FXで8時間足はかなり有効!活用方法・使えるFX会社を紹介

8時間足はどんな場面で使うの?

FXで相場予想をするときに欠かせないローソク足ですが、8時間足にはあまり馴染みがない方もいるでしょう。

結論からお伝えすると、8時間足は使われる機会が少ないローソク足ではあるものの、うまく活用するとトレードに役立つ要素を調べられるようになります

トレードの精度アップを狙いたい方にとって、知っておいて損はないはずです。

そこで本記事では、8時間足について以下の内容を紹介します。

この記事でわかること
  • 8時間足はどんな場面で有効なのか
  • 8時間足を使ったトレード手法
  • 8時間足のように長い足を使うメリット、デメリット
  • 8時間足を利用できる国内FX業者3選

最後まで読み終わる頃には、8時間足を取り入れてより騙しに引っかからないトレードができるようになるでしょう。

目次

FXの8時間足はなんのために使う?

株式などと比較して短期トレードの多いFXでは、8時間足はあまり使われていません。

とは言え、8時間足をFXに活用してトレードを有利に進めることもできます。

FXにおける8時間足の使い道
  • 経済指標発表時の反応を見る時に使う
  • 長期トレンド把握に使う

経済指標発表時の反応を見る時に使う

8時間足は経済指標が発表された時の市場の反応を見るのに適しています。

8時間足は24時間(1日)を3分割するため、朝・昼・夜にそれぞれ1つずつ足が完成します。

そして、時差の影響で、欧米のマーケットが開くタイミングと8時間足の1つが完成するタイミングがちょうど一致するのです。

経済指標に対する欧米市場の反応を見るのは8時間足が最適です!

経済指標はFX相場に大きな影響を与えるため、8時間足を活用して市場の反応をチェックするとトレードの精度を高められます。

長期トレンド把握に使う

長期トレンドを把握する際に8時間足を使うのもおすすめです。

1分足、1時間足などの短い足では騙しが発生しやすいため、同時に長い足を活用しながら長期トレンドを把握しましょう。

長い足を見て長期トレンドを掴み、短い足を使ってエントリーポイントを探るのはFXにおける鉄板手法です。

騙しとは?

騙しとは、本来の動き(長期トレンド)とは逆にチャートが動く現象のこと。騙しだと気付かずにエントリーすると予想が外れて損失が出てしまいます。

8時間足はデイトレードやスイングトレードで、長期トレンドを把握するのに有効です。

ただし、数十分単位で取引を完了させるようなデイトレードの場合には、8時間足よりも1時間足などの方がトレンドを掴みやすいので注意してください。

取引時間に合わせて使うローソク足を選びましょう。

デイトレードとスイングトレードについては、以下の記事も参考にしてみてください。

FXで8時間足を長期トレンド把握に使ったトレード手法

8時間足を長期トレンド把握に使う際の、エントリーポイントについて紹介します。

8時間足を使ったトレード手法
  • エントリーしない方が良いタイミング
  • エントリーするチャンスがあるタイミング

8時間足とより短い時間足の2つを使ってトレードを行う際には、使う時間足を固定するようにしてください。

同じ時間足を長く使うことで、判断の良し悪しがわかるようになり、自分なりの成功パターンを見つけられるからです。

新しい手法を試してすぐに成功するのは稀なので、じっくり腰を据えて自分の戦略として使えるようにしてきましょう。

エントリーしない方が良いタイミング

以下のケースではリスクが高いためエントリーしない方が無難です。

  • 長期で高値、短期で高値の場合
  • 長期で安値、短期で安値の場合

これらのケースでは、価格が頭打ち、または底打ちするリスクがあるからです。

長期も短期も一致していると、流れがきている感じがするので注意が必要ですね…

長期トレンドが反転リスクがある一方で、そのまま価格が推移することも考えられます。

もし長期と短期で同じ傾向であるタイミングで、エントリーをするのであれば、テクニカル分析を取り入れて長期トレンドの動きを予測するようにしましょう。

例えば、ボリンジャーバンドを使うと、バンドウォークを見つけやすくなります。

バンドウォークはトレンドが継続する傾向を示すため、見つけたときのトレンドに合わせてエントリーすれば、勝てる可能性が高くなります。

ボリンジャーバンドとバンドウォークについては、以下の記事も参考にしてください。

エントリーするチャンスがあるタイミング

エントリーすると利益が出やすいタイミングは以下の2つです。

  • 長期で高値、短期で安値の場合
  • 長期で安値、短期で高値の場合

「長期で高値、短期で安値の場合」では、長期トレンドでは上昇志向であるにも関わらず、安値になっているため買いポジションでエントリーするチャンスです。

同様に「長期で安値、短期で高値の場合」には、長期トレンドで下降志向、現状は高値になっているため売りポジションでエントリーしましょう。

さらに精密にエントリーポイントを探るのであれば、テクニカル分析のVWAPを取り入れるのがおすすめです。

VWAPは平均的な約定価格がリアルタイムで表示されるため、短期的な価格の変動に惑わされず、長期トレンドに沿った投資がしやすくなります。

具体的には、VWAPがローソク足の下から上に突き抜けた時は買いポジション、上から下に抜けた時は売りポジションを取ります。

VWAPはどの時間足にも使えるので、自分がタイミングを掴みやすい時間足を探ってみると良いでしょう。

FXで8時間足などの長い足を使うメリット

「今まで短い足しか見てこなかった」という方もいるかもしれません。

8時間足のような長い足を使うと、騙しを軽減しつつトレンドをタイムリーに把握できます。

細かなメリットとしては次の3つが挙げられます。

8時間足のメリット
  • 大きな利益を出せる
  • チャートが綺麗で騙しが少ない
  • 素早い判断が不要なので余裕を持ってトレードできる

メリット1.大きな利益を出せる

長い足を使うと短い足よりも市場のボラティリティが高くなるため、大きな利益を狙えます。

1回のトレードで大きな利益を狙いたい場合には、長い足を使って長期トレードをすると良いでしょう。

「ボラティリティって何?」と感じた方は以下の記事を参考にしてみてください。

メリット2.チャートが綺麗で騙しが少ない

長い足は大きな流れを表すので、騙しが少なくチャートがシンプルで綺麗な形になりやすいです。

チャートが見やすいため、FX初心者でも市況を見極めやすくなりますよ

「どれが騙しがイマイチわからない」という方は、長い足からトライするのがおすすめです!

まずは過去のチャートで短い足と長い足を見比べ、騙しがどのくらい反映されているかをチェックしてみると良いでしょう。

事前に見ておくことで、トレードに使う際の感覚を養えますよ。

メリット3.素早い判断が不要なので余裕を持ってトレードできる

長い足では市況の変化がゆっくり見えるため、エントリーする際に素早く判断する必要がありません。

焦ることなくエントリーポイントをじっくり判断したい方や、仕事などで忙しくずっとチャートを見ていられない方に向いています。

FXで8時間足などの長い足を使うデメリット

長い足を使うと以下2つのデメリットもあります。

8時間足のデメリット
  • 損失も大きくなりやすい
  • エントリーチャンスが少ない

エントリーポイントの見極めではなく長期トレンドの把握に長い足を使う場合には、これらのデメリットを回避できますよ。

デメリット1.損失も大きくなりやすい

長い足を使ったトレードでは、利益が大きくなりやすい反面、予想が外れると損失も大きくなります。

じっくりと市況を的確に見極めたり、資金管理を徹底して再起不能にならないようにしたりすることが大切です。

とくにレバレッジをかける場合には、掛け金に占める損失の割合が大きくなるため、余剰資金で行うなどの基礎的な防衛策を確実に行っておきましょう。

デメリット2.エントリーチャンスが少ない

長い足はチャートの更新回数が短い足に比べて少ないため、エントリーチャンスも少ない傾向があります。

じっくり市況を観察しながら待っていても、なかなかエントリーチャンスかなく、やきもきすることもあるでしょう。

ただ、こういったメンタルの乱れはトレード失敗を招いてしまうため、チャンスが来なくても冷静さを保つよう意識することが大切です

FXにおけるメンタルコントロールの重要性や方法については、次の記事で解説しています。

8時間足を使える3つの国内FX業者

FX会社の格付けサービスを提供しているWikiFXが、8時間足を使える国内FX業者を紹介します。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

ここで紹介する3つの業者は、日本で有効な金融ライセンスを取得しているため、安心してトレードできます。

8時間足を利用できる国内FX業者
  • DMM FX
  • SBI FXトレード
  • GMOクリック証券

1.DMM FX

DMM.FXはパソコンでもスマートフォンでも見やすいチャート画面を利用できるため、人気があります。

系列サービスであるDMM 株を利用している場合には、保有している現物株の70%相当をDMM.FXの証拠金として利用できます。

事実上、現金0円でも取引ができるので、効率よく資産運用を行えるでしょう。

口座開設や取引の手数料が無料で、オンラインで申し込みすると最短1時間でトレードを始められるのも魅力です

デモトレードも可能ですし、初心者向けにFXの知識が盛り込まれたガイドコンテンツも提供されており、FXが初めての方でも始めやすい環境が整っています。

利用できるローソク足 Tick、1分、5分、10分、15分、30分、1時間、4時間、8時間、日、週、月
口座開設・取引手数料無料
通貨ペア21通貨ペア
取引単位10,000通貨

2.SBI FXトレード

SBI FXトレードは、業界最狭水準のスプレッドと、業界最良水準のスワップポイントが特徴です。

たとえば2023年6月1日〜7月1日までのスプレッド実績では、ドル円で0.18pipsとかなり低いです。

スプレッドが低いほど手元に残る利益が大きくなるため、ユーザーに優しいFX業者と言えるでしょう。

また、スワップポイントについても業界内でトップクラスの水準であり、公式サイトでは実績公開もされているため、中長期での投資をしたい方におすすめです

取引も1通貨から行えるため、最大レバレッジである25倍を適用すればレートにもよりますが、数円から取引が可能です。

利用できるローソク足 Tick、1分、5分、10分、15分、30分、1時間、2時間、4時間、8時間、日、週、月
口座開設・取引手数料無料
通貨ペア34通貨ペア
取引単位1通貨単位

3.GMOクリック証券

GMOクリック証券では、FXネオとくりっく365の2つのサービスでFX投資ができます。

FXネオはスプレッドが狭いため初心者の方におすすめで、銘柄数の多いくりっく365が適しています。

どちらのサービスでも取引ツールが充実しており、パソコンとスマートフォンのどちらでも快適にトレードできるのが魅力です。

また、大手業者なので信頼性が高く、安心して取引できるでしょう。

利用できるローソク足 Tick、1分、5分、10分、15分、30分、60分、4時間、8時間
(利用するチャートにより異なる)
口座開設・取引手数料無料
通貨ペアFXネオ:20通貨ペア
くりっく365:30通貨ペア
取引単位1,000通貨単位
(南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位)

まとめ:FXで8時間足を使って長期トレンドを把握しよう

8時間足はFXではあまり使用している人が少ないですが、うまく活用することで長期トレンドを把握できます。

とくに経済指標の発表に対する欧米市場の反応をチェックするなら、8時間足ほど適したものはありません。

使ってみたいと感じた方は、過去のデータから8時間足で市況がどう見えるのかを確かめることから始めてみると良いでしょう。

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この記事を書いた人

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