米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3月6日の下院金融サービス委員会の公聴会で、「経済が予想通りに推移すれば、年内のある時点で利下げが適切になるだろう」と述べました。なお、利下げの具体的な時期については言及していません。
パウエル議長のこの発言を受け、市場では利下げ観測が高まりました。これにより、米国の長期金利(10年物国債利回り)が低下し、ドル売りが加速し、ドルが下落しました。そして、ドル円は149円を割りました。
さらに、3月7日朝に発表された1月の日本実質賃金は1ヶ月月ぶり水準に改善しました。この結果、3月の日銀マイナス金利解除観測が高まり、円買いが加速しています。
現在、ドル円は148.7円台で推移しています。
本日は、日本では中川日銀委員の講演、労働組合総連合会の24年春闘の要求集計結果が出ます。米国ではパウエル議長が上院銀行委員会の公聴会で証言します。
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