2月CPI発表!インフレが根強い結果にも関わらず市場の利下げ観測は強気

3月12日、2月の米消費者物価指数(CPI)が発表されました。結果は、前年同月比3.2%増、市場予想の3.1%増を0.1%上回りました。上昇率は前月比0.4%増で、2ヶ月連続で市場予想を上回りました。

うち、食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.4%増(市場予想0.3%増)、前年同月比では3.8%増(市場予想3.7%増)と市場予想を上回っています。

1月のCPIは市場予想を大きく上回る悪い結果でした。多くのエコノミストは、「1月のCPIの急上昇は統計上の偶然であり、インフレが再燃していることを示すものではなく、今後数ヶ月で再び下落トレンドに戻る」と考えていました。しかし、2月のCPIはこの予想を覆す結果であり、インフレが予想以上に根強いものであることを示しました。

2月のCPIの結果は、米連邦準備理事会(FRB)の目標であるインフレ率2%の達成への道のりが遠のいたことを意味します。しかし、市場では利下げ観測がそれほど後退しておらず、利下げ開始が6月という見方が優勢です。CMEグループのフェドウオッチによると、6月利下げ確率は70%で、CPI発表前の71%からほぼ変わっていません。

2月のCPIの結果を受け、ドル買いが加速し、ました。しかし、ドル買いが一巡し、売り戻され、ドル円相場は現在147円台中盤で推移しています。

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