FOMCは5会合連続の金利据え置きを決定

米連邦準備理事会(FRB)が3月19日~20日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催しました。FOMCでは、フェデラルファンド(FF)金利を据え置くことを全会一致で決定しました。今回の金利据え置きは5会合連続となります。3月のFOMCの金利据え置きは市場の予想通りという結果でした。

FOMCは、「インフレ率が持続的に2%に向かっているという確信が深まるまでは、目標レンジを引き下げることは適切ではない」とコメントしました。なお、パウエル議長はFOMC後の記者会見で、「インフレのリスクには引き続き注意を払っている。適切なら、政策金利をより長く維持する用意がある」と述べました。

FOMCメンバーは、2024年末の金利の予想中央値を4.50~4.75の中間に据え置きました。年末までに0.75%ポイントの利下げが実施されるという予測であり、0.25%ポイントの利下げが3回実施される見通しです。


また、FRBは経済見通しを更新しました。今年の米国の成長率見通しを12月の1.4%から2.1%へと大幅に引き上げた。FRBは、総合インフレ率の見通しは据え置きましたが、エネルギー価格と食品価格を除いたいわゆるコアインフレ率の見通しを2.6%に引き上げました。

利下げ開始時期については、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のフェドウォッチによると、6月に利下げを開始する確率は74%と予想し、FOMC前の59%から上昇しました。

FOMCの金利据え置き発表後、ドル売りが加速し、ドル円相場は現在、150円台前半で推移しています。

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