たむの週間分析レポートGBPUSD|2024年5月17日

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目次

4H足分析

GBPUSD 4H足チャート

結論から言うと、今GBPUSDの4H足は下降トレンドから上昇トレンドへ転換している場面と言えます。

まずはダウ理論から。

4/22まで下降トレンドを形成し、その日に現在の最安値である1.23000を付けています。

5/10の分析時点では高値が1.26400へ切下がり、下降トレンドは継続へ向かうものとして思っていましたが、5/17現在1.26400を安値として切り上げ、1.27000まで再上昇という状態になりました。

下降トレンドの最終高値である1.27000を上に抜けた時点で下降トレンドは終了となり、新しく上昇トレンドがスタートとなります。

今はまだ1.27000に“到達”という段階でまだ明確に上に“抜けている”訳ではないので注意です。

細かい波の動きだと、高値上抜けしてトレンド転換と思いきや、再下落して下降トレンドが継続するというパターンもあるのですが、今回は大きい波での高値接近になるので、そのパターンは考えにくいです。

ダウ理論ではもう少しで下降トレンドの終了が確定するといった状況です。

合わせて1.27000は週足の切り下げラインの近くでもあり、週足で引けているラインなので、意識する人が多いのも注目です。

エリオットの観点から見ると、今は1波形成中であると言えます。

形的に3波中であるとも言えますが、それはないです。

1波の形成は前のトレンドの最終高安値、今回であれば下降トレンド中なので、最終高値までの上昇が条件になります。

1波は今までのトレンドが転換し新しいトレンドがスタートする場所でもありますので、ダウ理論を含め、この条件が必要になります。

今回の相場に当てはめてみると、一回目の4/22 1.23000からの上昇を見てみると、1.26400でストップしており、高値である1.27000まで到達せずにストップしています。
このことからこの上昇を1波と認定できないことがお分かりかと思います。

15M足分析

GBPUSD 15M足チャート

15M足では下降トレンドの最終高値である1.27000付近の様子を確認します。

その前に全体の動きですが上昇する際も調整として下落する際も長い時間をかけずにスムーズに上昇へ向かっている様子が確認できます。

このことから売り買いバランスの反転がスムーズであるということになりますので、相場参加者全体が上昇を狙っていたことが分かります。

逆に1.27000へ到達した後もそこまでもじもじしていないことからも、今まで買いポジションを持っていた方が、1.27000に到達した後にポジションを売ったことが分かります。

トレードとして高値が切り下がっている状態なので今スキャルピングとしては上昇を狙える場面ではありません。

次に狙うのは1.27000を明確に上に抜けたときです。

それが起こるまでは少し待機になるかと思います。

4H足で上昇に転換することがほぼ決まっているので、焦らずに再上昇するのを待ちましょう。

現在のGBPUSDの値段

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この記事を書いた人

22歳の時に投資コミュニティーに参加し、2か月目で月収30万円を達成。
平均足×移動平均線を使ったテクニカル特化の分析が得意
現在はトレーダー、トレーダー’sハウスの運営、YouTuberとして活動中
兼業では将来【世界を遊び歩きたい人生】と現実が大きく乖離していたため、資歴2年半で専業トレーダーになる。
趣味:バドミントン・ゲーム(RPG、アクション)・筋トレ・YouTube鑑賞

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