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FXで強制ロスカットを防ぐ方法|知らないと借金のリスクも…

FXの強制ロスカットって何?

強制ロスカットを避ける方法はある?

これからFXを始めようとしている人やFX初心者の人の中には、強制ロスカットの仕組みを詳しく理解していない人もいるかもしれません。

強制ロスカットを理解していない状態でトレードを行ってしまうと、大きな損失が出てしまう危険性があります。

この記事では以下の7つについて詳しく解説します。

  • FXの強制ロスカットとは?
  • 強制ロスカットのタイミング
  • 証拠金維持率の計算方法
  • 月強制ロスカットが間に合わないケース
  • 強制ロスカットでの借金の可能性
  • ポジションの強制ロスカット回避対策
  • 強制ロスカットリスクを低く取引する方法

この記事を読めば、強制ロスカットの基礎知識を理解し、大損のリスクを回避しながらトレードすることができます。

これからFXを始める人や、FX初心者の人はぜひ参考にしてください。

目次

FXの強制ロスカットとは? 

FXの強制ロスカットとは、FX会社が設定するロスカット基準に到達した場合に、会社側が強制的にポジションを強制決済することで、損失の拡大を防ぐ仕組みです。

そのため、強制ロスカットが発生した場合、自動的にポジションが強制決済されることで、意図していないタイミングで損失が確定してしまう可能性があります。

しかし、強制ロスカットが設定されていない会社でトレードした場合、相場によっては証拠金(入金額)を全額失うばかりか、最悪の場合は追加で資金を払わなければならない危険性もあります。

強制ロスカットは、一見トレーダーにとって不利な仕組みのように思えますが、発生した場合は最低限の資産は守られるため、実際はトレーダーの資産を守る有効的な仕組みと言えるでしょう。

また、FXには「ロスカット」と似たような意味で「損切」というワードが用いられますが、「ロスカット」は会社側が行う決済、「損切」はトレーダーが自分の意志で行う決済と細かい意味は異なるため、混同しないように注意してください。

強制ロスカットの発生条件は会社によって異なる 

強制ロスカットの基準は、基本的に証拠金維持率をもとに判断されますが、細かい設定値はFX会社によって異なるため、利用するFX会社を選ぶ際には注意が必要です。

国内FX会社の多くが、証拠金維持率が100%を下回った際に、海外FX会社の多くが50~20%を下回った場合に強制ロスカットが発生します。

ロスカット水準が低く設定されている海外FX会社では、国内FX会社で取引する場合より損失が大きい状態でも長くポジションを持ち続けられる点がメリットです。

しかし、海外FX会社の場合、国内FX会社で強制ロスカットが発生した場合よりも、残る資産が少なくなってしまうため、損失額を取り戻すには多くの時間を必要とします。

さらに、損切りが上手くできない人やFX初心者の人が、大金で海外FX会社でトレードすると、強制ロスカットが発生した場合、多額の損失が出るリスクがあります。

損切りルールを構築するまでやトレードに慣れるまでは、ロスカット水準が高い国内FX会社で少額資金トレードを行うなどの練習を繰り返すことがおすすめです。

証拠金維持率の計算方法

証拠金維持率の計算方法

先ほど解説した強制ロスカットの発生条件となっている証拠金維持率は、以下のように計算されます。

証拠金維持率の計算方法

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

証拠金に関する専門用語の解説をそれぞれ行った後に、具体的な計算例を紹介します。

有効証拠金

有効証拠金とは、口座残高(証拠金)に含み益・含み損を加算した金額を表します。

ポジションを保有していない場合は、口座内の証拠金=有効証拠金となりますが、ポジション保有時に含み損を抱えている場合は、有効証拠金は減ってしまいます。

証拠金維持率を算出する際は、口座残高を用いると思われがちですが、本来は有効証拠金が用いられるため、計算する際は注意してください。

必要証拠金

必要証拠金とは、FXで取引を行う際に必要な最低限の金額です。

仮に必要証拠金が1万円の場合、ポジション保持中は口座残高内の1万円は、出金やトレードに利用することは出来ずに拘束されます。

トレード中の必要証拠金は、ポジションを決済した後に口座残高内に戻り、出金や次のトレードなど自由に利用が可能です。

証拠金維持率の計算例

証拠金維持率とは、口座残高に対して必要証拠金がどの程度の割合を占めているかを表しています。

例えば、100万円に5倍のレバレッジをかけて、500万円の取引を行いたい場合、有効証拠金は100万円、必要証拠金は20万円(500万円×4%)になります。

その場合、証拠金維持率は100万円(有効証拠金)÷20万円(必要証拠金)×100で計算され、500%となります。

証拠金維持率は、有効証拠金が減るほど低くなり、強制ロスカット基準が証拠金維持率100%以下の会社で取引する場合、含み損が80万円以上超えると、強制ロスカットが発生します。

このように、取引する前にあらかじめ証拠金に関する計算しておくと、残りどのくらいの損失で強制ロスカットされるかを確認でき、トレードプランを立てやすくなるでしょう。

強制ロスカットが間に合わないケース がある 

強制ロスカットの大きな注意点として、稀に相場状況によってはロスカットが間に合わず、証拠金以上に損失が出てしまう危険性があります。

ロスカットが間に合わないケースは以下の2つです。

ロスカットが間に合わないケース
  • 経済指標が原因で相場が急変動した場合
  • 週明けの相場価格が大きく乖離して開始した場合

経済指標が原因で相場が急変動した場合

FXの相場は、通貨国の経済状況や要人発言などのファンダメンタル要素が大きく影響します。

そのため、重要な経済指標で期待値から大きく外れた場合や外交問題など、世界に影響する出来事が予期せぬタイミングで発生した場合、急な価格変動(フラッシュクラッシュ)を引き起こす可能性があります

2022年9月22日には、急激な円安進行を阻止する目的である日本政府の為替介入によって、米ドル/日本円(USD/JPY)が145円後半から一時140円後半まで、およそ500pipsほどの下落が数十分で発生しました。

このような急激な価格変動が発生した場合、設定されていたロスカットラインでの強制ロスカットが間に合わない危険性があります。

重要な経済指標は、トレードで利益を得るために非常に大切です。
スケジュールや見方を理解しておきましょう。

週明けの相場の価格が大きく乖離して開始した場合

FXは基本的に24時間取引可能ですが、土日は取引時間外となってるため、取引時間外に値動きがあると、相場が開く月曜日の朝に「窓」と呼ばれる価格の乖離が発生します。

窓が発生する理由は、中東やドバイと言ったイスラム諸国などの国民の休日が日曜日ではない国では、通貨取引の全体量は圧倒的に少なくなるものの取引が行われているためです。

数百pipsもの大きな窓が開くことは1年間を通してもごく稀ですが、相場が動かない土日の間に政治的イベントや国規模の事件が発生した場合に、多く見られます。

そのような原因で大きな窓があった場合は、相場が開いた際の価格で強制ロスカットが発生するため、数十pips~数百pips以上も遅く決済される危険性があります。

土日に大統領選挙や国規模の投票選挙がある場合は、
なるべくポジションを持ち越さないことが大切です。

強制ロスカットで借金を負う可能性がある 

強制ロスカットは、基本的に必要証拠金分の資産は守られる仕組みになっているため、発動された場合でも借金を抱えるリスクはありません。

しかし、前述で紹介した「強制ロスカットが間に合わないケース」が実際に発生した場合、強制決済が遅れて発生した分の損失を補わなくてはいけない危険性があります。

そのような場合、FX会社から「追証」という形で、損失分が請求されます。

そのため、仮に余剰資金では無く、生活資金も使ってトレードしており、追証分を支払えなかった場合、借金を抱えなくてはいけません。

その他にも、予期せぬ強制ロスカットでトレード資金を失った際に、冷静な判断が出来すに、失った資金を取り戻すために借金をしてトレードを行う人も少なくありません。

借金を抱えた状態でトレードすると、必ず勝たなくてはいけないと思い込んでしまい、メンタルが安定しないため、さらなる損失が出てしまう可能性があるため、非常に危険です。

このように借金を抱えるリスクを抑えるためにも、必ずトレードは余剰資金で行うこと、高いレバレッジで取引しないことを守ることが大切です。

下記の記事では、FXに必要なメンタルコントロールを解説しています。
冷静な判断でトレードするためにも、ぜひ参考にしてください。

ポジションの強制ロスカットを回避する対策

強制ロスカットは、あくまでトレーダーの損失の拡大を避け、資金を守るために作られた仕組みです。

しかし、強制ロスカットが発生してしまうと、損失が確定してしまうことに加えて、意図しないタイミングで決済されてしまうため、トレードプランが崩れてしまう可能性があります。

ここではポジションの強制ロスカットを避ける方法をいくつか紹介します。

しかし、紹介する回避方法の中には、あくまで一時的に強制ロスカットを避ける方法もあるので、相場状況によっては回避前よりも損失が拡大する危険性もあります。

そのため、一時的な回避方法であることを理解した上で、参考にしてください。

追加入金して証拠金を増やす

強制ロスカットは、証拠金維持率を上げることで回避することが可能なので、追加入金して有効証拠金を増やすことで、一時的にロスカットを避けられます。

しかし、相場次第ではさらに不利な方向に値動きが起きてしまう可能性があり、トレンド次第では強制ロスカットにかかるのは時間の問題といったことも少なくありません。

そのため、特に戦略を立てずに安易に追加入金を繰り返し、最終的に強制ロスカットにかかってしまった場合は、より多額の損失が発生するため非常に危険です。

初心者によく見られる「追加入金したポジションの強制ロスカットによる相場からの退場」を避けるためにも、なるべく追加入金は行わず、次のトレードの資金に利用することを検討することをおすすめします。

ポジションの一部を決済する

有効証拠金は増やせなくても、ポジションを一部決済して必要証拠金を減らせれば、証拠金維持率を上げることが可能なので、ロスカットリスクは下がります。

そのため、保有しているポジションに強制ロスカットが発生しそうであるが、追加入金したくない場合は、ポジションの一部を決済することで、一時的にロスカットを遅らせることが可能です。

しかし、この方法もあくまで一時的にロスカットのタイミングを遅らせる手段なので、トレンド次第では最終的に強制ロスカットされる危険性があります。

また、ポジションを一部決済して含み損を抱え続けるトレードは、資金損失の危険性が高いだけでは無く、トレード時間を拘束してしまうため、機会損失にも繋がります。

機会損失は得られる確率が高い利益を逃すだけでなく、
成長する機会も逃すため、非常に重要です。

損切りを行う

前述した2つの方法は、一時的に強制ロスカットを避けるための手段であり損失金額が増えてしまう危険性があるため、安易に何度も繰り返して利用することはおすすめできません。

そのため、強制ロスカットが発生する前に、自分の判断で損切りを行うことが重要です。

損切りは強制ロスカットと同じように損失が確定している状態で決済されますが、損切りの方が損失金額が少なく抑えられます。

さらに、強制ロスカットを待たずに損切りを行うことで、時間の拘束も無いため、すぐに次のトレードを行うことが可能であり、機会損失のリスクもありません。

強制ロスカットを避けつつ、次のトレードのための資金や機会を作るためにも、損切りすることを推奨します。

ポジションを保有する前にあらかじめ損切り位置を決めておくと、
余裕をもってトレードできます。

強制ロスカットのリスクを下げて取引する方法 

すでに保有している含み損ポジションが強制ロスカットにかかり損失が出てしまうことを避けるためには、損切りが一番有効的な手段です。

しかし、あらかじめ強制ロスカットのリスクを下げて取引する方法もいくつか存在します。

ここで紹介する方法は、FXで負けないために必要な方法でもあるため、ぜひトレードルール作りの参考にしてください。

低レバレッジで取引する 

FXには、入金した証拠金の何倍も大きなトレードができる「レバレッジ取引」が魅力的であり、レバレッジをかけるほど一度の値動きで大きな利益を得られる可能性があります。

しかし、基本的にレバレッジが高いほど証拠金維持率は低くなり、強制ロスカットのリスクは上昇します。

そのため、強制ロスカットにかからないために取引するうえで一番大切なのは、低レバレッジで取引することです。

また、低レバレッジで取引することは、FX初心者がトレードで負けないように必要なことでもあります。

レバレッジを下げることで得られる利益は、比較的少なくなってしまいますが、ロスカットリスクを下げながらトレード経験を積む方が、将来的に大きな利益を得られる可能性が高くなります。

FXを始めたての頃は、おおよそレバレッジが5~10倍程度で納まるようにトレードすることを推奨します。

下記の記事では、FXトレードにおいての資金管理法について紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

値動きが大きく変動している相場はエントリーしない

値動きが大きく変動している相場は、瞬間的に大きな利益を得られる可能性がある一方、一瞬でポジションに対して逆行する危険性もあります。

そのため、値動きが激しい相場で大きなポジションを保有したり、具体的なトレードプランが無いまま取引すると、強制ロスカットにかかるリスクが非常に高くなります。

具体的なエントリープランが無い限りは勝てる可能性も低いため、相場の値動きが激しい場合はなるべくエントリーしないで価格が安定してくるのを待つことがおすすめです。

もし、価格の変動が大きい相場でトレードしたい場合は、普段トレードするレバレッジの半分以下でポジションを保有するか損切り位置を普段よりも狭く設定するなどの改善が大切です。

海外FX向けのトレード手法について解説した記事を読んで、
自分の相性の良い手法を作りましょう。

優位性の高いところでエントリーする

FXを含む金融市場の相場価格は、通貨間の需給によって変動しています。

例えば、米ドル/日本円(USD/JPY)では、米ドルが日本円よりも多く買われた場合、米ドル/円の価格は上昇し、日本円の方が多く買われた場合は、米ドル/円の価格は下落します。

このような価格変動は、大小関わらず監視する時間軸ごとにそれぞれトレンドとして発生します。

強い上昇トレンドが発生している場合は、基本的にロングポジションを保有する方が優位性が高く、下降トレンドの場合は、ショートポジションを保有している方が高い優位性があるでしょう。

優位性の高いポイントでエントリーできれば、強制ロスカットにかかるリスクを最大限に抑えながら、利益を得る可能性を上げることも可能になります。

そのような優位性の高いポイントでエントリーするためには、さまざまな情報が散らばっている相場の中で、強いトレンドを発見することが大切ですが、FXを始めたての頃は、なかなか上手く見つけられないかもしれません。

そのため、上手く優位性の高いエントリーポイントを見つけられない人は、過去のチャートや自分の取引データを参考に、勉強することが必要です。

下記の記事では、優位性を見つけるコツについて解説しています。

【まとめ】強制ロスカットを理解したうえで取引しよう

この記事では、FXの強制ロスカットとは何か、回避する方法について解説しました。

FX会社が設定するロスカット基準に到達した場合に、会社側が強制的にポジションを決済することで、損失の拡大を防ぐ仕組みです。

そのため、強制ロスカットの仕組みや発動基準を理解していないままトレードしてしまうと、トレード意図に反して強制的に損失が出てしまうため非常に危険です。

今回紹介した強制ロスカットのリスクを下げて取引する方法を参考に、最終的にはFXで負けないような取引を行っていきましょう。

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この記事を書いた人

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