FXのウェッジで勝率大幅アップ!最強サインの見抜き方を解説

勝てるチャートパターンを増やしたい

手法が確立できなくて負けが続いている…

中級トレーダーになっても勝てる手法の確立に悩み、連敗が続くたびに新しい手法に手を出している人も多いでしょう。

そこで本記事では、勝率が高くエントリータイミングも多いウェッジパターンについて解説していきます。

似ているチャートパターンや注意点、実際のトレード例まで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をマスターすれば、継続的に利益を積み上げられる勝ちトレーダーへの着実な一歩を踏み出せるでしょう。

目次

FXのウェッジとは

ウェッジとは、高値と安値が連続で切り上がりもしくは切り下がりしていくチャートパターンで、相場の転換期によく現れるのが特徴です。

ウェッジは日本語で「くさび形」を意味しており、言葉通り進むにつれて先端の値幅が小さくなっていきます。

ウェッジが形成されている時は売りと買いが拮抗しているサインで、全体のポジションサイズもどんどん大きくなっていきます。

そのため、ウェッジからのブレイクは非常に大きな値動きになりやすく、うまく掴めば非常に大きな利益を得られるのも特徴のひとつです。

ウェッジに似たチャートパターン

ウェッジは頻繁に現れるチャートパターンですが、似たチャートパターンや同意義のチャートパターンが多く見られます。

似たチャートパターンを理解しておけば、ウェッジの定義についいてもより深く理解できるでしょう。

ウォルフ波動

ウォルフ波動はトレンド転換や調整を示唆するサインとして知られており、ウェッジの一部となるチャートパターンです。

ウォルフ波動の成立条件は6つあり、下記のような①から⑤の値動きを確認した場合にエントリーが可能となります。

  1. 下降トレンド中に①の価格より高い②の価格が発生する
  2. ②より安い価格の③が発生する
  3. ③より高い価格の④が発生する
  4. ②から④と平行になるラインを③から描画、続けて①から③に向けてラインを引く
  5. ふたつのラインの間⑤がスイートスポットとなり買いを狙えるゾーンになる
  6. ①から④にかけて描画したラインの延長線上の⑥が利益確定目標となる

売りパターンなら全く逆方向の動きになります。

少しずつ値幅が狭まっていく点では、ウェッジと全く同じ動きに見えますね。

⑤から⑥にかけて価格が動いたらウォルフ波動成立、⑥以前で落ちて⑤よりも安い価格に突入したらウェッジだと考えてください。

どちらも相場転換を示唆するチャートパターンなので、ウォルフ波動が否定されてもウェッジに切りかえて逆張りのチャンスを狙えるでしょう。

三角保合

三角保合はウェッジと非常に似たチャートパターンですが、より長期間の揉み合いで完全な三角に限りなく近いチャートを形成するのが特徴です。

三角保合には3つのパターンがあり、それぞれのパターンによって動きやすい方向が異なります。

パターン動きやすい方向値動きの理由
高値は下に、安値は上に収束していく予測が難しい売買が完全に拮抗しているため
高値が下向きに収束し、安値は下がらない下落方向売り圧力が徐々に強くなっていくから
安値が上向きに収束し、高値は上がらない上昇方向買い圧力が徐々に強くなっていくから

上記の通り、三角保合はブレイクしやすい方向に対して徐々に価格が収束していくのが特徴で、かなり頻繁に現れるパターンです。

イメージとして、上昇方向の三角保合であれば高値を堤防、安値を津波のようなものと捉えてください。

津波である安値が堤防である高値に何度も当たり、堤防が決壊した段階で津波が一気に押し寄せるイメージです。

価格を上げたいトレーダーがどんどん増えていき、ショートしているトレーダーの損切りを誘発しているんですね。

三角保合をマスターすれば市場参加者の売買が想像できるようになるので、トレードの勉強にも最適なチャートパターンです。

なお、高値と安値がお互いに収束していくパターンの一部はペナントとも呼ばれています。

ペナント

ペナントは高値と安値が互いに収束していくため、高値と安値が両方切り下がったり切り上がったりするウェッジとは異なるのが特徴です。

形としては三角保合とほぼ同じですが、大きな違いはパターン発生前の値動きにあります。

ペナントの発生前は急上昇や急下落が発生しているのが条件で、緩やかな値動きから発生した三角は三角保合に分類されます。

「ペナント」という英単語は三角旗を意味しており、直前の急な値動きは旗を立てるポールのような役割をしているのがわかるでしょう。

ペナントの発生後はトレンドフォロー方向の動きを見せやすいので、チャートパターンとして非常に判断しやすいのも特徴です。

ペナントに関する詳しい情報は以下で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

フラッグ

フラッグもウェッジと勘違いされるチャートパターンのひとつですが、形が全く異なるので覚えてしまえば簡単に区別できます。

フラッグは上昇・下降の2パターンに分かれており、トレンド相場で頻繁に現れるのが特徴です。

上昇トレンド中なら下向きの小さなトレンドが発生し、チャネルラインを引ける綺麗な値動きが見られます。

最終的にはチャネル上限を上に抜けて上昇トレンドが再開し、買いエントリーで利益を出せるシンプルなチャートパターンです。

逆に下降トレンド中なら上向きの小さなトレンドが発生し、最終的に下降トレンドが再開していくのが特徴です。

一定の値幅で調整が行われるため「旗」のような形状をしており、それが由来でフラッグという名称になりました。

調整中の値幅が一定か縮小していくので、ウェッジとの見分けは簡単にできますね。

FXのウェッジには4つのパターンがある

FXのウェッジは主に転換を示すサインとして紹介しましたが、実際にはトレンド継続パターンも含めて4つのパターンがあります。

全て解説していきます。

トレンド転換を示唆する上昇ウェッジ

トレンド転換の上昇ウェッジは上昇トレンド中に発生するもので、以下のふたつの条件を満たしている必要があります。

  • 高値と安値が共に切り上がっている
  • 高値より安値が強い勢いで切り上がっている

高値と安値が共に切り上がっているため上昇が継続していくようにも見えますが、上昇が止まっているため高値更新の勢いが弱く買い圧力が少なくなっていると判断できます。

買い圧力が強ければ、平行チャネルを引けるような形になりそうですよね。

トレンド継続を示唆する上昇ウェッジ

トレンド継続の上昇ウェッジは下降トレンド中に発生し、トレンド転換タイプと同じく2つの特徴があります。

  • 高値と安値が共に切り上がっている
  • 高値より安値が強い勢いで切り上がっている

下降トレンド中の上昇ウェッジの発生は少なからず買い圧力が増えてきているのを意味するため、下降トレンドの勢いも衰えてきていると判断できます。

しかし、大きな上昇が発生せずに売り圧力が勝てばさらなる下落を狙えるでしょう。

このウェッジが現れたら、「そろそろ下降トレンドも終盤に近いかも?」という判断ができますね。

トレンド転換を示唆する下降ウェッジ

トレンド転換の下降ウェッジは下降トレンド中に現れるパターンで、上昇ウェッジとは全く反対の形を形成するのが特徴です。

  • 高値と安値が共に切り下がっている
  • 安値より高値が強い勢いで切り下がっている

下降ウェッジが進めば進むほど売り圧力が弱まっていくため、上に抜けた時の上昇は大きいものになります。

ウェッジは形成に時間がかかるケースが多いため、こまめにチャートをチェックしておけば比較的簡単にトレードできるでしょう。

トレンド継続を示唆する下降ウェッジ

トレンド継続の下降ウェッジも同じく上昇を示唆するチャートパターンで、ウェッジの形はトレンド転換タイプと同じになります。

  • 高値と安値が共に切り下がっている
  • 安値より高値が強い勢いで切り下がっている

上昇トレンド時の下降ウェッジは、それまでロングポジションを持っていたトレーダーが利益確定売りをしたために発生する調整の動きです。

ただし、あくまでも上昇トレンドの最中なので、売りに負けないほど多くの買い注文も新規で入ってきます。

その結果、揉み合いは発生しつつも最終的には上昇していくケースが多く見られます。

ウェッジのエントリーポイントと決済ポイント

ウェッジではエントリーと利益確定の場所はルールとしてある程度決まっており、特にウェッジ初心者はこのルールを守って取引するのをおすすめします。

上昇ウェッジと下降ウェッジのどちらも同じで、基本的な取引ルールは以下の通りです。

トレンド継続型の上昇ウェッジ

  • エントリー:高値を繋いだラインをブレイクしたタイミング
  • 利益確定:ウェッジを形成する1つ目の波の値幅に到達したタイミング
  • 損切り:安値を繋いだラインを下抜けしたタイミング

トレンド転換型の上昇ウェッジ

  • エントリー:安値を繋いだラインをブレイクしたタイミング
  • 利益確定:ウェッジを形成する1つ目の波の値幅に到達したタイミング
  • 損切り:高値を繋いだラインを上抜けしたタイミング

トレンド継続型の下降ウェッジ

  • エントリー:安値を繋いだラインをブレイクしたタイミング
  • 利益確定:ウェッジを形成する1つ目の波の値幅に到達したタイミング
  • 損切り:高値を繋いだラインを上抜けしたタイミング

トレンド転換型の下降ウェッジ

  • エントリー:高値を繋いだラインをブレイクしたタイミング
  • 利益確定:ウェッジを形成する1つ目の波の値幅に到達したタイミング
  • 損切り:安値を繋いだラインを下抜けしたタイミング

トレンド転換タイプや継続タイプ、上昇下降ウェッジ全てに当てはまるルールなので、必ず確認しておきましょう。

かなりシンプルなルールなので、初心者でも扱いやすそうですね。

ウェッジを使用する際の注意点

ウェッジを使用する際、必ず注意しておく必要のあるポイントがいくつかあります。

それぞれ確認しておきましょう。

短期足でのダマシに注意

ウェッジに限らず多くのチャートパターンは長期足の方が成立〜利確の成功率が高く、短期足ではダマシが多くなってしまいます。

ダマシを避けるためにはほかの根拠との併用が確実で、例として移動平均線との組み合わせを紹介します。

移動平均線を長期に設定しておけば強いサポート・レジスタンスとして機能するため、移動平均線にタッチしてからトレンドウェッジが現れれば強い根拠になるでしょう。

加えて、画像ではウェッジ上限に対してブレイクワンタッチも確認できるので信頼性が高いですね!

4時間足や日足などの長期足であれば必須ではないですが、5分足や15分足などの短期足でトレードするなら2つ以上の根拠がほぼ必須になります。

ウェッジが形成されても否定される時もある

トレンド転換タイプのウェッジでは、画像のようにラインから飛び出しながらパターンを形成し、最終的にトレンドが継続してしまうパターンもあります。

上記パターンのようにラインから一度でも飛び出してしまうと、ウェッジとしての信頼性が下がってしまうため注意しましょう。

なお、短いヒゲでラインを抜けた程度ならまだ信頼性は高いと判断できるため、トレンド転換を狙いやすくなります。

どんなチャートパターンでも形が崩れてしまうと信頼性が下がるので、無理やエントリーは避けましょう。

逆三尊など勘違いしやすいチャートパターンもある

ウェッジに似たチャートパターン」で説明した通り、ウェッジには似ているチャートパターンが数多く存在します。

チャートパターンを勘違いしてしまうと、場合によっては狙っていた方向と真逆にチャートが進んでしまう可能性もあるでしょう。

また、たとえば15分足では下降トレンドの継続ウェッジが形成されていても、4時間足では逆三尊形成中ですぐに大きな上昇が予測される場面も見られます。

下位足で綺麗な上昇ウェッジが形成されていても、上位足で見られる根拠の方が強いと認識されるのでチャートは上昇してしまいます。

そのため、ウェッジを正しく認識する訓練をするとともに、常に上位足~下位足までまんべんなく分析するマルチタイムフレーム分析を心掛けましょう。

マルチタイムフレーム分析はどんなトレード手法でも必要性が高いので、必ず習得しておきたい技術ですね。

マルチタイムフレーム分析については以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ウェッジを活用した実際のエントリー例3選

ウェッジの基本について学んだところで、実際のトレード例もいくつか見ていきましょう。

ウェッジとマルチタイムフレーム分析を組み合わせた順張りトレード

マルチタイムフレーム分析により上位足のエントリーチャンスを見つけ、エントリータイミングとしてウェッジを用いたトレードです。

  1. 上位足でロールリバーサルのサインを見つける
  2. ロールリバーサル確定のサインとして、下位足でトレンド転換パターンの下降ウェッジを確認して買いエントリー
  3. ウェッジの利確ポイントに到達したら微益部分に損切りを設定、最初の損切りはウェッジの損切りポイントに設定する

まずはエントリー足よりも上位の足で、ロールリバーサルの起こりを確認していきます。

上記画像のように、ロールリバーサルはレジスタンスとして機能していたラインがサポートになるチャートパターンです。

ロールリバーサルが成功するひとつのカギとして下位足でも上昇のサインが見られるかが重要なので、エントリーする時間足に移ります。

下位足ではトレンド転換パターンの下降ウェッジが形成されており、上位足の根拠と合わせて上昇の確率がかなり高いためロングエントリーを行います。

ウェッジの利確ポイントでトレードを終了するのもいいですが、上位足での根拠もあれば欲張っても問題ありません。

ウェッジで狙える値幅に到達したらエントリーポイントに損切りを移し、狙うポイントを上位足のロールリバーサルのN値に変更します。

  • N値とは・・・トレンド相場において、直近で上昇した値幅と同じ以上の値幅までは到達しやすいという指標

大きな値幅を狙えるうえ、下がっても損失なしでトレードを得られるのは有利ですね。

逆にウェッジが不成立になってしまっても下位足レベルの損失で抑えられるほか、再びチャートパターンが現れればエントリー可能です。

複数回の損切りが発生してしまっても一度勝てば上位足レベルの大きな利益になるため、長い目で見れば損失が気にならない可能性もあるのが強いですね。

最終的にはN値でスムーズに利確できた成功トレードとなりました。

ウェッジと移動平均線を組み合わせた順張りトレード

2つめのトレードでは、ウェッジだけで判断するのが心許ないトレンドフォローを、移動平均線をもちいたグランビルの法則で補助して利益を狙います。

  1. 事前に期間200の移動平均線を表示させ、トレンド継続ウェッジの形成を確認する
  2. ウェッジの形成中に移動平均線にタッチして跳ね返されたことを確認、ウェッジの成立でエントリー
  3. 利確・損切りともにウェッジのルールに従って行う

まずは上昇トレンドを探し、調整段階で下降ウェッジの形成が始まったのを確認します。

揉み合いが起きている間に移動平均線が価格に近付いてくるので、ウェッジ下限とタッチしたらチャンスです。

上昇トレンド中に移動平均線がサポートとして機能するのはグランビルの法則の買いサイン③に該当し、買いが有利なパターンになります。

そこからは通常どおり下降ウェッジの上抜けを待ってロングエントリー、利益確定と損切りを設定して決済まで待つだけです。

結果的に、エントリーから一度価格が落ちましたが、下降ウェッジを否定せずに利益確定できたトレードになりました。

今回のトレード例のように、移動平均線はたびたびチャートとタッチしてレジスタンスやサポートとして機能するため、常に表示させておくのがおすすめです。

移動平均線を一緒に使うなら、常に注目度が高い期間200に設定するのがおすすめです。

ウェッジと水平線を組み合わせた逆張りトレード

3つ目のトレード例は、仕事や育児で常にチャートを見られない人でもやりやすい、トレンド転換型ウェッジを活用した逆張り手法です。

  1. 上位足から水平線を引いていき、価格が止まりそうな箇所にアラートを設定しておく
  2. アラートが鳴ったらチャートを確認し、転換型ウェッジの形成を確認、成立後にショート
  3. 決済ポイントはウェッジの基本ルールと同じとする

頻繁にチャートをチェックする余裕がない人は、まず上位足から水平線を描画していきます。

続いて、トレンド進行方向の重要なラインに価格が到達したタイミングでアラートが鳴るように設定しておきます。

TradingViewであれば、以下の操作方法でアラート設定を設定可能です。

  1. 水平線上にで右クリック
  2. 「水平レートにアラートを追加」をクリック
  3. 通知方法や通知回数を設定して「作成する」をクリック

重要な水平線に価格がタッチしたタイミングでログイン端末に通知が来るので、エントリーしたい時間足でチャートを監視します。

重要なラインなら一度価格が跳ね返る可能性が高いので、その過程で転換型ウェッジの発生を待ちましょう。

今回のトレード例では、上位足で描写した水平線のサポートも確認できたので、より強い根拠のもとロングエントリーできました。

トレードをする人の大半は兼業トレーダーなので、アラート機能を用いて極力チャンスを逃さないようにするのも実力のうちです。

エントリータイミングを逃さないうえに、水平線での反発も根拠に加えられるのでトレード精度も上がって一石二鳥ですね。

ウェッジを使いこなして勝ちパターンを増やしていこう

本記事では、ウェッジの基本知識や取引ルール、実際のトレード例などを詳しく解説しました。

ウェッジはダブルボトムや三尊などの有名チャートパターンと同じくらい頻繁に現れるため、覚えておいて損はないパターンです。

その反面、三角保合やペナントなど似ているチャートパターンも多いため、見分けられる実力がないと損失が重なってしまうでしょう。

本記事で紹介した特徴を把握したうえで、過去チャートでの検証を行えば即座に判断できるようになりますよ。

ウェッジをマスターして、手堅い勝ちパターンを蓄積していきましょう。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする