トレンド相場をうまく捉えられない…
損切りが多くて月単位で利益を残せない…
「絶対に勝てる」という文言で紹介されているインジケーターは数多くありますが、インジケーターや手法との相性が悪いと稼ぐのにも時間がかかりますよね。
本記事では、トレンド相場という大きな値幅を狙いやすいトレードの勝率を底上げしてくれる「移動平均線大循環分析」について解説していきます。
名称は複雑ですが、しっかり学べば使いこなすのは難しくないシンプルな分析方法です。
相場の基礎的な動きを学べる機会にもなるため、概要だけでも理解しておくのをおすすめします。
本記事の内容を参考に、相場に対する理解を含めましょう。
移動平均線大循環分析とは
移動平均線大循環は3本の指数平滑移動平均線から構成されたチャートを指し、トレンド方向や強さの把握、エントリータイミングの判断に使用されます。
画像の通り、上昇トレンド発生中なら移動平均線が上向きで、下降トレンドなら移動平均線が下向きになっているのがわかりますね。
視覚的にトレンドが判断できるうえ、トレンドが発生するタイミングでは移動平均線同士がクロスするというわかりやすいサインがあります。
エントリーサイン | サインの内容 | サインの意味 |
---|---|---|
ゴールデンクロス | 移動平均線がより長期の移動平均線を上抜け | 上昇トレンドを示唆 |
デッドクロス | 移動平均線がより長期の移動平均線を下抜け | 下降トレンドを示唆 |
以上の分析手法は時間軸問わず有効で、FXに限らず仮想通貨や株式などあらゆる商品で使えるのが特徴です。
なお、それぞれの移動平均線は以下の設定がされています。
移動平均線の役割 | 期間設定 |
---|---|
短期トレンド判断 | 5日 |
中期トレンド判断 | 20日 |
長期トレンド判断 | 40日 |
人によっては期間設定を変えて運用していますが、あまりにマイナーな商品を取引するわけではないなら初期設定のまま利用してください。
単純に3つの指数移動平均線を表示させるだけで移動平均線大循環分析が可能なので、初心者でも試しやすいですね。
移動平均線大循環分析のトレードエッジとは
移動平均線大循環分析はトレンドの進行方向を予測するのに最適な手法で、トレードに対するエッジを発見しやすいのが特徴です。
エッジとは・・・チャートが上下どちらに偏っており、有利なポジション方向が判断できる状況
買い方向と売り方向の両方に対するエッジを見つけられるため、それぞれ見ていきましょう。
買い方向へのエッジ「パーフェクトオーダー」の条件
以下の条件が揃っていると買い方向へのエッジが発生しており、パーフェクトオーダーと呼ばれる有利な相場状況です。
- 3本全ての移動平均線が上を向いている
- 移動平均線が上から短期・中期・長期の順に並んでいる
特に移動平均線の順番は重要で、それぞれの移動平均線の役割を理解しておけばエッジの有効性がわかります。
種別 | 役割 |
---|---|
短期移動平均線 | 直近の値動きの方向性を示す |
中期移動平均線 | 中期的な値動きの方向性を示し、短期トレンドの後押しをする |
長期移動平均線 | 長期的なトレンドを表し、方向性の土台を決定する |
「短期・中期・長期」の並びは、土台となる長期的な上昇トレンドが発生しつつ直近でも強いトレンドが発生しているという上昇へのエッジを示します。
また、トレンドは継続するという性質があるため、一度エッジを見つければしばらくはトレンドフォローで稼ぎやすいのもエッジの強みです。
売り方向へのエッジ「パーフェクトオーダー」の条件
移動平均線大循環分析で確認できる、売りのパーフェクトオーダーは以下の通りです。
- 3本全ての移動平均線が下を向いている
- 移動平均線が上から長期・中期・短期の順に並んでいる
以上2つの条件が揃うと、長期~短期にかけて全てのトレンドが下を向いており、短期的な売り圧力が強くなっているという好条件を示します。
パーフェクトオーダー発生中は売り圧力が強いですが、それがいつまで続くかは移動平均線大循環分析だけでは判断できません。
そのため、ショートエントリーするならパーフェクトオーダーが完成した直後が望ましいでしょう。
その分ダマシに遭う可能性も上がるため、他のテクニカル指標を組み合わせて勝率を上げる必要があります。
移動平均線大循環における6つのステージ
移動平均線大循環分析は、上から見た3本の移動平均線の並びによって6つのステージに分けられています。
チャート進行のうち7割はステージ1から6に順に動く「順行」のため、これらを図式すると覚えやすいでしょう。
逆に、残りの3割では、特定の場面でステージが逆に進行する「逆行」といわれる動きを見せるパターンもあります。
以下で、それぞれのステージにおける相場の状況やトレードの仕方を解説していきます。
【ステージ1】短期・中期・長期の順に並ぶ
ステージ1は上から短期・中期・長期の順に移動平均線が並ぶ状態で、強い上昇トレンド(パーフェクトオーダー)を示している状況を指します。
ステージ1では、基本的に長期と中期移動平均線は上向きになっているため、長い目で見ると上昇トレンドが発生している前提の相場環境です。
小さな押し目が発生している場合もありますが、短期トレンドも継続中であれば全ての移動平均線が上向きになるため、買いのパーフェクトオーダーが完成します。
トレンドは重要ラインタッチやチャートパターン形成などのサインがなければ継続するのがセオリーのため、強気に買いエントリーできる場面です。
ただし、トレンド転換サインを見逃しているとロングエントリーによる高値掴みになってしまう可能性があります。
そのため、常に反転の可能性を考慮した丁寧な分析をしながら慎重なエントリー判断を行う必要があります。
【ステージ2】中期・短期・長期の順に並ぶ
ステージ2は、短期的な押し目によって短期移動平均線が中期移動平均線よりも下に位置している状況を指します。
押し目が長くなると中期移動平均線も横向きか下向きになってしまい、レンジ相場や下降トレンドへの転換が予測されます。
逆に、押し目が短期で終了してトレンドが再開する可能性もあるため、値動きを注意深く観察して進行方向を把握する分析が必要です。
トレンド転換するならステージ3に進行しますがトレンド継続ならステージ1に戻るため、非常に重要な場面です。
ここで発生する可能性があるステージ2からステージ1への移行は、移動平均線大循環分析の「逆行」による動きです。
逆行の動きは、基本的にトレンド調整からトレンド再開の際に発生すると覚えておきましょう。
【ステージ3】中期・長期・短期の順に並ぶ
ステージ3では短期移動平均線が一番下に位置しており、上昇トレンドで大きな押し目が発生している場面です。
大きな押し目が発生した後はトレンド再開かトレンド終焉の2パターンに分かれますが、どちらに進んでいくかはチャートパターンなどで判断する必要があります。
一般的にステージ3は下降トレンドの始まりといわれていますが、実際にはトレンド再開のケースもあるため注意してください。
そのため、移動平均線だけで分析したい人は、長期移動平均線の設定を100〜200に設定してみましょう。
大きな押し目が発生しても長期移動平均線を簡単に下抜けられなくなるため、「上昇が継続するのにショートしてしまった」というダマシを避けられる可能性が高まります。
ただし、下降トレンドの始まりに対する気付きが遅くなってしまうため、順行の場合はエントリーも遅れてしまう点には注意が必要です。
【ステージ4】長期・中期・短期の順に並ぶ
ステージ4は完全に売り圧力が強い状態で、パーフェクトオーダーと呼ばれる強い下降トレンドが発生している状態です。
基本的には戻りが発生したタイミングで戻り売りを狙うのがセオリーで、トレンド終焉までは買いは狙わないのがベターです。
ただし、トレンドが大きく崩れるチャートパターンなどのサインが現れると損切りになってしまう可能性もあるため、売り相場ながらも慎重な分析が求められます。
3つの移動平均線の期間を大きくすればステージ4の始まりが遅れてしまいますが、多少大きな戻りが発生してもステージ4が崩れません。
そのため、多少の戻りでもステージ5に突入せずにショートエントリーで付いていける期間が長くなります。
【ステージ5】長期・短期・中期の順に並ぶ
ステージ5は下降トレンドの終焉といわれていますが、以下の2パターンに進む可能性がある相場環境です。
- ステージ6に順行して上昇トレンド転換が起こる
- ステージ4に逆行して下降トレンドが再開する
チャートを見ればわかる通り、ステージ5に突入した後にステージ4に逆行していくパターンは多いため、他のテクニカル指標の併用が推奨されます。
ただし、ステージ5から4への逆行は一時的な現象に過ぎず、いつかは必ずステージ6に順行します。
そのため、ステージ4に戻った際の損切りリスクを限定するような戦略を取れば、ステージ5になった際のロングエントリーにも自信が持てるでしょう。
どちらのステージに進んでも対応できるように、順行と逆光の2パターンの作戦を立てておくのがおすすめです。
【ステージ6】短期・長期・中期の順に並ぶ
ステージ6になると短期移動平均線が最上位に位置するため、短期的な上昇トレンドが始まっている証拠になります。
トレンドは短期→中期→長期の順で形成されているため、短期での上昇トレンド形成は長期的な上昇トレンド開始の兆しとして判断できます。
そのため、他にも本格的な上昇が始まるサインを見つけられたら、トレンド開始を狙ったロングエントリーができるでしょう。
ただし、このタイミングでステージ5に逆行してしまうと、ステージ5とステージ6が行き来するレンジ相場に突入してしまう可能性も。
ステージ1に順行するのを待てばロングエントリーの勝率も上がるため、早仕掛けするかは慎重に判断しましょう。
チャートに移動平均線大循環分析を表示させるインジケーターは?
移動平均線大循環分析の表示方法について、多くのトレーダーが使うTradingViewとMT4・MT5で解説していきます。
チャートツール | インジケーター名 |
---|---|
TradingView | Kojirokoushi Daijyunkan EMA V3(有料) |
MT4・MT5 | 移動平均線大循環分析でトレンド把握(有料) |
移動平均線大循環分析用のインジケーターは有料販売のケースが多いため、無料で表示させたい人は自身で移動平均線を組み合わせてみましょう。
以下のように、簡単な組み合わせで表示させられます。
- 期間5の指数平滑移動平均線(EMA)
- 期間20の指数平滑移動平均線(EMA)
- 期間40の指数平滑移動平均線(EMA)
有料のインジケーターでないと期間20と期間40の移動平均線の間のゾーンが表示されないため、多少利便性に欠けてしまいます。
しかし、慣れてしまえば特に問題なく使いこなせるため、無料で試してみるのもいいですね。
移動平均線大循環分析の応用【大循環MACD】とは
大循環MACDとは、移動平均線大循環線の分析内容をMACDに落とし込んだテクニカル指標で、上級者も使うケースが多いオシレーターです。
大循環MACDには3つの要素から構成されており、それぞれ以下の意味を持ちます。
構成要素 | 計算式 | 役割 |
---|---|---|
MACD1 | 短期移動平均線-中期移動平均線 | ステージ1からステージ2、ステージ4からステージ5への変化を先読み |
MACD2 | 短期移動平均線-長期移動平均線 | ステージ2からステージ3、ステージ5からステージ6への変化を先読み |
帯MACD | 中期移動平均線-長期移動平均線 | 0ラインの突破によって中期と長期移動平均線のクロスを描画 |
特に、初見ではわかりにくいのがMACD1とMACD2の動きなので、それぞれ見ていきましょう。
構成要素 | 動きと意味の関係性 |
---|---|
MACD1 | 上昇:上昇トレンド時の短期と中期移動平均線の価格差が開いていく動き 下降:下降トレンド時の短期と中期移動平均線の価格差が開いていく動き 0ライン通過:短期と中期移動平均線のクロスを示す(ステージの変化) |
MACD2 | 上昇:上昇トレンド時の短期と長期移動平均線の価格差が開いていく動き 下降:下降トレンド時の短期と長期移動平均線の価格差が開いていく動き 0ライン通過:短期と長期移動平均線のクロスを示す(ステージの変化) |
MACD3は中期と長期移動平均線のクロスをラインの突破で示してくれるため、ひと目見れば直近の中長期的トレンドを判断できるわかりやすいサインです。
移動平均線大循環分析では移動平均線同士がクロスして始めてステージ転換の判断ができますが、大循環MACDはそれよりも早い段階でクロスを予測できます。
各MACD線の傾きやMACD線同士のクロスなど、実際の値動きに加えて様々なサインが現れるため、平均線よりも早い判断ができる傾向にあります。
さらに、大循環MACDは0ラインのクロスなどの定量的な基準で値動きを判断できるため、判断を誤りにくいものも強みのひとつです。
ただし、移動平均線大循環分析で利用される平均線は全て期間が短めのため、平均線同士の間隔がわかりづらいのがデメリットです。
移動平均線大循環分析を用いた実際のトレード手法4選
移動平均線大循環分析の基本的なスペックや使用方法について学んだところで、実際のトレード手法を4つ紹介していきます。
中には、移動平均線大循環分析と他のテクニカル指標を掛け合わせた手法も解説しているため、より強い根拠でエントリーできるでしょう。
移動平均線大循環分析のパーフェクトオーダーを使ったトレード手法
移動平均線大循環分析で最もトレードしやすく大きな値幅を狙えるのが、パーフェクトオーダー発生と同時のトレードです。
- ステージ6や3などのパーフェクトオーダー発生前の相場を観察する
- パーフェクトオーダーが発生したタイミングでエントリー
- パーフェクトオーダーが順行したタイミングで利益確定、エントリー後に逆行してしまったら損切り
まずはステージ6およびステージ3の相場を確認し、パーフェクトオーダーの発生を待ちます。
今回はステージ6の買いパターンで説明します。
ステージ6はすでに短期的な上昇トレンドが発生している状態で、後は中期移動平均線が上を向いて上昇トレンドを後押ししてくれれば環境は整います。
中期移動平均線が長期移動平均線を上抜けて、2~3本程度連続で価格が上昇するのを確認してロングエントリーしてください。
ステージ1になってすぐにロングしてもいいですが、巡行直後に価格が下落してダマシになってしまうパターンも少なくありません。
ダマシ回避のためには、以下2パターンの対策を実施してみてください。
- エントリータイミングを遅らせてステージ1への転換を明確にする
- 他のテクニカル指標で上昇確度の高さを確認する
利益確定はステージ1から2への巡行が起きたタイミングに設定します。
逆に、価格がすぐに下落してステージ6に逆行してしまうとレンジ相場突入の可能性があるため、損切りが推奨されます。
損切りが続いても、一度トレンドに乗れば大きな値幅を取れる可能性が高いですよ。
大循環MACDを使ったトレード手法
大循環MACDは、エッジであるパーフェクトオーダーの発生を事前に察知できるため、その分エントリーの準備も早めにできるのが強みです。
- MACD1とMACD2の上昇開始と0ライン上抜けを確認、パーフェクトオーダー完成とともにエントリー
- MACDが天井を付けるか帯MACDが下落転換したタイミングで利益確定、エントリー直後の0ライン下抜けで損切り
まずは、MACD1とMACD2が底を付けて上昇開始したのを確認します。
加えて、帯MACDも上昇方向に色が変われば上昇の軸ができるため、ロングエントリーを狙える環境が完成します。
この時点で大きな上昇の確率はある程度高いので、小ロットでロングエントリーしてもいいですね。
その後チャートが上昇していき、MACD1とMACD2が0ラインを抜けたらステージ1のパーフェクトオーダーが完成するため、強気でロングエントリーできます。
大循環MACDは、利益確定に関しても2パターンあります。
- MACDが天井を付けて下落しはじめたタイミング
- 帯MACDが0ラインを突破したタイミング
チャートを見てみるとわかりますが、帯MACDは一度0ラインを突破してしまうと簡単には反転しないため、遅くともこのタイミングには利益確定をしておきたいですね。
損切りに関しては、MACD1とMACD2が0ラインを上抜けしたにも関わらず再び下抜けしたタイミングにしてください。
パーフェクトオーダー確定したと見せかけるようなダマシになっているため、大きく下落してしまう可能性もあります。
移動平均線大循環分析とボリンジャーバンドを組み合わせた手法
移動平均線大循環分析には、トレンドの勢いを測るボリンジャーバンドを組み合わせると確度が高くなります。
- 移動平均線大循環分析でパーフェクトオーダーを確認し、値動きがボリンジャーバンドの±3σに張り付くのを確認してエントリー
- 移動平均線大循環分析でステージが順行して値動きが収縮したら利益確定、エントリー後すぐにステージが逆行したら損切り
まずは、移動平均線大循環分析でステージ1か4のパーフェクトオーダーになる瞬間までチャートを観察します。
今回は、ステージ1のパーフェクトオーダーを例に解説します。
ステージ1が発生したタイミングでボリンジャーバンドと価格の位置関係を確認してください。
価格がボリンジャーバンドの+2σよりも上、もしくは+3σに張り付くほど強い上昇を見せていれば、その後も上昇していく確率が高いといえます。
逆に、ボリンジャーバンドの+2σより下の位置に収まっていると上昇の勢いが弱いため、ポジション量を抑えてエントリーしてください。
そのタイミングでロングエントリーを行い、しばらくポジションを保持します。
利益確定は、ステージ2に巡行もしくは価格がボリンジャーバンドの+2σより下に収まったタイミングです。
ステージ1が発生して勢いがあっても、すぐに逆行してステージ6に戻ってしまったら損切りしてください。
特に、経済指標発表時には価格が急上昇した直後に大幅下落するパターンもあるため、注意が必要です。
マネックス証券やGMO外貨など様々な業者が経済指標カレンダーを公開しているため、常にチェックしておきましょう。
移動平均線大循環分析とフィボナッチ・リトレースメントを組み合わせた手法
フィボナッチ・リトレースメントはチャートの押し戻りを正確に予測できるテクニカル指標のため、移動平均線大循環分析との併用が可能です。
- 上位足で上昇トレンドを確認して、押し戻りに対してフィボナッチ・リトレースメントを引く
- フィボナッチ・リトレースメント50%〜61.8%の時点で下位足に移り、ステージ5や6の上昇に転換したタイミングでエントリー
- パーフェクトオーダーが終了したら利益確定、エントリーしても下落が継続するようであれば損切り
今回は、上昇トレンドでのトレードを例に解説します。
まずは上位足で上昇トレンドを確認し、押し目が形成されるタイミングまでチャートを観察します。
押し目が形成されたらトレンドの起点から上昇にかけてフィボナッチ・リトレースメントを引き、価格が50%か61.8%に達したのを確認してください。
フィボナッチ・リトレースメントの50%~61.8%の時点で押し戻りが終わり、トレンドが再開しやすいといわれています。
下位足に移って、下降トレンドを形成してステージ4の形になっているのを発見したら、価格が上昇してステージ5、ステージ6と巡行していくのを観察します。
ステージ6に巡行すると本格的な上昇トレンド開始の確率が高まってきているうえ、フィボナッチ・リトレースメントで上位足レベルの上昇トレンドが確認されています。
そのため、ステージ1のパーフェクトオーダーが発生する前に早めのロングエントリーを行い、通常よりも大きな値幅を獲得できるでしょう。
ステージ5に逆行したタイミングで損切りがセオリーですが、上位足でダブルボトムなどを形成しているならポジションを保有するのもいいでしょう。
ただし、上昇足でもトレンド転換の兆しが見えたら、即座に損切りしないと大損になる可能性もあります。
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ただ、リアルトレードでの検証には膨大な時間が必要です…
本当に稼げる手法なのかスグに検証できたらいいのに…
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手法が実際の相場で通用するか、チェックしてからトレードに臨めば怖いものナシです!
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移動平均線大循環分析を活用して相場の行き先を予測しよう
移動平均線大循環分析は全ての相場状況を分析に当てはめられるため、どんな動きをしても対応しやすいのが大きなメリットです。
トレードは「この値動きがあればこう動こう」という予測や準備の時点で勝敗が決まっているともいわれているため、現状分析は非常に重要です。
また、トレードできる場面が基本的にパーフェクトオーダーのみに制限されているため、無駄な損失を避けられるのも強みのひとつです。
もし負けトレードになっても原因を分析しやすいため、次回以降のトレードで同じ失敗を繰り返さないように対策できますね。
本記事では、移動平均線大循環分析の使い方を詳しく説明しているので、使いこなしてトレードの勝率を大きく上げましょう。
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