと思うでしょうし、使わないと損だとすら思うでしょう。
MT4と比べるとカスタムインジケーターの数は少ないMT5ですが、前述した変換ツールも存在もあり、MT4よりもMT5の方が時間足が増えているので、より高度な分析が可能となっています。
以下の記事はMT5のカスタムインジケーターの導入の仕方やカスタムインジケーターの例について解説しているので参考にしてください。






高性能で種類が豊富なEAを使用可能
EAとはMT4とMT5専用の自動売買プログラムのことです。
EAの種類は膨大で、国内と国外含めたあらゆる自動売買システムを、EAで実現が可能となっています。
MT5は世界的に使われているプラットフォームなので、使用する会社を変えても、MT5は使い続けられるという特徴があります。
業者を変えても、気に入ったEAを使い続けられるのはMT5のメリットと言えるでしょう。
例えば、ある証券会社の自動売買システムが気に入って運用していたとしましょう。
しかし、何らかの理由によりシステムが使えなったり、利便性が悪くなる可能性もあります。
常に勝てる自動売買システムも存在せず、MT5のEAを使用していれば、最新の情報が常に入手できるので、新しいEAに挑戦することの可能です。
特にMT5の場合は、デモ口座でEAを使用できる場合も多いので、EAを試したい放題試すことができるのです。
自動売買にとって、これ以上の利点はないというくらいの利点ですよね。
仮想通貨の場合、為替と違って土日も取引が行えるので、自動売買との相性も良いです。


MT5の仮想通貨のやり方は?


MT5の仮想通貨取引のやり方をPC版とスマホ版に分けて以下の項目から解説していきます。
- MT5で仮想通貨を表示させる方法(PC版)
- MT5で仮想通貨を取引する方法(PC版)
- MT5で仮想通貨を表示させる方法(スマホ版)
- MT5で仮想通貨を取引する方法(スマホ版)
MT5で仮想通貨を表示させる方法(PC版)
MT5を起動させ、下の画像のようにMT5上部メニューにある「表示」をクリックし、「気配値表示」をクリックします。


気配値が表示されたら、「クリックして追加」をクリックし、追加したい仮想通貨のペアを記入します。
下の画像の例はXMを使用した場合です。
使用できる通貨ペアと表記方法は利用する取引所によって異なります。


XMの場合は、ビットコインを取引しようと思う場合以下の3種を取引可能です。
- BTCEUR
- BTCGBP
- BTCUSD
銘柄を追加した後は、銘柄をドラッグしチャート画面に持っていけば現在表示されているチャートに表示されます。


新規のチャートを追加したい場合は、下の画像のように気配値に表示されたチャートに表示させたい銘柄の上で右クリックし、「チャートウィンドウ」をクリックしてください。


仮想通貨のチャートの表示方法は以上です。
しかし、銘柄一覧から取り扱っている全ての仮想通貨の銘柄を見てチャートに表示させたいという方もいると思います。
利用したい全ての仮想通貨の銘柄を見たい場合は、気配値のメニューのどの銘柄でもいいので右クリックします。
すると下の画像のように「銘柄一覧」が表示されるのでクリックしてください。


利用している取引所で利用できる銘柄一覧が表示されます。
仮想通貨の場合は、「Cryptocurrencies」を選択してください。
XMの口座であるスタンダード口座で扱える銘柄一覧を表示させるため、「Standard」をクリックすると、利用できる仮想通貨の一覧が表示されます。


上の画像の③の中にある銘柄をクリックすると「$」マークが黄色くなります。
黄色く変化すれば、計配置表示メニューに追加が可能です。


気配値メニューから銘柄を消したい場合は、「$」マークが黄色くなっている銘柄の上でクリックし、「$」マークの色を消せて馬、気配値メニューの銘柄も消えます。
気配値メニューに銘柄を追加したら、前述した方法で、銘柄をドラッグするか右クリックからの「チャートウィンドウ」をクリックすれば、仮想通貨のチャートを表示可能です。
MT5で仮想通貨を取引する方法(PC版)
取引したい仮想通貨のチャートをクリックし、下の画像のようにMT5上部メニューの「新規注文」をクリックします。
すると注文画面が出現するので売買が可能です。


MT5で仮想通貨を表示させる方法(スマホ版)
MT5のアプリをインストールした後、利用している業者の口座にログインを行い、気配値の画面に移動し、下記の画像のように右上の「+」のマークをタップします。


シンボルの追加の画面に移動するので、「Cryptocurrencies」の項目をタップします。
下の画像の例ではXMを使っているので、「Cryptocurrencie/Standrad」をタップしますが、扱う取引所によって名称は異なるので、基本的に「Cryptocurrencies」という項目が含まれていれば問題ありません。


下に銘柄が展開されるので、取引したい銘柄をタップします。


タップすると銘柄が消えます。
今回は赤枠で囲ってある「BCHUSD」「BTCUSD」「ETHUSD」「LTCUSD」の4つの銘柄を選択しタップしました。
シンボルを追加をタップし気配値のメニューに戻りましょう。


実際に適用されているのか確認します。


気配値のメニューに「BCHUSD」「BTCUSD」「ETHUSD」「LTCUSD」の4つの銘柄が加わったことが確認できました。
チャートに表示させたい銘柄をタップすると、以下の画像のようなメニューが出てくるので「チャート」をタップすればチャートを表示させたい銘柄のチャートを表示可能です。


実際にチャートを表示させた画像が以下のものとなります。


銘柄を削除したい場合は、気配値メニュー右上の「鉛筆」のマークをタップしてください。
選択されたシンボルという画面に移動するので、右上の「ゴミ箱」のマークをタップします。


削除したい銘柄にチェックを入れて再度「ゴミ箱」のマークをタップすれば、気配値から銘柄が消えます。


MT5で仮想通貨を取引する方法(スマホ版)
気配値の画面から、取引を行いたい仮想通貨の銘柄タップして下の画像のようにメニューを表示させます。


新規注文をタップしてください。
すると下の画像のように注文画面が出現するので売買が可能です。


MT5で仮想通貨を取り扱っている取引所は?


MT5で仮想通貨取引を行う事のメリットは大きいのですが、現在は国内の取引所ではMT5での仮想通貨の取引を行っているところはありません。
なので、海外FX業者を使うしかありませんが、海外FX業者は日本の金融ライセンスを取得していないのです。
法律違反ではありませんが、利用はグレーな部分があり、将来的に何らかの制約がかかる可能性もあります。
海外FX業者を利用した場合、税金も分離課税ではなく総合課税になります。
国内の場合はいくら収益を上げても、一律20.315%の税率なのに対して、海外FXの場合は最高で55%の税率になるので注意が必要です。
海外FX業者の利用はおすすめしませんが、MT5の仮想取引が行える取引所を以下の項目から紹介していくので、利用する場合は自己責任でお願いします。
- Bitterz(ビッターズ)
- FXGT(エフエックスGT)
- CryptoGT(クリプトGT)
- XM Trading(エックスエム)
- TITANFX(タイタンFX)


Bitterz(ビッターズ)
Bitterz(ビッターズ)は金融ライセンスを取得しておらず、2020年にサービスを開始した新しい取引所となっています。
かなり新しい取引所ですが、日本人が立ち上げた取引所でスタッフも日本人がいるので、日本語での対応も行ってくれます。
レバレッジが888倍まで利用可能です。
ただし、レバレッジは口座残高によって、5倍まで下がります。
以下がBitterz(ビッターズ)のレバレッジ制限の一覧表です。
JPY口座 | レバレッジ |
---|---|
25,000円未満 | 888倍 |
25,000~ 50,000円未満 | 500倍 |
50,000円~100,000円未満 | 400倍 |
100,000円~200,000円未満 | 300倍 |
200,000円~300,000円未満 | 200倍 |
300,000円~500,000円未満 | 100倍 |
500,000円~1,000,000円未満 | 50倍 |
1,000,000~2,000,000円未満 | 25倍 |
2,000,000円以上 | 5倍 |
デメリットとしては、取引通貨の種類が少ない点で、メジャーなものはありますが、マイナーなものはなく、合計で22種類で取引を行えます。
取引通貨数は少ないですが、ビットコインをメインに取り扱っており、最小ロット数などが他の銘柄よりも優遇されているので、ビットコインを扱うのに特化したサービスとなっています。
30%入金ボーナスや口座開設で5,000円から10,000円相当のボーナスももらえるので、ボーナスで取引を行っても良いでしょう。
FXGT(エフエックスGT)
FXGT(エフエックスGT)の仮想通貨の最大レバレッジは1,000倍で最低レバレッジは20倍です。
以下がFXGT(エフエックスGT)のレバレッジ制限の一覧表となります。
取引額(ポジション量) | 最大レバレッジ |
---|---|
〜3,000ドル | 1,000倍 |
〜10,000ドル | 500倍 |
〜50,000ドル | 200倍 |
〜100,000ドル | 100倍 |
〜200,000ドル | 50倍 |
200,000ドル以上 | 20倍 |
FXGT(エフエックスGT)はポジションの保有量によってレバレッジ制限が発生します。
銘柄によってレバレッジの制限が異なり、上記の表のレバレッジ制限が適用されるのは、
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- リップル(XRP)
の5つの代表的な仮想通貨ペアです。
FXGT(エフエックスGT)の最大の特徴はスワップフリーによるマイナススワップの中止でしょう。
仮想通貨取引を行おうとしてポジションを保有するとマイナススワップが発生し、ポジションを保有しているだけで、資産が減り続けてしまいますが、FXGT(エフエックスGT)でポジションを保有した場合は、マイナススワップが発生しません。
CryptoGT(クリプトGT)
CryptoGT(クリプトGT)の特徴としては日本円建てでビットコインやイーサリアム、リップなどといった仮想通貨を取引可能であるという点です。
レバレッジは最大500倍で最小で5倍となっています。
ビットコインのスプレッドが広めであることがデメリットですが、アルトコインのスプレッドは狭い傾向があります。
CryptoGT(クリプトGT)では取引手数料は無料なので、取引にかかるコストはスプレッドとスワップポイントのみです。
ただし、1日に6回スワップポイントが差し引かれるので、長期のポジションの保有には注意が必要です。
レバレッジの変更をサポートに連絡しないと変更できないという点も、Lotで調整できるとはいえ多少不便な点でしょう。
ロスカット水準が100%であるというのも、海外の業者にしては高いです。
XM Trading(エックスエム)
XM Trading(エックスエム)といえば、日本人の人気ナンバーワンの海外FX業者ですが、2022年5月24日から仮想通貨CFDの取引が再開されました。
しかし、日本の会社のように信託保全ではないので、会社の倒産に対するリスクは高いです。
特に海外FX業者はゼロカットを導入しているので、ショック相場が起こると大手の会社であっても倒産します。
XM Trading(エックスエム)であっても例外ではないので、人気がある業者だからといって日本の証券会社と同じように信用することはできません。
レバレッジは最大250倍と低めですが、XM Trading(エックスエム)では仮想通貨以外にも、FX通貨ペアが57種、貴金属4種、商品先物8種、現物株式指数18種、先物株式指数11種、エネルギー5種、そして仮想通貨31種と豊富な銘柄で取引が可能です。
XM Trading(エックスエム)は海外FX業者によくある何か特化しているタイプというよりも、色々な業者のいいとこどりをした万能型の取引所なので、仮想通貨以外の取引もMT5で行いたいという場合は、XM Trading(エックスエム)を利用すると良いでしょう。
TITANFX(タイタンFX)
TITANFX(タイタンFX)は、レバレッジ500倍で、レバレッジ制限がない高額取引者向けの取引所ではあるのですが、仮想通貨の場合はレバレッジが最大20倍となっており、あまり高いレバレッジではありません。
NDD方式を採用していて、トップクラスの約定力がありますが、基本的にボーナスがないというのが、TITANFX(タイタンFX)の特徴です。
スプレッドが狭いことから、スキャルピングトレーダーに愛用されている取引所でもあります。
スプレッドが狭いといっても、変動制で国内の証券会社と比べると広いので注意が必要です。
狭いというのは、あくまでも海外FX業者の中では狭いということです。
仮想通貨の取引時間が、為替と同じく土日が休みである点がデメリットと言えます。
なお、仮想通貨の海外情報サイトのBITNAVI(ビットナビ)でも、「仮想通貨海外取引所ランキング!おすすめ比較」で紹介しているので参考にしてください。
対応取引所のEAと取引時間について


MT5で仮想通貨取引をするにあたりメリットとなる点としては、EAが使用できる点です。
仮想通貨取引と為替の違いとして、仮想通貨の場合は土日もボラティリティがあり、土日でも取引ができるという点もあります。
対応取引所の特徴のまとめとして、上記2点を集中して解説し、違いをまとめたので以下の項目から参考にしてください。
- 無料EAが使える取引所は?
- 土日も取引できる取引所は?
無料EAが使える取引所は?
紹介した取引所はMT5をプラットフォームとして使用できるので、無料でEAが使うことが可能です。
無料だからといって有料のものより成績面で劣っているわけではありませんが、保証やサポートがないというデメリットはあります。
EAは確かに膨大に存在していますが、成果の出るEAは既にトレーダーによって発見されて広まっている状態なので、調べてればEA選びで迷うことは少ないでしょう。
MT5のEAは世界中のトレーダーが厳選して使っているので、信頼度は高いです。
FXGT(エフエックスGT)は無料でVPSも利用できます。
EAを行う場合は、パソコンを付けっ放しにするかVPSを利用しないと稼働しないので注意してください。
当サイトでもVPSを取り扱っているのでもしよかったら下記の記事を参考にしてください。


土日も取引できる取引所は?
Bitterz(ビッターズ)、FXGT(エフエックスGT)、CryptoGT(クリプトGT)、XM Trading(エックスエム)の仮想通貨取引は24時間365日利用可能です。
TITANFX(タイタンFX)の場合は仮想通貨であっても土日は取引は行えません。
ただし、メンテナンス時間は別に存在するので、公式サイト等で確認が必要です。
MT5で仮想通貨取引を行おう!


「MT5で仮想通貨取引を行いたい!」ご要望にお応えすべく、具体的なMT5での仮想通貨取引のやり方をチャートの表示方法から取引まで画像付きで解説してきました。
MT5で仮想通貨取引を行うメリットについても詳しく解説しました。
- MT5で仮想通貨取引を行うメリット
- MT5で仮想通貨のチャートを表示させ取引を行う方法
- MT5で仮想通貨取引ができる取引所の詳細
仮想通貨取引は近年爆発的に流行ったので、投資に興味がない人でも知ってるほど有名です。
MT5もMT4の後続機で今後世界中に更に性能の高いプラットフォームが流行っていくことは間違いがありません。
MT5で仮想通貨取引を行う事は、時代の最先端の投資方法であり、素晴らしい投資のチャンスが眠っています。
記事を読み、MT5での仮想通貨取引のやり方をマスターして、投資を成功させてくださいね。
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