FXはポジション比率が超重要なワケ!見方・活用法を解説

FXのポジション比率を知りたい!

FXのトレードの勝率を上げたい!

FXのポジション比率とは、業者ごとの買い注文と売り注文を確認することができるサービスです。

「初めて聞いた」と言う方も結構おられるのではないでしょうか?

ポジション比率を分析できれば、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析のサポートに役立ちます。

ポジション比率だけを見てトレードを成功させている人も多いので、覚えておいて損はありません。

FXのポジション比率だけではなく、ゴールドのポジション比率で安定資産から経済の動向を分析したり、シカゴimm通貨先物ポジションのポジションを分析することで、マーケット全体の流れを分析することも可能です。

この記事で分かること
  • FXのポジション比率の詳細
  • FXのポジション比率を使った手法
  • DMMFXとSBIFXのポジション比率の見方
  • ゴールドのポジション比率の使い方
  • シカゴimm通貨先物ポジションのポジション比率の使い方

FXで勝つために重要なことは、あらゆる手法を重ねることです。

1つでは弱い根拠も重なることで強度が増し勝率が安定します。

ポジション比率を使った手法は知る人ぞ知る優れた手法なので是非ものにしましょう。

目次

FXのポジション比率とは?

FXのポジション比率は全ての業者で確認できるわけではなく、一部の業者での未確認できます。

ポジション比率を使って成果を上げているトレーダーは多いので、参考にしてトレードの勝率を上げましょう。

さらに詳しく、以下の4つの項目で解説していきます。

FXのポジション比率について
  • 買いポジションと売りポジションの割合のこと
  • ポジション比率はどのような仕組みで提供されているか
  • 大衆は負ける…だから逆のポジションを取るとよい
  • ポジション比率が提供されているサービス 無料有料

買いポジションと売りポジションの割合のこと

ポジション比率とは、業者ごとの買いポジションを売りポジションの通貨ペアごとの公開情報のことです。

全ての業者で公開しているわけではないので注意してください。

保有中のポジションが分かれば、今後の相場の流れを大まかに推測することができます。

例えば、買いポジションの比率が高ければ、いずれ決済され売りに傾くだろうという推測が可能です。

もう1例を挙げると、USD/JPYの買いのポジション比率が70%となっていた場合、顧客の70%がドルを買い、円を売っている事になります。

このケースの場合は、ドルの需要が高まり円の需要が低くなっているという解釈も可能です。

ポジション比率だけを見てトレードするトレーダーも存在しており、トレードにおいてかなり重要な指標です。

1社だけで世界中のトレーダー全体のポジション比率を把握するのは難しいですが、複数の会社のポジション比率を確認すれば、相場の動きの分析の精密度が上昇します。

ポジション比率はどのような仕組みで提供されているか

FXのポジション比率は、業者ごとに自分の顧客が持つポジションの情報を収集し、グラフやチャートなどの形で提供されています。

ただし、ポジション比率が正確であるかの判断は難しいです。

ポジション比率の元にトレードしたい場合は、複数の業者のポジション比率を参考にすることをおすすめします。

大衆は負ける…だから逆のポジションを取るとよい

ポジション比率が高いということは、大衆が多くのポジションを保有しているということです。

いわば、価格が上がり切った状態とも言えます。

FXの基本は、「低い時に買い、高い時に売る」または「高い時に売り、低い時に買う」というものです。

最初に「買い」または「売り」を行う人がおり、そこにフォロワーがついていくというのがFXの基本です。

なので、ポジション比率を確認するときは、比率が高いほうのポジションを保有するのではなく、低いの方のポジションを保有すると良いでしょう。

ポジション比率が提供されているサービス 無料有料

前述したように、全ての業者がポジション比率を公開しているわけではありません。

ポジション比率を公開している業者は一部です。

有料のサービスを提供している業者も存在します。

例えば、「Trading Central」という分析ツールは、ポジション比率に加えて、市場のセンチメントやトレンド予測を行ってくれます。

業者ごとに金額は異なりますが、国内のFX業者で採用しているのは「FOREX.com」などです。

ポジション比率を公開している業者は限られますが、Trading Centralのような高度な分析ツールを提供している業者はもっと限られた数しか存在しません。

FXのポジション比率の見方は?

FXのポジション比率を公開している、DMMFXとSBIFXのポジション比率の見方について解説していきます。

FXのポジション比率の見方
  • DMMFXのポジション比率の見方
  • SBIFXのポジション比率の見方

DMMFXのポジション比率の見方

DMMFXのポジション比率を見たい場合は、口座を開設する必要があります。

口座開設は無料で維持費などもかかりません。

ポジション比率を見る手順としては以下の通りです。

【手順1】ログイン後「DMMFX PLUS」を起動します。

【手順2】「DMMFX PLUS」を起動後、上部タブの左上にある「メニュー」をクリックしてください。

【手順3】メニューが展開されるので「売買比率」をクリックします。

【手順4】売買比率が表示されます。

SBIFXのポジション比率の見方

DMMFXの場合は口座が必要でしたが、SBIFXの場合は口座開設の必要がありません。

SBIFXのポジション比率を確認する手順は以下の通りです。

【手順1】SBIFXの公式サイトへ移動します。

【手順2】サイトの上にあるメニューの①「マーケット情報」にマウスポインタを移動させた後、出てくるメニューの②「通貨別売買データ」をクリックします。

【手順3】ポジション比率が表示されます。

経済の方向性を読むゴールドのポジション比率

為替のポジション比率を読むことでFXの取引に役立てることはできます。

しかし、ポジション比率を分析することはFXトレード以外であっても役に立つのです。

何故なら、経済は全てが繋がっているため、株式や債券、REITなど様々な分野に影響があります。

中でも安定資産と呼ばれるゴールドは、経済危機を予感する投資家が、資産の安定のために買うことが多いです。

経済の方向性を読むゴールドのポジション比率について以下の項目から詳しく解説していきます。

経済の方向性を読むゴールドのポジション比率について
  • ゴールドがなぜ安定資産と呼ばれるのか?
  • ゴールドが買われているときの経済の見方は?
  • ゴールドが売られそうなときの経済の見方は?

ゴールドがなぜ安全資産と呼ばれるのか?

ゴールドはFXと違い、実物の資産です。

ゴールドは新しく発掘される可能性はありますが、量は基本的に一定であり、価値が変動しづらいとされています。

紙幣は、銀行によって刷られたりするため、国の政策や銀行の運営によって、大幅に価値の変動があります。

そのため、ゴールドは安全資産と呼ばれているのです。

避難資産とも呼ばれ、経済が不安定なときに積極的に買われます。

為替でいうならば、かつては円が安全資産と呼ばれており、現在ではドルが安全資産と呼ばれていますが、ゴールドは安全資産として時代を問わず人気です。

ゴールドが買われているときの経済の見方は?

ゴールドの下位のポジション比率が高いということは、経済が不安定であるかインフレが進み、紙幣の価値が落ちている可能性があります。

ゴールドは、株式や債券と合わせてリスク分散のために使用されることも多いので、ゴールドの需要が高まったからといって、必ず経済が不安定になるわけではありませんが、目安にはなります。

なので、今後の経済の見通しが明るいとなったら、ショートで売るという手法を行う事も可能です。

経済の見通しが明るくなれば、人はゴールドを売り、株式などを買い求めるからです。

ゴールドが売られそうなときの経済の見方は?

ゴールドが売りのポジション比率が高い時は、インフレ率が低下したり、景気の回復が見込まれそうな場合が多いです。

ただし、ゴールドはいつの時代でも安全資産として好まれるため、中々需要が一方的に落ちるという展開になりにくいです。

シカゴimm通貨先物ポジションで相場を読む

シカゴimm通貨先物ポジションは、シカゴマーカンタイル取引所(CME)が提供しており、世界最大級の通貨先物・オプション市場です。

シカゴimm通貨先物ポジションはマーケット全体の縮図を表していると言われています。

何故かというと、ヘッジファンドや金融機関などが参加しているからです。

外国為替に強い影響を与えるのは、実需ではなく投機筋であると言われており、投機筋の取引は全体の80%を占めています。

シカゴimm通貨先物ポジションを分析することで、経済全体の流れを把握することが可能です。

以下の項目でシカゴimm通貨先物ポジションに関する注意点を2点紹介します。

シカゴimm通貨先物ポジションの注意点
  • リアルタイムに反映されるわけではない
  • 手法を公開を避けるため大口のヘッジファンドは参加しない可能性がある

リアルタイムに反映されるわけではない

シカゴimm通貨先物ポジションは金曜の取引終了後に、火曜時点の数値が発表されるため、リアルタイムの数値が出るわけではありません。

情報の遅れを考慮するようにしましょう。

手法を公開を避けるため大口のヘッジファンドは参加しない可能性がある

シカゴimm通貨先物ポジションには、全てのヘッジファンドが参加しているわけではないという説があります。

シカゴimm通貨先物ポジションはマーケットの縮図として利用されることも多いですが、完全に正確なデータではない可能性が高いので注意しましょう。

ポジション比率はトレードにおいてとても強力

ポジション比率の分析がトレードにおいてとても強力であることを解説してきました。

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析両方に使え、応用が効きやすいのがポジション比率の分析の特徴です。

この記事のまとめ
  • FXのポジション比率の詳細
  • FXのポジション比率を使った手法
  • DMMFXとSBIFXのポジション比率の見方
  • ゴールドのポジション比率の使い方
  • シカゴimm通貨先物ポジションのポジション比率の使い方

ポジション比率の分析は、テクニカル分析のように決まった形をトレースするわけではないので、結構感覚的な部分が大きいです。

誰が注文しているか把握できるというのは、かなりトレードにおいて優位性を持てますが、業者ごとでしかデータを得れません。

正確性を追求しようとすると、複数の口座の開設等、手間がかかります。

まずは、自分で利用している口座のポジション比率が確認できるか確かめましょう。

もしできないようなら、口座開設なしで情報を確認できるSBIFXトレードのサイトを見ることを勧めます。

効果が出たと思ったら、更に情報を追求するのも良い方法です。

ポジション比率の分析を極めて、FXの勝率を上げましょう。

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この記事を書いた人

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