FXのグランビルの法則とは?チャート画像を用いて徹底解説!

トレードを始めて数ヶ月経つけど勝てる気配がない…

FXで何から勉強すればいいのかわからない…

FXはいきなり勝てるようになるわけではなく、基礎を固めて自分なりに応用ができて初めて長期的な利益を積み上げられるようになります。

本記事では、FXの基礎の中でも大切なグランビルの法則について紹介していきます。

グランビルの法則の概要から注意点、実際のトレード例まで余すことなく徹底解説していくので、基礎から固めたい人はぜひ参考にしてください。

目次

グランビルの法則とは

グランビルの法則とは、アメリカのアナリストである「ジョゼフ・E・グランビル」が1960年代に考案した相場理論です。

移動平均線の角度と価格の乖離から相場の動きを分析する理論で、数十年にわたり多くのトレーダーが利用しています。

グランビルの法則は以下のような考え方が基本となっており、発表から数十年経った今でも原則は変わっていません。

  • 移動平均線と乖離した価格は、移動平均線に戻ろうとする動きを見せる
  • 価格は移動平均線に沿って動くが、常に離れて動こうとする
  • 移動平均線より価格が上にある時は「買われすぎ」の状態にある
  • 移動平均線より価格が下にある時は「売られすぎ」の状態にある

上記の基本的な考え方に則り、8つの売買法則が編み出されました。

グランビルの法則は、ダウ理論などのチャートの値動きの原理原則をもとに考案された理論なので、どんな手法を使う時にも参考になります。

ここからは、8つの売買法則を具体的に見ていきましょう。

グランビルの法則の売買サインを詳しく解説

先述の通り、グランビルの法則には買いサイン4つ、売りサイン4つの合計8つの売買サインがあります。

グランビルの法則を取引に使うためには必ず把握しておくべき理論なので、ぜひ参考にしてください。

買いサイン①上昇トレンドの発生【初心者おすすめ】

1つ目の買いサインは、下落してきた移動平均線が横向きか上向きになり価格を上抜けたタイミングです。

移動平均線は直近価格の平均値を描写しているため、移動平均線の下落は価格の中期的な下落=下降トレンドを示しています。

続いて移動平均線が横向きや上向きになるのは、下降トレンドの調整・終焉を意味します。

最終的に価格が移動平均線を上抜けると、下落基調が完全に終わり上昇トレンドが始まった合図になります。

買いサイン①では上昇トレンドを初期から捉えられるうえにエントリー基準が明確なので、初心者でも使いやすいサインのひとつです。

買いサイン②強い上昇トレンドの継続

買いサイン②は、上向きの移動平均線を価格が下抜け、再び上昇して移動平均線を上抜けるタイミングです。

グランビルの原則のひとつに「移動平均線と乖離した価格は、移動平均線に戻ろうとする動きを見せる」というものがありました。

チャートが一方向に上がり続けると永久に価格と移動平均線が近付かないので、強い上昇トレンドでも移動平均線を下抜けるような調整が必ず見られます。

調整からの再上昇を狙った押し目買いになるため、場合によってはトレンド内で最も大きな値幅が取れる箇所でエントリーできる可能性があります。

ただし、買いサイン②では移動平均線の「下〜上抜けるまで」の状態ではエントリーできないため、トレンド再開の初動は取れません。

貴金属や仮想通貨など値動きが大きい銘柄だと、一瞬の値動きでトレンドが伸びきってしまう可能性もあるでしょう。

買いサイン③上昇トレンドの中盤〜終盤

買いサイン③では、買いサイン②と同じく上昇トレンドの調整~再開を狙ってトレードするものです。

ただし買いサイン②と違うのは、移動平均線を下抜けるのではなく、移動平均線に近付いて再上昇していく場面を捉える点です。

移動平均線にタッチして上昇していく綺麗な動きも見られますが、移動平均線とは触れ合わずに上昇していくケースも多く見られます。

その場合、「いつ調整下落が終わって再上昇するか」をチャートパターンやインジケーターなどにより判断する必要があるでしょう。

移動平均線と価格が触れ合わないなら、下落が終わったと判断する別の基準でエントリー判断をする必要がありますね。

そのため、チャート分析に慣れていない初心者トレーダーには使いづらい売買サインだといえます。

なお、期間200の移動平均線と価格がタッチすると高い確率で反発するので、スキャルピングを狙えば利益を得やすいですよ。

買いサイン④下降トレンド中の戻し

買いサイン④は下降トレンド中の調整上昇を狙うパターンです。

グランビルの「価格が移動平均線に戻ろうとする動き」と「価格が移動平均線より下にあると売られすぎ」という2つの原則を応用した売買判断です。

下降トレンドが続くと、価格と移動平均線の乖離が広がっていくので調整の上昇を取れる確率が高くなっていきます。

大きな乖離が発生した際に買いエントリーし、両者が近付いたタイミングで利益確定を行います。

価格と移動平均線が近付くと売りサイン③が発生してしまうので、反発する前に決済が必須ですね。

エントリー判断の参考として、取引したい銘柄で平均値に見られる乖離率をリサーチしてみてください。

最新チャートで平均乖離率に到達した際にエントリーすれば、それだけである程度の勝率に到達します。

追加で逆三尊などのエントリー根拠を見れるようになれば、勝率は大きくアップするでしょう。

売りサイン①:下降トレンドの発生【初心者おすすめ】

売りサインは全て買いサインの正反対の状況で見られます。

はじめに、売りサイン①が成立する条件は以下の通りです。

  1. 上向きの移動平均線が横向きor下向きになり、上昇トレンドのストップを観測
  2. 横向きor下向きの移動平均線を価格が下抜け、下降トレンドの開始を観測し売りエントリー

長い上昇トレンドが発生したあとに売りサイン①が発生すると、下降トレンドの発生率が高いといわれています。

勝率をさらに高めるには、移動平均線が下向きになっている状態での売りサインのみでエントリーするのがおすすめです。

移動平均線が横向きの状態で下抜けしても下落の勢いが弱く、レンジ相場に突入してしまう可能性も大いにあります。

売りサイン②:強い下降トレンドの継続

売りサイン②はグランビルの「乖離した価格は移動平均線に戻る性質がある」という原則を利用します。

下落して移動平均線から乖離した価格が上昇し突き抜け、その後再び下落し移動平均線を下抜けたタイミングで売りエントリーを行います。

移動平均線を下抜けしてからどの程度で売りエントリーするかは各トレーダーの裁量で、相場分析力が求められる場面となります。

また、「価格が移動平均線を上抜ける」というシチュエーションを見て、「これは買いサイン①では?」と思う人もいるでしょう。

買いサイン①発生のためには移動平均線が横向きor上向きである必要があり、売りサイン②は移動平均線が下向きである必要があります。

下降トレンドの調整か終焉かは、移動平均線の向きで判断できるんですね。

売りサイン③:下降トレンドの中盤〜終盤

下降トレンドが完全に定着すると、移動平均線がレジスタンスとして機能する場面が多くあります。

売りサイン③ではそれを活用し、下降トレンド中に発生した調整の上昇が移動平均線にタッチしたタイミングに着目してください。

移動平均線タッチとともに勢いよく下降が再開すれば、下降トレンドの再開を示すため売りエントリーができます。

移動平均線へのタッチという分かりやすいサインでエントリーできるので、初心者でも比較的使いやすいエントリーサインでもあります。

移動平均線を上抜けるとどこまでいくかわからないので、タッチというわかりやすいサインがあるのは嬉しいですね。

買いサイン③と同じく移動平均線にタッチしなくてもエントリー可能ですが、別の売買サインを併用してエントリー判断をする必要があります。

トレードに慣れてきたらチャレンジしてみたいですね。

売りサイン④:上昇トレンドの押し目

4つめの売りサインは上昇トレンド中に狙うもので、価格と移動平均線が大きく乖離したタイミングで売りエントリーをします。

移動平均線付近までは落ちる可能性があるため、うまくいけば数十pips以上の大きな利益を獲得できます。

その反面、トレンドに対して逆張りエントリーになるため難易度は高いといえるでしょう。

調整が発生しなければ数十分でゼロカットしてしまうほど大きく逆行するケースも多く、かなり慎重なエントリー判断が必要です。

大損を避けるためにも、ロット数は低めに設定して比較的タイトな損切り設定をしてください。

グランビルの法則と相性バツグンなテクニカル指標

グランビルの法則と相性がいいテクニカル指標としては、以下の2つが挙げられます。

ダウ理論

ダウ理論は6つの原則から構成されているチャートの基本原理で、大部分のトレーダーが少なからずこの理論を活用しています。

  1. 平均株価はすべての事象を織り込む
  2. トレンドには3種類ある
  3. 長期トレンドは3段階からなる
  4. 平均は相互に確認されなければならない
  5. トレンドは出来高でも確認されなければならない
  6. トレンドは転換の明白なシグナルが出るまで継続する

なかでもダウ理論の6つ目の法則によると、高値と安値が明確に転換するまではトレンドが転換しない点でグランビルの法則と関係があります。

具体的なトレンドの定義とは、上昇トレンドなら高値と安値が切り上がり、下降トレンドなら高値と安値が切り下がっている状況を指します。

つまり、上昇トレンド発生中に高値が更新せずダブルトップを形成しただけで下降トレンドに変換したとはいえず、その後下落して高安値が両方とも切り下がるのがトレンド転換の条件です。

勘違いしがちなトレンド判断を明確にしてくれる理論なので、必ず学んでおくべきでしょう。

ダウ理論はトレンド相場の基本原則として、理論自体を知らないトレーダーであってもほとんど全員が参考にしています。

加えて、グランビルの法則はどんな状況でもエントリー判断前にトレンド判断が必須なので、判断の際にはダウ理論を利用する必要があります。

移動平均線が価格より下にあっても、上昇トレンド中の調整に過ぎない可能性もありますね。

トレンド判断に必須となるダウ理論ですが、以下の記事でさらに詳しく解説しているので参考にしてください。

エリオット波動

エリオット波動は値動きの性質について定義した法則で、米国の経済哲学者であるラルフ・ネルソン・エリオット氏によって考案され多くの人が活用しています。

上昇トレンドは合計5波、下降トレンドは合計3波で構成されていると定義されており、下記画像のようにグランビルの法則と相性がいいタイミングが多くあります。

例えば上昇3波まで確認できているタイミングで調整下落が発生した場合、移動平均線を一度下抜けてしまっても上昇5波の発生を予測して買いサイン③でのエントリーを待てるでしょう。

エリオット波動もグランビルの法則もチャートの値動きを示した基本原理なので、それぞれマスターすれば有利なトレードが可能になりますよ。

エリオット波動のさらに詳しい理論やトレードへの活用方法は、以下で解説しているのでチェックしてみてください。

グランビルの法則に用いる移動平均線(ma)の期間

グランビルの法則で用いる移動平均線は、期間200を用いるのが推奨されています。

移動平均線の期間が大きいほど売買サインが現れる頻度は減りますが、信頼性は大きく上がります。

逆に期間15や20など短期間の設定にしてしまうと、移動平均線と価格のタッチが多くなりダマシが頻発してしまうでしょう。

また、多くの人が意識しているFX売買サインはそれだけ反応度が高くなるのが特徴です。

たとえば、下降トレンドで期間200の移動平均線が価格にタッチした時、多くのトレーダーは「売りサインだ」と判断してショートをします。

結果的に、売り圧力が強くなるので価格が下落する可能性はさらに高まります。

逆に期間175など参考にする人が少ない期間設定だと、価格とタッチしてもスルーされてしまうため売り圧力が上昇しません。

そのため、長期移動平均線として最も使われる機会が多い期間200の設定は、トレーダーの売買心理から見ても最強の期間設定だといえるのです。

グランビル本人も、グランビルの法則には期間200の移動平均線が最適だと語っています。

グランビルの法則に用いる時間足

グランビルの法則を使うなら日足以上、少なくとも4時間足や1時間足で確認するデイトレード〜スイングトレードがおすすめです。

グランビルの法則は株式投資をヒントに開発した法則で、日足を基準に作られた法則だからです。

日足以上だと一時的な相場の荒れによる影響を受けづらく、安定した値動きを見せる傾向にあります。

時間足が短くなるとダマシが多くなってしまうため、思わぬ場面での損切りを強いられる可能性も高まります。

ただし、4時間足や1時間足なら多くの人がチャートを観察しテクニカルに当てはめた売買をする分ダマシの頻度は少なく、グランビルの法則を当てはめやすいでしょう。

グランビルの法則のデメリットは?

これまで紹介した通りグランビルの法則は非常に使いやすい指標ですが、単体だとエントリーに遅れが生じてしまうのがデメリットです。

たとえば買いサイン①を見てみると、移動平均線を上抜けた段階で買いエントリーするため、上昇トレンドの上げ始めは逃すのが前提となります。

買いサイン②も同様に、押し目が発生してから移動平均線を上抜けるまで待つ必要があり、厳密な上昇の初期段階を捉えるのが難しくなっています。

上昇の初期を捉えるには、逆三尊やダブルボトム、上向きハンマーなど上昇を示唆するチャート・ロウソク足パターンを観測する作業が必要です。

ただし、チャートパターンなどを根拠にエントリーするとグランビルの法則が成立する前のエントリーとなるため、より慎重な判断が求められるでしょう。

グランビルの法則とインジケーターを組み合わせた実際のエントリー手法4選

ここでは、グランビルの法則を別のテクニカル指標と組み合わせたトレード例を4つチャート解説していきます。

グランビルの法則を使ったトレードの勝率を上げるためにも、ぜひ参考にしてください。

売りサイン①とRSIを組み合わせたトレンド転換トレード  

RSIやMACDといったオシレーターは買われすぎや売られすぎを示すツールですが、ダイバージェンスという現象によってトレンドの終焉も判断できます。

  • ダイバージェンスとは⋯オシレーターが実際の値動きとは逆方向の波を形成する現象。トレンド転換のサインとなる。

買いサイン①や売りサイン①と組み合わせればトレンド転換のサインを二重で観測できるので、優位性のあるトレードが可能になります。

今回のトレードの流れは以下の通りです。

  1. 上昇トレンド相場の中でRSIのダイバージェンスを確認する
  2. 売りサイン①に沿って横向きor上向きの移動平均線を勢いよく下抜けしたタイミングで買いエントリー
  3. 利益確定は価格が移動平均線にタッチしたタイミング、損切りは移動平均線を再び上回ったタイミング

まずは上昇トレンドを確認し、ダイバージェンスでのトレンド転換サインを探ります。

ダイバージェンスが発生したらトレンドが弱まるケースが多いので、移動平均線が次第に横向きになるのを確認してください。

価格が少しずつ下がってきたら移動平均線が完全な横向きか下向きに転換するので、勢いよく上抜けたタイミングで売りエントリーです。

移動平均線が上向きだと、上昇トレンド継続の可能性が高いためスルーしてください。

下抜けた時のロウソク足が大陰線か上向きのハンマーだと下降継続の可能性が高まります。

グランビルの法則をメインにしたトレードなので、移動平均線を再び上抜けてしまうと根拠が崩壊するため損切りしましょう。

利益確定に関してはさまざまなパターンがありますが、今回は再び移動平均線に触れたタイミングを採用します。

価格が下降した先に目立つサポートラインや反転パターンがあればベストですが、ラインがなければ移動平均線での利確がおすすめです。

移動平均線にレジスタンスされる形で再び価格が下がれば売りサイン③が適用できるため、再度売りエントリーをすればさらなる利益を狙えます。

逆に移動平均線を上抜けると売りサイン②が現れるか上昇するかの判断が難しいので、特に初心者は移動平均線タッチと同時の利確が無難ですね。

買いサイン②とフィボナッチリトレースメントを組み合わせたトレンドフォロー

先ほど説明した通り、売りサイン②や買いサイン②はどこでトレンド継続が始まるかの判断がしにくいのがデメリットです。

デメリットを掻き消してトレードをする方法のひとつとして、フィボナッチ・リトレースメントの活用が挙げられます。

フィボナッチ・リトレースメントを組み合わせたトレード手順は以下の通りです。

  1. 上昇トレンド発生中の戻りを確認し、上向きの移動平均線を価格が下抜けるのを確認する
  2. 戻りに対するフィボナッチ・リトレースメントを引き、50%か61.8%にタッチした時点で大陽線か上向きハンマーなどを確認次第売りエントリー
  3. 利益確定はN値の目標値、損切りはフィボナッチ・リトレースメントの61.8%を明確下抜け

まずは上昇トレンドを確認し、上向きの移動平均線を価格が下抜けるのを確認してください。

ここで移動平均線が下向きになっていると、下降が強いためトレンド転換の可能性があります。

移動平均線が上向きなのは必須条件です。

次に戻りに対してフィボナッチ・リトレースメントを引き、50%か61.8%に価格がタッチするのを待ちます。

トレンド相場において、50%か61.8%の押し戻りが発生してから巡行すると強いトレンドが再開するとされているため狙い目です。

50%地点か61.8%地点で強い陽線が発生すれば上昇の合図なので売りエントリーを行います。

31.8%や21.6%でのトレンド再開だと、値幅が伸びずに損切りになる可能性も高まります。

売りサイン②の後のトレンドは大きく伸びる可能性が高いため、前回の波と同じ値幅であるN値を狙うといいでしょう。

また、フィボナッチ・リトレースメントの61.8%よりも大きな押し戻りは深すぎるため、トレンド継続の障害になってしまいます。

そのため、損切りは61.8%をロウソク足実体で下抜けたタイミングが適切です。

今回のトレードでは値幅がN値まで届かなかったため惜しい結果に終わってしまいましたが、期待値は高いトレードでした。

本トレードのように一度上昇して下がってきたケースなら、再び移動平均線にタッチしたタイミングで決済するのがおすすめです。

価格が移動平均線を下抜けると一気に下落してしまう可能性もあるため、移動平均線へのタッチが損切りまでの最終防壁だと考えておきましょう。

買いサイン③と水平線を合わせたトレンドフォロー

  1. 上位足から順にサポートとレジスタンスになりうるラインを描画する
  2. 買いサイン③に則り、トレンドからの調整で価格と移動平均線のタッチを確認する
  3. タッチした移動平均線に水平線が被っていたらエントリー
  4. 利益確定は直近高値、損切りは移動平均線の上抜け

まずはエントリーする時間足よりも上位の時間足から水平線を描画していきます。

月足から見ていき、エントリー時間足まで順に色を変えて引いていきましょう。

時間足ごとにラインの色を変えておくと、ラインの強さがひと目でわかるのでおすすめです。

次に買いサイン③に則って上昇トレンドを確認、押し目の値動きが移動平均線にタッチするのを確認してください。

移動平均線と水平線が重なっていると、2つの根拠からサポートが働くと判断できるので買いエントリーを行います。

グランビルの法則だけでエントリーを続けると負けエントリーも多くなるため、必ず2つ以上の根拠を併用しましょう。

トレンド継続を狙ったトレードなので、最低でも直近高値、利益を伸ばせる握力があるならさらに上にあるレジスタンスラインで利益確定しましょう。

損切りに関しては、価格が移動平均線と水平線を下抜けた段階で買いサイン③が崩壊してしまうため、エントリー時に逆指値を設定しておいてください。

もし価格が落ち続けてエントリー例2のように買いサイン②を適用できる環境が整ったら、再び買いエントリーをして大きな利益を掴めます。

グランビルの法則は、損切り後でも再び狙えるポイントが訪れやすいのがメリットですね。

売りサイン④とMACDを組み合わせた逆張りトレード

グランビルの法則の中でもエントリータイミングが難しいのが売り・買いサイン④ですが、オシレーターとの組み合わせで勝率を上げられます。

  1. 売りサイン①に則り、上昇トレンドでの価格の大きな伸びを確認する
  2. MACDで買われすぎを確認し、下向きハンマーを確認したら売りエントリー
  3. 利益確定は移動平均線へのタッチ、損切りは下向きハンマーの否定

まずは上昇トレンドで大きな上昇を見せ、移動平均線と価格が大きく乖離したのを確認します。

過去のチャートを遡り、「この程度乖離したら反発しそうだな」という大まかな基準を持っておくのもおすすめです。

移動平均線と乖離したらMACDをチェックし、70以上の買われすぎゾーンに突入していたらチャンスです。

画像は1時間足チャートですが、過去半年以内に縮小してもMACDが最も上昇しているのがわかりますね。

ただし、これだけでは正確な売りのタイミングが掴めないので、下向きのハンマーや包み足陰線の発生などで正確なタイミングを測りましょう。

逆張りは正確な位置で行わないと、逆行した時の損失はすぐに広がってしまいます。

そのため、損切りはエントリータイミングとして使ったロウソク足を上抜けする時というタイトな設定をしてください。

上昇トレンド中に上向きの移動平均線にタッチすると買いサイン③に該当するため、利益確定は価格が移動平均線付近まで戻ってきたタイミングを採用します。

逆にいえば、売りエントリー④が成功してすぐに買いエントリー③のトレードに移行すれば、連続で利益を得られるチャンスにもなります。

連続で利益を取れれば、その後損切りが連続しても利益を残しやすいですね。

グランビルの法則を使いこなしてどんな相場でも利益を取れるようにしよう

本記事では、グランビルの法則の概要や特徴、実際のトレード例について詳しく解説しました。

グランビルの法則はトレードの基礎的な知識を応用させて作られており、初心者でも知っておくべき理論です。

どんな手法を組み立てる際にも参考になる部分があるので、検証しておくだけでも有利にトレードできるでしょう。

また、グランビルの法則をメインにしたトレードは初心者でも使いやすく、トレードの基本を学ぶのにもぴったりです。

まずは本記事で紹介した実際のトレード例を参考に、勝てる手法を構築していきましょう。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

WikiFXでは、テクニカル分析のやり方から、FX会社の安全性に関する情報まで『今日から役立つFXの情報』を幅広く発信しています。
そして私たちは、FX会社アフィリエイトを一切していません。
だからこそ、正しく・信頼性の高い情報を読者の皆様にお届けする自信があります。

コメント コメント 0

コメントする