投資詐欺の被害者がデモ行進で「投資詐欺被害撲滅」を呼び掛ける

日本政府は「貯蓄から投資へ」と投資を奨励しています。また、将来や老後への不安などで資産形成に関心を示し、そして実際に運用している人が増加しています。

しかし、そのトレンドに合わせて投資詐欺が急増しており、それに伴い被害者も増加しています。

10月14日、東京都千代田区で投資詐欺被害の撲滅を訴えたデモ行進が行われました。デモの参加者は200人、不動産投資の被害に遭った人たちです。彼らは、「ストップ、金融詐欺被害!」と叫んだり、チラシを配ったりして、投資詐欺の撲滅と金融行政による監視の強化を訴えました。この投資詐欺撲滅のデモ行進を主催したのは一般社団法人ReBORNs(リボーン)です。リボーンは消費者被害に遭った人を助ける団体です。

今回、デモ行進を行ったのは、不動産投資詐欺の被害に遭った人たちですが、投資詐欺は不動産だけではありません。FXや暗号通貨でも急増しています。不動産投資詐欺の被害に遭った人たちは、「節税や年金対策になる」、「自己資金がゼロでも始められる」という謳い文句で勧誘されたとのことです。FXや暗号通貨の投資詐欺の場合、ハイプ案件(High Yield Investment Program:HYIP)と呼ばれる高利回りを謳った投資案件、SNSやマッチングアプリで仲良くなった後に投資に誘うロマンス詐欺の被害が多いです。

また、投資を装ったマルチ商法やねずみ講も多発しています。

さらに、FXでは最近、自動売買、MT4、MT5も急増しています。

SNSの普及で、誰でも騙される環境にあります。騙されないためにも、甘い話には耳を貸すのをやめましょう。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。