FXでオススメのタブレットはこれ!予算別で厳選して紹介

タブレットでもFXはできるの?

FXをするのにおすすめのタブレットは何?

FXは基本的にパソコンで行うことが多いですが、タブレットでFXをすることも可能です。

FXの手段としてタブレットを所持していれば、場所を取らずに簡単にトレード環境を作ることができます。

ただし、FXで使うタブレットを購入する際には、一定以上のスペックを持ったものであるかを、確認しておく必要があります。

また、タブレットをFXの経費としても計上することで、節税につなげることもできます。

そこで、この記事では以下の7つを解説していきます。

  • FX用のタブレットに求められるスペックは?
  • FXにオススメのタブレット3選
  • タブレットでも取引ツールが使えるFX会社
  • タブレットでFXをする際の注意点
  • タブレットでFXをしている人の口コミ
  • FXのタブレットは経費になるのか?
  • よくある質問

この記事を読めば、FXを行うのに最適なタブレットを見つけることができます。

目次

FX用のタブレットに求められるスペックは?

ここでは、FXを行うのに最低限必要なタブレットのスペックを、以下の5項目で解説していきます。

  • 値段
  • 画面の大きさ
  • CPUの性能
  • ストレージ
  • メモリ

それでは見ていきましょう。

値段

FX用のタブレットは高ければ高いほど良いというわけではありません。

タブレットでFXを行うにあたっては、そこまで高いスペックは必要ないので、高価なタブレットを購入してしまった場合、宝の持ち腐れになってしまいます。

したがって、タブレットの使用目的がFXに限定されるのであれば、コストパフォーマンスを重視しましょう。

最新の高機能タブレットは10万円以上が相場ですが、FX用にタブレットを購入するのであれば、だいたい2万円前後が相場と捉えておきましょう。

画面の大きさ

タブレットでのトレードを積極的に行っていきたい方であれば、画面は10インチ以上の大きめのものを選びましょう。

注文の発注や決済を行うだけであれば、画面が小さくても問題ありません。

しかし、描画ツールやインジケーターを使用したテクニカル分析を行うことを考慮すれば、画面は大きいほうが操作を行いやすくなります。

また、画面が大きければ、複数のチャートを展開しやすくなります。

タブレットはパソコンよりも薄くて軽量に設計されているので、多少画面が大きくても、持ち運びに問題はないでしょう。

CPUの性能

CPUとはタブレットの処理速度にかかわるパーツです。

CPUの性能が高ければ、タブレット内のアプリの起動がスムーズになったり、ウェブブラウザの読み込みが速くなったりします。

タブレットでFXをする際には、FX業者が提供しているタブレット専用のアプリケーションを利用することになるので、一定以上のCPUの性能は必要です。

実際に、タブレット専用の取引ツールを提供しているFX業者の公式サイトでは、以上のように一定以上のCPUの性能が必要であることを明記しています。 

しかし、タブレットでFXをする際には、高性能なCPUは必要なく、

  • 4コア(クアッドコア)以上
  • 2.0GHz以上

以上の条件を満たすCPUであれば、十分です。

CPUのコア数とクロック周波数

タブレットのCPUのスペックの判断基準は、

  • コア数
  • クロック周波数

以上の2つの要素です。

コア数とはCPU内部にある処理回路のことで、コアの数が多いほど処理速度が高くなります。

クロック周波数とは、同じ時間内でどれだけ多くの作業をできるかを表した数値であり、高いほど処理能力が高くなります。

アクションゲームなどの高負荷がかかる作業の場合は、8コア(オクタコア)以上または、2.5GHz以上のCPUを利用するのが一般的です。

一方で、動画の閲覧やその他の低負荷の作業を行うだけであったら、4コア(クアッドコア)から6コア(ヘキサコア)または、2.0GHz以上のCPUを利用するのが一般的です。

ストレージ

ストレージとは、タブレット内のデータを保存しておくパーツです。

ストレージの容量が大きければ、その分多くのアプリをタブレットにダウンロードすることができます。

タブレットのストレージには16GB、32GB、64GBなどの容量があります。

タブレットでFXを行うためには、タブレット専用の取引アプリをダウンロードする必要がありますが、大してストレージの容量を消費しません。

しかし、タブレットにインストールされているOS(オペレーティングシステム)だけでも、多くのストレージを消費するので、16GBでは少々不安が残ります。

したがって、FX専用のタブレットの容量は32GB以上のものを利用すると良いでしょう。

メモリ

メモリとは、タブレット上のデータやプログラムを一時的に保存しておく機能を持つパーツです。

先ほど解説したストレージは、恒久的にアプリやプログラムのデータを保存しておく機能がありますが、メモリはあくまでも一時的な保存に使われるという違いがあります。

メモリが大きければ、その分複数のアプリを同時に立ち上げておくことができます。

タブレットでFXを行う際には、取引専用アプリまたはブラウザの取引画面を表示するだけなので、大きなメモリは必要ありません。

タブレットのOSによって異なりますが、Androidタブレットの場合はメモリが2GB以上、Windowsタブレットの場合はメモリが4GB以上あれば、FXを行う上では問題ないでしょう。

FXにオススメのタブレット3選

ここでは、FXにオススメのタブレットを3つ紹介していきます。

  • TECLAST P20S タブレット 10インチ
  • VASTKING KingPad K10
  • Blackview Tab12 タブレット 10.1インチ

ここでは、安価で購入できるAndroidタブレットのみを紹介しています。

タブレットは、Andoroid、Amazon、Windowsの順番に高価な傾向にあります。

TECLAST P20S タブレット 10インチ

Amazon
項目内容
値段¥18,900
画面サイズ10.1インチ
CPU8コア(オクタコア)
メモリ4GB
ストレージ64GB
OSAndroid
TECLAST P20S タブレット 10インチ

こちらは「Teclast」というブランドのP20Sモデルのタブレットです。

このタブレットは、コストパフォーマンスが非常に高く、FXを行う上で必要なスペックを満たしつつ、1万円台での購入が可能です。

画面が大きく、解像度も高いため、チャート分析を行う際にも困らないでしょう。

また、LTE 4Gにも対応しているので、WiFiのない場所でのトレードも可能です。

VASTKING KingPad K10

Amazon
項目内容
値段¥18,299
画面サイズ10.1インチ
CPU8コア(オクタコア)
メモリ3GB
ストレージ32GB
OSAndroid
VASTKING KingPad K10

こちらは「VASTKING」というブランドのK10モデルのタブレットです。

先ほど紹介した「TECLAST」と同様に、コストパフォーマンスに優れたタブレットです。

値段は2万円を切っているにもかかわらず、FXを行う上でのスペックは満たしています。

また、別売りの専用キーボードを取り付けることで、ノートパソコンのようにして使用することもできます。

ただし、このタブレットではLTEが利用することができないので、注意しましょう。

Blackview Tab12 タブレット 10.1インチ

Amazon
項目内容
値段¥21,900
画面サイズ10.1インチ
CPU8コア(オクタコア)
メモリ4GB
ストレージ64GB
OSAndroid
Blackview Tab12 タブレット 10.1インチ

こちらは「Blackview」というブランドのTab12モデルのタブレットです。

2万円を若干超えてしまいますが、FXを行う上では問題ないスペックを持っています。

LTE 4Gを利用できる上、重量が430gと軽量なので、外出時のトレードにもぴったりなタブレットといえます。

項目内容
値段
画面サイズインチ
CPU8コア(オクタコア)
メモリ4GB
ストレージ64GB
OSAndroid

こちらはというブランドのモデルのタブレットです。

項目内容
値段
画面サイズインチ
CPU8コア(オクタコア)
メモリ4GB
ストレージ64GB
OSAndroid

こちらはというブランドのモデルのタブレットです。

項目内容
値段
画面サイズインチ
CPU8コア(オクタコア)
メモリ4GB
ストレージ64GB
OSAndroid

こちらはというブランドのモデルのタブレットです。

タブレットでも取引ツールが使えるFX会社

ここでは、タブレット専用ツールが使えるFX会社を解説していきます。

FX業者アプリ名iPadWindowsAndroid
ヒロセ通商LION FX
外貨ex by GMO外貨ex
外為オンライン外為オンライン
外為どっとコムGFX
楽天証券iSPEED FX
松井証券松井証券FXアプリ
みんなのFXFXトレーダーアプリ版
DMM FXDMMFX
FXブロードネットFXブロードネットzero
GMOクリック証券GMOクリック FXneo
IG証券IG Trading
JFXMATRIX TRADER
LINE FXFX取引アプリ
LIGHT FXLIGHT FX
タブレット対応の取引ツール

以上からわかるように、多くの国内FX業者がiPad、Windows、AndroidタブレットのOSに対応しています。

タブレットでFXをする際の注意点

ここではタブレットでFXをする際の注意点を解説していきます。

  • 操作ミスしやすい
  • AmazonのFire OSに対応していない取引ツールがある
  • 外出時にタブレットを利用する際は、WiFi環境に気をつける

操作ミスしやすい

タブレットは慣れれば、パソコンよりもスムーズに操作することができますが、操作ミスも起こりやすいです。

取引ツールの注文や決済画面で、意図せずに画面に手が触れてしまったことが原因で、大きなトレードチャンスを逃してしまう可能性があります。

また、タブレットでの指先の操作には限界があるので、トレンドラインなどの描画を行う際には、少々やりにくさを感じるかもしれません。

そのため、ノートパソコンとしても使用できる「2 in 1」タイプのタブレットを利用することをオススメします。

AmazonのFire OSに対応していない取引ツールがある

Amazon

Amazonブランドのタブレットは値段も安く、スペックに優れたものも多いです。

しかしAmazonブランドのタブレットのOSは「Fire OS」なので、FX業者の取引アプリが利用できない可能性があります。

Fire OSはAndroid OSとの互換性はありますが、Android版のアプリが使用できるとは限りません。

したがって、FX用のタブレットとしてAmazonブランドの物を購入するのはあまりオススメできません。

外出時にタブレットを利用する際は、WiFi環境に気をつける

タブレットを外出時に利用する際は、WiFi環境に気をつけましょう。

LTEが利用できないタブレットの場合、外出先でのトレードは公共のWiFiに頼ることになります。

しかし、公共のWiFiは微弱であることも多いので、注文の発注にラグが生じてしまう可能性があります。

また、公共のWiFiの中にはセキュリティの低いものもたくさんあります。

したがって、外出先でのトレードが多い人の場合は、LTEが利用できるタブレットを購入し、常にLTE回線でトレードを行うことをオススメします。

LTE利用時は、WiFiを受信しないように設定しておきましょう。

もしも自宅のWiFiが遅かったり、つながりにくかったら…

自宅でWiFi環境が悪い場合、安定した速度のネット回線に切り替えましょう。

セレクトラ・ジャパンではネット回線ランキングを公開していますので、参考にしてください。

タブレットでFXをしている人の口コミ

ここではタブレットでFXをしている人の口コミを紹介していきます。

  • マウスが使用できるタブレットは快適
  • スキャルピングをタブレットで行うのは困難
  • タブレットにMT4があるとポジポジ病の原因?

マウスが使用できるタブレットは快適

タブレットの中でもマウスと接続することができるタブレットの方が、快適にトレードできるという声があります。

マウスを使用することで、タブレットで起こりがちな誤操作を減らすことができます。

タブレットであれば、移動中でもトレード環境を作ることができるので大変便利です。

スキャルピングをタブレットで行うのは困難

タブレットはスキャルピングにはあまり向かないという声がありました。

スキャルピングとは、短時間の間に売買を繰り返すトレードスタイルなので、注文を正確なタイミングで行う必要があります。

指で画面をタップするよりも、マウスでクリックした方が正確に注文を執行できることから、スキャルピングのような正確性が求められるトレードスタイルの方には、あまりオススメできないということでした。

タブレットにMT4があるとポジポジ病の原因?

タブレットは持ち運びが便利であることから、パソコンよりもトレード画面にアクセスしやすい環境が整っています。

タブレットの持ち運びの良さは、中級者から上級者のトレーダーにとってはメリットが多いですが、初心者のトレーダーにとってはポジポジ病の原因になってしまうこともあるようです。

ポジポジ病とは、ポジションを持っていなければ不安になってしまう状態のことをいい、トレード初心者に起こりがちな症状です。

ポジポジ病になっている間は、あえてトレード画面から離れることも大切です。

ポジポジ病の対策として、トレード日記をつけるのも効果的です。

FXのタブレットは経費になるのか?

FXで使用するために購入したタブレットは経費に計上することはできるのでしょうか。

結論、タブレットをFXの経費として計上することは可能ですが、経費計上するにあたっていくつかのルールが存在します。

  • タブレットが10万円未満の場合は一括計上
  • タブレットが10万円以上の場合は減価償却
  • タブレットをFX以外でも使用している場合は家事按分

まず、タブレットの値段によって勘定科目が異なります。

勘定科目とは、確定申告の際に収入や支出を分類したもののことを言います。

10万円未満のタブレットは消耗品に該当する一方で、10万円以上のタブレットは固定資産に該当します。

消耗品に該当する10万円未満のタブレットは、全額を一括で経費計上することができます。

この記事でオススメしたタブレットは、いずれも2万円前後だったので、購入した年の確定申告にて一括計上することができます。

一方で、10万円以上のタブレットは固定資産になるため、原則的に減価償却をする必要があります。

減価償却とは、経費を一括計上するのではなく、数年に分けて経費計上していくことをいいます。

何年に分けて経費計上していくかは、購入したものの耐用年数によります。

タブレットの耐用年数は4年なので、4年に分けて経費計上していきます。

減価償却の特例

10万円以上の固定資産は耐用年数で減価償却する必要がありますが、特例として20万円未満の固定資産であれば、耐用年数にかかわらず「3年」で償却することができます。

これを一括償却といいます。

例えば、12万円のタブレットを購入した場合、そのタブレットは固定資産とみなされます。

通常であれば、タブレットの耐用年数である4年に分けて、経費計上していきます。

一括償却の制度を使えば、3年に分けて経費計上することができるので、1年あたりの節税効果が高まります。

また、タブレットをFX以外にも使用している場合、FXに使用している割合だけ経費計上することができます。

これを家事按分といいます。

もし、タブレットの全体の利用時間のうち、50%をFXに使用している場合は、経費計上できるのは、タブレットの値段の50%のみです。

詳しくは以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

タブレットを購入した際の確定申告の仕方

ここでは実際の確定申告の画面で、タブレットの経費計上の方法を解説していきます。

まず、国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセスして、以上の画面まで入力を進めます。

海外FX業者を利用している場合は、「雑所得」の欄の「業務、その他」の横にある「入力する」をクリックしてください。

タブレットの経費は「必要経費」の欄に入力しましょう。

国内FX業者を利用している場合は、画面を下までスクロールして、「先物取引に係る雑所得等」の横にある「入力する」をクリックしてください。

タブレットの経費は「必要経費等」の欄に入力しましょう。

確定申告書の一連の作成方法に関しては、以下の記事で解説しています。

よくある質問

ここではタブレットに関してよくある質問に回答していきます。

  • FXではタブレットとパソコンのどっちがオススメ?
  • MT4はタブレットでも使える?
  • 中古のタブレットは経費になる?

FXではタブレットとパソコンのどっちがオススメ?

タブレットとパソコンのどちらか一つしか購入できない場合は、パソコンの購入をオススメします。

タブレットでもFXは十分にできますが、画面の大きさや操作の正確性において、パソコンの方が優れています。

また、FXの研究には欠かせない検証ツールもパソコンにしかインストールできないものがほとんどです。

したがってFXをする際は、タブレットをメインに利用するのではなく、あくまでもパソコンの補助ツールとして利用するようにしましょう。

MT4はタブレットでも使える?

MT4は世界的に使用率の高い取引プラットフォームですが、タブレットでも利用することができます。

タブレット版のMT4では、

  • 通貨ペアのチャート表示
  • インジケーターや描画ツール
  • 注文発注

以上のようなFXに最低限必要な機能を備えています。

ただし、タブレット版のMT4では利用できない機能もあるので注意が必要です。

例えば、MT4のタブレット版には自動売買(EA)を行ってくれる機能はありません。

タブレット版のMT4からEAを操作する場合は、VPS(仮想専用サーバー)を契約して、VPS上でEAを稼働しておく必要があります。

VPS上でEAを稼働している場合、タブレットからのリモート接続でMT4のEAを遠隔操作することができます。

中古のタブレットは経費になる?

中古のタブレットも、経費計上することができます。

中古のタブレットの値段が10万円未満だった場合は、消耗品として一括で経費計上していください。

ただし、中古のタブレットが10万円以上の固定資産だった場合、タブレットの経過年数に従って、耐用年数を算出する必要があります。

中古の固定資産の耐用年数を求める方法は以下の記事で詳しく説明しているので、参考にしてください。

まとめ

ここまでFXのタブレットについて解説してきました。

この記事のポイントは以下の通りです。

  • FXのタブレットは2万円前後のコストパフォーマンスの高いものを選ぶ
  • タブレットはFXの経費として計上できる
  • タブレットは補助的に利用するのが一番良い

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この記事を書いた人

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