今回はユーロ円について分析していきます!
4H足分析
現在のユーロ円(クリックで参考レートをご覧ください)、日足以上では近年の円安の影響からずっと上昇トレンドを形成しています。
自然とトレードの戦略も上昇方向へポジションを取っている方が多いのではないかと思います。
直近の動きに注目して見ても、23年11月に高値(164.500)を付けてから急落、153.125を付けた12月からずっと高値安値の切り上げ状態が続いている状態です。
小さい波での高値158.990を上に抜けていることからも直近のトレンドでも上昇が継続となる動きを見せており、小さい波での安値152.220を下に割れるまでは164.500を超えるのを目指して上昇トレンドが継続していきそうな相場です。
ですが、11月の急落を見て、下落の可能性が浮かんできています。
今は切り上げラインが引けるぐらいわかりやすい上昇トレンドを形成していますが、急落に対しての戻りが61.8%のラインに到達しており、ちょうど折り返しとして意識されるレートに来ています。
ただ急落に対しての戻りなのであれば、ここから上昇が継続する可能性もありますが、左側の上昇154.34を安値とした場合、この急落をWトップからの下落、エリオット1波として仮定することができます。
そして、現在の上昇を調整の2波としたときに、ちょうど折り返しでよく使われるフィボナッチの61.8%まで来ています。
まだ小波安値の152.220を割っていないので、短期でもダウ理論は崩れていませんが、重要なレートになってきます。
またレートだけでなく、ここ付近の動きでチャートパターンが形成されそうになってきたら、ここが2波として認識されていることが分かります。
15M足分析
現在の15M足の動きとしては高値安値切り下げの下降トレンドを形成しています。
これは、4H足の前回高値である158.990を超えて上昇トレンド継続が確定した後の調整局面として捉えるのが自然です。
一番下の黒四角に注目すると、Wボトムのような形を作っており、ここから上昇していく可能性を示唆しています。
ですが、まだ安値を切り上げる状態にはなっていないので、これだけで上昇のポジションを持つのは危険です。
上昇して、Wボトムの安値である158.550よりも上で折り返すような動きをしたときは短期で上昇ポジションを持つのはありだと思います。
しかし、このあとの上昇がめちゃくちゃ重要で、現在4H足での新高値、160.150を超えるかどうかがポイントで、もしそこまで届かずに折り返してくる場合、4H足での下落エリオット:3波がスタートになるので一気に下落に力が入ることになります。
ユーロ円の参考レートはこちらをご覧ください。
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