たむの週間分析レポートUSDJPY|2023年10月06日

今回はドル円について分析していきます!

目次

4H足分析

ぱっと見の印象ですが、明らかな上昇トレンドを形成しているように見えます。

現在は2012年から続く上昇トレンドの真っ最中であり、短期でのエリオットも5波目ということもあり、どこまでこの上昇が続くのか、分らない状態です。

4H足だけ見ていると、このままずっと上昇していきそうな雰囲気を醸し出していますが、10/3に大きな急変動が起こり、多くのロングポジションを持っていた方が損切にあったのではないかと思います。

ですがダウ理論的には安値を割ってはいないので、4H足レベルでのトレンドはまだまだ崩れていないということになります。
この後、少しレンジ相場になりそうではありますが、それを判断するのは何度も安値と高値を行き来するようになってからです。

ちょうどドル円以外のクロス円がそのような相場を形成しているので、参考にしてみてください。

話を戻すと、『この上昇はいつまで続くのか?』ということがあなたの最も知りたいことだと思います。
結論から言うと、『僕はもうこの上昇は長くは続かない』と思っています。

その理由として、見ていただきたいのが、【月足】です。

普段FXという投資の中でも短期取引をメインにしている方達はあまり見ていないかもしれません。
ですが、チャートの中で日足~月足でのチャートパターンや水平線はとても重要なポイントになることが多いです。

その月足では現在下のような形を作っています。

月足分析

とてもわかりやすいぐらい、エリオット3波の進行中です。

3波はエリオット波の中で最も伸びると言われているのは御存じかと思います。

それではその3波真っ最中なのに、僕は「今の上昇は長くは続かない」といったのか?

それは3波の特徴に由来します。
【3波は1波と同じかそれ以上伸びる。】という性質を持っています。

1波開始(76.1)~2波開始(125.8)までが約5000pips、2波終了が102.5という状況で、現在のレートは148.6です。
最高地点は150.1となっています。

2波終了地点から約4800pips(150.1ー102.5)程上昇して、1波分の値幅伸びかけていると予測されます。

もちろんこれ以上伸びる場合もあるのが3波ですが、このタイミングでの急落、しかも前に為替介入のうわさが流れたのもこのレートとなります。
長い上昇に見切りをつけて、下落を狙いだすトレーダーがいてもおかしくない状況です。

ですが、現時点ではダウ理論もチャートパターンも転換の兆候は出ていませんし、取引するにしても数か月レベルのスイングトレードになることが予測されます。

スキャルピング~デイトレードメインの方は、下落へ転換後の下落戦略を待った方がいいかと思います。

現在のドル円の値段

それでは、今週もいいトレードを!

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