4H足分析
現在ユーロドル(クリックで参考レートをご覧ください)の大局的なトレンドは上昇しているものの、最近は下降トレンドが形成されています。
しかし、これは上昇トレンドの中の一時的な調整(押し目)と捉えることができます。
そのため、注目すべきは「再上昇するタイミング」の特定です。
ダウ理論に基づくと、4時間足での大きな流れの最低点は1.07230であり、一時的にこれを下回る動きが見られましたが、実際には影が下を突き抜けただけで、その後は反転上昇しています。
このことから、上昇トレンドがまだ継続していると見ることができます。
1.07230を明確に下回る大きな陰線が現れた場合、下降の勢いが強まっていると判断し、多くのトレーダーは下降トレンドの継続を見込むでしょう。
最近1~2日の間には上昇しており、これは直近の下降トレンドの中での反発、または調整局面と見ることができます。
ここで重要なのは、下降の力を上回る上昇の力を見つけることです。
これはトレンド転換の兆しとも言え、ダウ理論では安値の切り上げがその兆しです。
前回の安値に向けては下落していますが、その安値を割り込むことなく、さらにはそのレベルに達することもなく上昇に転じる場合、下降の力が上昇の力に負けていると判断できます。
15M足分析
15分足では、左側の急落を含む下落に続き、右側で徐々に上昇しています。
全体として見ると、15分足での短期トレードが難しい状況にあります。
15分足でのトレードポイントは主に2つです。
- 下降トレンドの反発を狙った短期トレード
- トレンド転換を待つ
前者は4時間足の直近の下降トレンドに沿った順張り戦略です。現在上昇傾向にあり、急騰急落が多いため、今後の動向が予測しにくく、短期トレードではストップロスを短く設定せざるを得ず、結果としてリスクリワード比が悪くなる可能性があります。
トレンド転換の判断は15分足だけでは難しいため、4時間足で引かれた下降トレンドラインを基準にします。トレンド転換は通常、高値と安値の推移で判断されますが、15分足だけで判断しようとすると細かすぎて方向性を見失いがちです。そのため、上位の時間足で引かれたラインを目安に転換を判断し、そのラインをしっかりと上抜けるのを確認できるまで待機することが重要です。
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