たむの週間分析レポートEURAUD|2023年10月09日

今回はユーロ豪ドルについて分析していきます!

目次

4H足分析

ぱっと見の印象ですが、大きな流れでは上昇トレンドを形成していて、短期的には下落しています。
大まかに上昇している中での下落なので、下落へ転換しているのではなく、さらに上昇へ向かうための押し目であることが読み取れます。

4H足ベースの戦略をセオリー通りの順張りで考えると【上昇戦略】ということになります。

それでは次の注目ポイントはどこなのか?

それは【直近の下降がいつ終了し、転換していくのか?】ということです。

僕がトレンドの判断をする時に用いているものはダウ理論であり、インジケーターはほとんど使用していません。
ダウ理論は連続する高値安値の推移に注目するもので、僕のチャートは、4H足の大きな波を紫、15M足の細かい波を紺色の横線で表しています。

4H足での上昇トレンド終了は前回安値である1.62900のレートを下回った時。

直近の部分を見てみると、近づいてはいるものの、完全に下割れているとは言えません。

ですので、4H足でのトレンドは上昇継続中ということになります。

4H足での上昇トレンド継続となるのは前回の高値(1.70800)を超えたときになるので、レンジを形成するにしても現レートから400pips程は上昇しないと前回高値まで到達しないということになります。

4H足ではまだ転換は起きていなかったので、下位足を見ていきます!

15分足分析

まずぱっと見は、下降から上昇へV字回復しているという印象です。

15M足だけを見ていたら何やらレンジっぽい感じもするし、直近は上昇していますし、よくわからない状態になっています。

ですが、今回は事前に「4H足上昇トレンド中の押し目」という前提がありますので、詳しく見ると、下落から上昇へV字回復しているのは分かります。

それでは注目ポイントとしては、「いつトレンドが切り替わるのか?」ということです。

ここもダウ理論を使って判断していきます。

下降トレンドが終了するタイミングとしては、下降トレンド中、最後の高値を上に抜けたらです。

このチャートでいうと1.65740のレートで、ちょうど左の橙〇がその部分になります。

現在はこのレートを上に抜けており、下降トレンドが終了していることになります。

さらに4H足で引いていた切り下げラインもほぼ同時に抜けており、その後のリターンムーブも下落継続ではなく、上昇方向へ折り返していることから、15M足では下降トレンドが終了し、上昇トレンドへ転換しているのが分かります。

15M足では既に上昇トレンドへ転換しているので、4H足の押し目の部分は終了となっています。

4H足、15M足ともに上昇方向へ向き始めているので、トレンドフォローとして狙いたいのは上昇方向ということになります。

現在のユーロ豪ドルの値段

それでは、今週もいいトレードを!

注意事項

本サイトのコンテンツは、あくまでも情報提供を目的としたものであり、トレードの判断を促すものではありません。これらのコンテンツから得られる情報によって生じた一切の損害について、弊社及び記事執筆者は責任を負いません。加えて、記事の修正・変更が生じた場合についても、弊社はこれを通知する義務を負いません。
また、本サイトに掲載されているコンテンツの著作権は全て『Wiki Co.、Limited』に帰属しており、著作権法、関連条約・法律で保護されています。当サイトのテキスト・画像の無断転載・複製は固くお断りいたします。

取引に役立つ情報をあなたの元に
WikiFXアプリはこちらから

アプリ画面
この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする