損切りしてから予想通りに動く時が多すぎる…
描画したラインで反発しないからエントリーできない…
ラインのブレイクや反発を利用して取引するトレーダーは多くいますが、引いたラインの直前で反発してしまうなど判断に困る時も多いでしょう。

そんな時には、エントリーポイントを点や線ではなく面で捉えるとトレード成績が大きく向上する可能性があります。
本記事では、エントリーポイントを面で予測するために必要なゾーンの概念について解説していきます。
ゾーンをマスターすればトレードチャンスが大きく増えるうえ、無駄なトレードは避けられる一石二鳥の効果があるため、全トレーダー必見の内容です。
ゾーンを用いた実際のトレード例も解説していくので、ぜひ参考にしてください。
FXで役立つゾーン理論とは


ゾーンとは、通常引くラインを長方形で表したもので、「ドル円は135円で反発する」ではなく「ドル円は134.8~135.2で反発する」というように余裕を持たせた分析を行う手法を指します。
たとえば画像のような反発しそうなサポートラインがあっても、すぐ右にある若干低い価格で反発する可能性もありますね。


どちらで反発するかがわからない状態なので合わせてゾーンとしておけば、「ゾーンに対する反発」を見れるようになるでしょう。



2つの価格に対して反発を確認するより、線ではなくゾーンを捉える形で反発を見れば余裕を持った判断ができるので迷いがなくなります。
ほかにも、ラインを引きたくてもロウソク足実体かヒゲどちらで判断すればいいかわからない時にも役立ちます。


実体とヒゲをゾーンとすれば、ゾーン内での反応だけに注視すればいいので迷いは減るでしょう。
ヒゲと実体のどちらで判断すべきか?
2つの近い価格のどちらで判断すべきか?
最終的な判断はトレーダーによって異なるため、どちらで反発するかという決まった答えはありません。
そのため、迷う場面があっても判断基準を1面で捉えることで1つに絞ってしまうのがゾーンなのです。
ゾーン理論のメリットとデメリット


ゾーン分析の基本的な知識を学んだところで、具体的なデメリットやメリットについても見ていきましょう。
メリット①エントリーチャンスが増える
ゾーンを活用すれば、人によってはエントリーチャンスが大幅に増えるのがメリットのひとつです。
たとえばチャネルラインタッチによるトレンドフォローを狙っていても、ヒゲ先ラインではなく実体で引けるラインで反発する場合もあります。


同時に実体で繋げられるラインも含めたゾーンを引いておけば、エントリーポイントを逃さずにトレードできるでしょう。
同じく、ロールリバーサルの候補が2つある状態で、中途半端な位置で反発してトレンド転換してしまうとエントリーチャンスを逃してしまいます。
2つのエントリーポイントをゾーンで結んでおけば、価格の間で反発してもすぐに反応できるでしょう。



分析時に2つのポイントが意識できていても、外出先でチャートを見た時にはそこまで判断できない時もありますもんね。
加えて、トレンドラインを引く際にうまく価格が繋がらずにラインが引けない場合があります。


ラインを引く段階からゾーンを意識しておけば、本来は気付けなかったエントリーポイントが見えてくるようになります。
このように、ゾーンを使えばさまざまな場面でエントリーチャンスを増やすヒントが得られるでしょう。
メリット②損失を限定したトレードができる
ゾーンを使えばエントリーに迷いがなくなるだけでなく、損切りの迷いも少なくできる可能性が高いといえます。
たとえばタイトな損切りでラインの反発を狙っていたら、近くにあるラインであっても①を下抜けたら損切り、②を下抜けたら2回目の損切りとなり損失が広がってしまいます。
それぞれのエントリーに対するロットを少なくして損失を限定する方法も有効ですが、得られる利益も少なくなってしまうでしょう。


ライン①と②にゾーンを引いておけば、エントリーは「ゾーン内での反発が発生したタイミング」となり、損切りは「ゾーンの下抜け」になります。
結果的に逆行しても損切りは1回に抑えられるうえ、ロットを分割する必要がないので利益額の期待値も上昇します。



近い価格で何度もエントリーして連敗する恐れがなくなるので、連敗によるメンタルのブレが少ないのもメリットですね。
メリット③必要のないトレードを抑制できる
ゾーンはエントリーポイントを広く取る分析方法なので、逆にいえばゾーンに入っていない箇所は期待値が低い「放置するべきゾーン」になります。
そのため、「エントリーを狙うのはゾーンの中だけ」と決めておけば無駄なエントリーを避けられるので、余計な損失を抑えられる可能性が高まります。


また、細かいレンジが発生時にはレンジをゾーンで囲んでしまえば、「ブレイクまでは静観」というわかりやすい判断が可能です。
トレードしていない時間が長いと適当なエントリーをしてしまう人も多いですが、分析結果が分かりやすく表示されているだけでも無駄打ちへの抑止力になるでしょう。
デメリット①ゾーンとして判断基準の決定が難しい
ゾーンは複数のポイントを長方形で囲む分析方法なので、どこからどこまでをゾーンとするかの判断が難しい側面もあります。
たとえばレンジ相場からのブレイクアウトを狙ったゾーンを描画する際、レンジの頂点はどこになるのか迷ってしまうでしょう。


ひとつだけ抜き出た波をゾーンに含まない人もいれば全てをゾーンとして大きく囲む人まで、人によって判断基準は全く異なります。
相場の状況や指標の有無によって違う性格の値動きをするタイミングもあり、一概に正解は求められません。



複数のゾーン判断基準を検証して、最も勝率が高いと思われるゾーン描画パターンを編み出していくしかないでしょう。
デメリット②使い方を間違えるとポジポジ病になる
ゾーンを使えば、ラインが密集してエントリー判断が難しい箇所や気付けなかった箇所でもエントリーできるため、人によってはポジポジ病になってしまう可能性も。





エントリーポイントの判断に利用する根拠は多い方が安心で、実際に多くの勝ちトレーダーは2つ以上の根拠をもとにエントリーします。
ゾーンを信頼しすぎると、ほかの根拠が揃っていないのにエントリーしてしまうため、負けトレードが多くなる傾向にあるでしょう。
ゾーンによる判断は勝率を上げるための方法のひとつで、使えば必ず勝てるわけではありません。
「チャートにラインを引く」という環境認識の一環なので、エントリーポイントの判断には別の基準も併用してください。
FXで勝てるゾーンの引き方4選


ここでは、勝率を上げるために有効なゾーンの引き方を紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
波が細かい時の水平線をゾーンとする
本記事でゾーンの基本を説明する際にも用いた方法ですが、反発根拠となる水平線が密集している際にはゾーンが役立ちます。


ゾーンを使えばエントリー基準をひとつに統合できるので、各水平線でロットを分割したり複数回のエントリーをしなくていいのがメリットです。
ただし、水平線を引く時のポイントとして「水平線が2回以上否定されていないか」を気にしてみましょう。
水平線が一度抜かれてしまってもロールリバーサルなどの根拠として活用できますが、二度抜かれてしまうと「価格が水平線を気にせず動いている」と判断ができます。



つまり、その水平線はもう効いていないので削除するという判断ができるんですね。
その観点でもう一度水平線を引き直してみると、ラインの密集地帯だと思っていた箇所も意外と1本の水平線しか引けないという状態になる可能性があります。
ゾーンを描画する前に、「このラインは2回以上抜かれていないか?」を気にしてみてください。
綺麗なトレンドラインが引けない場合にゾーンを使う
トレンドを形成していてもラインがうまく引けない時は、ゾーンを描画すれば適切なエントリーポイントを見つけられるかもしれません。
画像のように、トレンドラインAを引いても途中からズレて判断に使えないような場面も多くあります。


そんな時は、ズレはじめた箇所から新たにトレンドラインBを描画し、2つのラインの間にできた空間をゾーンにしましょう。
描画したゾーンはトレンドラインAとBのどちらかで反発するという可能性を含んだエリアになるので、有効なエントリーポイントとなります。
このように、1つでは弱い根拠になってしまう場合があるトレンドラインでも、ゾーンを使えば強い根拠として活用できるようになります。
ヒゲが長いチャートでゾーンを活用する
ラインを引きたいロウソク足が長いヒゲを持っていたら、どちらにラインを引けばいいか迷ってしまうケースが多いため、実体とヒゲをゾーンで囲んでしまうのもおすすめです。


ヒゲが数pips分とそれほど長くなくても、「今回はどちらでエントリーしよう…」と迷わなくてよくなるので、一貫したトレードができるようになります。
毎回ヒゲや実体で根拠をコロコロ変えていると、自分の手法にはどちらの方が勝ちやすいのか判断しにくいでよね。
また、経済指標などでヒゲが長くなってしまうと、ヒゲの途中で反発する場面も多くあります。
ゾーンで囲んでおけば、「ヒゲか実体どちらで反発するかな?」ではなく「ゾーン内で反発するサインが出ればエントリーしよう」という考え方で値動きを観察できます。


ヒゲか実体どちらがエントリー判断として正しいか答えはなく、反発する基準も毎回異なるのが事実です。
そのため、「ヒゲか実体か」という価格ベースの判断ではなく、「反発の値動き」という実際の相場状況に沿った判断を心がけましょう。
マルチタイムフレーム分析でトレード可否を判断する
ゾーンとマルチタイムフレーム分析を組み合わせれば、より精度の高いエントリー判断が可能になります。
- マルチタイムフレーム分析とは・・・上位足から下位足まで、複数の時間足を用いてチャート分析を行うこと
ゾーンによって予測できるのはあくまでも反発エリアであり、反発のサインではありません。
たとえば、上位足である日足でゾーンによるロールリバーサルを狙っている場面があるとします。
ゾーンで反発エリアの予測をしてから下位足に移り、下位足でロウソク足やチャートパターンを確認してエントリー判断を行いましょう。


上位足だけでゾーン内でのハンマーなどをベースにエントリー判断もできますが、マルチタイムフレーム分析は精度を大きく高めてくれます。



上位足を見てはじめて気付ける直近のラインも多いため、全トレーダーがするべき分析です。
マルチタイムフレーム分析については以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ゾーン理論を利用した実際のトレード例4選


ここからは、実際にゾーン理論を活用して行ったトレード例を4つ紹介していきます。
ゾーンと相性のいいテクニカル指標を用いたトレードなので、全て要チェックの内容です。
ゾーンとフィボナッチ・リトレースメントを組み合わせた順張りトレード
ゾーン分析では「反発するであろうライン」を予測できるので、同じく反発する箇所を導き出すフィボナッチ・リトレースメントを用いた順張りトレードの例を紹介します。
- 上位足から順に水平線を引き、直近で形成されているトレンドを確認
- トレンドに対してフィボナッチ・リトレースメントを引き、ゾーンとの重なりを確認
- 価格がゾーンに達したタイミングでエントリー
- 利益確定は次のゾーンまで、損切りはフィボナッチリトレースメントの61.8%明確下抜け
まずはマルチタイムフレーム分析に則り、上位足からエントリーする時間足まで順に水平線とトレンドラインを描画していきます。
ヒゲや価格の密集で判断に迷う場合は、必ずゾーンを描画してエントリーポイントを絞っておきましょう。
直近でトレンドが発生していたら、波に合わせてフィボナッチ・リトレースメントを引いてください。


事前に描画したゾーンとフィボナッチ・リトレースメントの50%および61.8%が重なっていたら、そこがエントリーポイントです。
押し戻りを待ち、エントリーポイントに価格が触れて反発の兆候を見せたらエントリーします。
反発の兆候は、以下のパターンで予測されるケースが多いため覚えておきましょう。
反発パターン | 詳細 |
---|---|
チャートパターン | ・三尊、逆三尊 ・ダブルボトム、ダブルトップ ・トリプルボトム、トリプルトップ ・ウェッジ など |
ロウソク足パターン | ・包み足 ・はらみ足 ・ハンマー ・十字足 など |
オシレーター | ・ダーバージェンス ・買われすぎ、売られすぎラインへの到達 など |


今回のパターンでは、下位足でゾーン内でのダブルボトムを確認した時点でロングエントリーしました。
利益確定に関してはさまざまな決め方がありますが、今回は比較的近い位置にゾーンがあるので、そこを利確ポイントに決定します。
損切りに関しては、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%をロウソク足実体ベースで抜けてしまったタイミングです。
61.8%以上の押し戻りが発生するとトレンド継続の可能性が大きく下がるため、ゾーン内であっても損切りをおすすめします。



フィボナッチ・リトレースメントは、損切りラインが非常にわかりやすい点が強みですね。
ゾーンとロールリバーサルを組み合わせた順張りトレード
ゾーンとロールリバーサルは非常に相性がいいテクニカル指標なので、今回は2つを組み合わせた下記のトレードを行います。
- 上位足から順に水平線やトレンドラインを引き、ゾーンを描画する
- 発生中のトレンドを確認し、押し戻りによってゾーン内でロールリバーサルのサインの発生を確認してエントリー
- 利益確定は次のゾーンまで、損切りはロールリバーサル否定によるゾーン抜け
ゾーンの確認を描画するには重要なラインを複数引く必要があるので、上位足から順にマルチタイムフレーム分析の要領で環境認識をします。



本記事で紹介した手順に則り、時間をかけてでもゾーンを見つけていってください。
ロールリバーサルでトレードするためにはトレンド相場なのが前提条件になるので、レンジ相場ならスルーしましょう。


トレンド相場での押し戻りが発生して直近高安値段ゾーンに到達したのが確認できたら、価格の反発によるロールリバーサルの発生を観察しましょう。
反発のサインについては、先ほどフィボナッチ・リトレースメントを使ったトレード例で解説したパターンを参考にしてください。





ゾーン内であれば、直近高安値から少しズレた位置でのエントリーでも問題ありません。
丁寧にゾーンを引けていれば、ゾーン以外の価格はスムーズな値動きが見られると予測できるので、利確目標はトレンド進行方向にある次のゾーンにしてください。
損切りに関しては、ゾーンをロウソク足実体で抜けたタイミングで問題ありません。
なお、先ほど紹介したフィボナッチ・リトレースメントも組み合わせるとさらに精度の高いエントリーができるので、自分なりにカスタマイズしてみてください。
ゾーンと移動平均線・RSIを組み合わせた順張りトレード
ゾーンを使えば価格の反発を捉えやすくなるので、移動平均線を組み合わせれば高い勝率でのエントリーが可能となります。
- チャートに移動平均線を表示させ、上位足から順にラインやゾーンを描画する
- トレンド相場の押し戻りでゾーンと移動平均線が重なった部分に跳ね返されたらエントリー
- 利確ポイントはRSIの買われすぎ・売られすぎライン確認、損切りは移動平均線をロウソク足実体で抜けたタイミング
ほかのトレード例と同じように上位足からラインやゾーンを描画し、エントリーできるポイントとエントリーすべきでないポイントを判別します。
チャート上には期間200の移動平均線を表示させておき、ゾーンと重なるまで待機します。



加えて、このトレードをするならトレンド相場の発生が必須条件です。
トレンド相場発生中に、移動平均線とゾーンが重なった部分に価格がタッチしたらエントリーしましょう。


画像のように、トレンド発生中に移動平均線にタッチして反発するパターンは「グランビルの法則」の買いサイン②にあたります。





グランビルの法則は多くの場面で使えるサインなので、マスターしておくと便利ですよ。
利益確定のサインとして、今回はRSIの買われすぎサインが出たタイミングを採用しました。



利益確定には明確な正解がないため、一定の基準を用いて改善を繰り返すしかありません。
ゾーンとチャートパターンを組み合わせた逆張りトレード
ゾーンは価格の反発エリアを導き出してくれるので、逆張りトレードにも活用しやすいのが特徴です。
- 上位足からラインやゾーンを描画し、トレンド相場を見つける
- トレンド相場が進み上位足ベースで引いたゾーンに当たるのを確認
- ゾーン内でチャートパターンを形成したら逆張り方向へのロールリバーサルを確認してエントリー
まずはいつも通りに上位足からラインやゾーンを描画し、直近で発生しているトレンドを確認しましょう。
下記画像では、まず下降トレンドが発生し下部のゾーンに2回跳ね返されて、ダブルボトムを形成しています。





ダブルボトムが形成されているゾーンは上位足のラインで描画しているので、サポート力は強いといえますね。
なお、ダブルボトムやトリプルボトムはそれぞれの下限が若干ズレてしまうケースが多く、ゾーンで捉えないと見逃してしまうケースが多いでしょう。


ダブルボトムが形成されてゾーンを上抜けした時点した時点でロングエントリーを行い、下降トレンドの目立つ戻り高値で利確を行いました。
途中にチャネルラインなどのレジスタンスが確認できますが、ダブルボトムゾーンが上位足をベースとした根拠なので上昇が強いと判断しています。
損切りはゾーンをロウソク足実体ベースで下抜けしたタイミングに設定していますが、上位足のゾーンで根拠を組み立てた際は必ずルールを守りましょう。



上位足で判断した根拠は、否定されて際に放置するとかなり大きな損失が発生してしまいます。


FXで勝ち組になるために絶対にしなければいけないのが『検証』です!
ただ、リアルトレードでの検証には膨大な時間が必要です…



本当に稼げる手法なのかスグに検証できたらいいのに…
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ゾーンに関するよくある質問【Q&A】


ここでは、ゾーンに関してよくある質問について回答していきます。
ゾーンについての理解を深めたい人は参考にしてください。
ゾーン理論を学べるおすすめの本はありますか?
ゾーンについて学べる書籍で、よく名前が挙がるのが以下の書籍です。
- ギガ速FX 月の手取り439万円を獲得したゾーントレードの極意【完全無修正】
ライントレードの基本から応用まで、マンガを交えてわかりやすく解説してくれるため高い評価を得ています。



負けトレーダーから這い上がっていくという、多くのトレーダーが目標としているルートをわかりやすく示してくれるのも魅力です。
また、「ゾーン:相場心理学入門」(マーク・ダグラス著)という書籍もありますが、こちらはゾーントレードに関する書籍ではありません。
スポーツでよく使われる「ゾーン」を指しており、トレーダーとして持っておくべき認識やメンタルなど、概念的な内容が示されています。



トレードに対する向き合い方を学べるベストセラーなので、こちらも参考にしてください。
ゾーンを自動で表示してくれるインジケーターはありますか?
ゾーンを表示してくれるインジケーターは数種類ありますが、FXSSIで無料配布されているSupport&Resistanceはおすすめインジケーターのひとつです。


このインジケーターはサポートとレジスタンスをわかりやすく表示してくれますが、画像の通りゾーンが効いているかの判断が難しい場面も。
インジケーターは一定の数値や計算に基づいて表示されるため、人によっては判断基準がまったく合わないと感じる可能性もあります。
また、インジケーターはチャート分析やトレンド分析をサポートするのが役割なので、自分でチャート分析ができる人には不要です。



そのため、基本的にはインジケーターではなく自力でゾーンを描画できる実力を付ける必要があります。
FXのゾーン理論を使いこなして勝ちトレードを増やそう
本記事では、FXのゾーン理論について詳しく解説しました。
ゾーン理論は、水平線やトレンドラインを使ったトレードの精度を高めるのに役立つので、マスターすればかなりの頻度で活用できるのが特徴です。
環境分析の基礎力を底上げできる理論なので、初心者~上級者まで必ず学んでおくべきでしょう。
ゾーン理論の概要に合わせて実際のトレード例も紹介しているので、過去チャートで同じようなパターンを検証してみるのをおすすめします。
練習さえすれば誰でも使えるようになるシンプルな指標なので、ゾーンをマスターして価値トレードを大きく増やしましょう。
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