FXは副業ではない!初心者が陥りがちな勘違いをプロが解説

FXって副業になるの?

どれくらい稼げる?始め方は?

結論からお伝えすると、FXは厳密に言うと副業ではありません

ただ、きちんとノウハウを身につけて自身のトレードスタイルを確立すれば、収益を上げることが可能です。

この記事でわかること
  • FXが副業にならない理由
  • 初心者がFXを始めるメリットデメリット
  • FXを始める際の手順
  • FXを始める際の注意点
  • FXで収益を上げたら確定申告が必要
  • FXを始めると年末調整や確定申告でバレる
  • 初心者がFXでしがちな失敗

FXは誰でも稼げる簡単なものではなく、収益を上げるためには知識やスキルが必要です。

また、損失を被るリスクもあります。これからFXを始める方は、本記事で紹介する注意点や始め方をチェックしてみてくださいね。

目次

FXは副業になるのか?

FXを副業として取り入れている方はいますが、厳密に言うとFXは副業とは言えません。

その理由について解説します。

FXは副業の定義には入らない

そもそも副業は「本業以外の仕事で収入を得ること」です。

FXは資産運用の一種であり、厳密に言うと仕事ではないため副業には当たらないと言えます。

FXは通常の副業とは異なり、頑張れば頑張るほどたくさん稼げるわけではありません。稼げる金額は投資する資金に依存します。

副収入を得る手段にはなるけれど、実際には副業とは言えないと言うわけです。

また、FXで収益を上げるためには、正しい知識を身につけて自身のトレードスタイルやスタンスを確立する必要があります

FXの取引が問題になることがある

FXは厳密に言うと副業ではないため、勤務先の会社が副業禁止の場合でもFXで収益を得られることもあります。

しかし、就業規則によってはFXも禁止されているケースがあるため、必ず事前に就業規則を確認するようにしてください

FXは相場によってトレードの損益が決まります。実際に売買してポジションを取った状態で本業をしていても、相場が気になてしまうこともあるでしょう。

こうなると本業に支障が出てしまいます。厳密には副業ではなくとも、本業に支障が出るものは禁止されているケースが多いです。

また、FXの相場が気になって本業に集中できずミスをしてしまっては、あなた自身にとってもマイナスです。

FXで本業に支障をきたさないために
  • 就業規則を確認しFXは可能か調べる
  • 余剰資金で行い相場に気を取られすぎないようにする
  • FXにおけるメンタルの保ち方も併せて勉強しておく

FXを始めるのであれば、事前にこれらの対策をしておきましょう。

初心者がFXを副業として取り入れるメリット

副収入を得るためにFXを取り入れるメリットは以下4つがあります。

24時間いつでも取り組める

FXは平日であればほぼ24時間いつでもトレードをすることができます。

本業の合間に行うのであれば、時間の縛りがないのは大きなメリットでしょう。

FXは外貨を扱いますが、時差がある影響で日本時間の21時〜翌2時が最もトレードに適した時間帯になっています。

21時〜翌2時には規模が大きなロンドン市場とニューヨーク市場の開場時間が重なるためです。

日中は忙しいサラリーマンでも参加できる時間ですね!

少額から始められる

FXは5,000円程度から始められるため、かけられる資産が少ない初心者でも始めやすいのが特徴です。

FXでは最小取引額が1,000通貨と決められています。

例えば、アメリカドルに投資する場合は1,000通貨=1,000ドルです。1ドルが100円の相場なら、10万円から投資できる計算です。

通貨の種類によってはさらに少額から始められますし、レバレッジをかければさらに必要資金は少なくなります。

ただ、レバレッジをかけると損失額も大きくなりますし、強制的に決済して損失額を抑えるシステムの都合で思うようにトレードできないこともあるため注意が必要です。

5,000円からでも始められますが、実際のトレードをスムーズに行うには更なる資金が必要だと覚えておきましょう。

政治等に興味を持ちスキルアップになる

FXの相場は各国の政策によっても変動するため、FX投資を通して学習することで政治に詳しくなれます。

政治について詳しくなるとFXのトレード技術が上がるのはもちろん、本業でも新しい政策にいち早く気づいたり、取引先との話題が広がったりなど役立つでしょう。

ただ、政治的要因を考慮しなかったり自分から学習しにいかなかったりする場合には、スキルアップは期待できません。

トレード手法などを学ぶのと同時に、相場の見極め方についても学習を進めるように心がけましょう。

副業禁止でもできる可能性がある

すでにお伝えしたように、FXは仕事ではないため副業には当たらないという考え方が一般的です。

会社の就業規則にもよりますが、副業禁止とされている会社であってもFXならできる可能性があります。

ただ、会社側が言う副業の定義が異なるケースもあるため、必ず事前にFXは大丈夫なのかどうか確認するようにしてください。

また後述しますが、FXで収益を上げた場合には確定申告が必要になります。その時点で会社側にはFXで収益を上げていることが伝わります。

隠し通すことはできませんので、きちんと就業規則を守るようにしましょう

初心者がFXを副業として取り入れるデメリット

FXは始めやすく魅力的な側面が多いですが、リスクも伴います。

気軽であるがゆえにリスクを軽視してしまい、多額の損失を抱えてしまう人が後を立ちません

人生を大きく変えてしまうリスクがあること、リスクを防ぐにはどうすればいいにかについてここで理解を深めておきましょう。

損失を被るリスクがある

FXは収益を得ることもできますが、その分だけ損失を被るリスクもあるため細心の注意が必要です。

特に高いレバレッジをかけてトレードに失敗すると、大きな損失が出てしまいます。

例えば、25倍のレバレッジをかけてトレードする場合には、損失額も25倍になります。

ハイリターンを狙うとハイリスクになることを忘れないようにしましょう

そのほか、FXで借金を抱えてしまうケースとその対処法については、以下の記事で解説しているので参考にしてください。

最初は利益を出すのが難しい

FXは少額から始められ操作も手軽なので、簡単に利益が出るように感じてしまいがちですが、現実はそう甘くはありません

実際、FXトレードを生業にしているプロもたくさんおり、トレードをする場合にはプロと同じ市場で戦うことになります。

そのため、正しい知識を身につけて自分が得意なトレードスタイルや、損失を最小限に抑えるトレードルールを確立することが欠かせません。

初心者の方はビギナーズラックで勝ち続け、多額の利益を得ることもありますが、長続きはしないものです。

理論に基づいてトレードを振り返り、なぜうまくいったのかを分析することで、自身のトレードスタイルを確立していきましょう。

相場が気になって本職に影響が出る可能性がある

FXは一度売買をしたら、利益が出るような形で相場が動くまで待機することになります。

相場を見ていようが見ていまいが値動きが変わるわけではありませんが、自分の資金がどうなるのか気になってしまう危険性があります。

常に相場が気になって本職中に見てしまったり、業務時間中も相場のことを考えて集中できなくなったりしては大変です。

職場にも迷惑がかかりますし、心ここに在らずの状態でいてはあなた自身も充実感のない時間を過ごしてしまうことになりかねません。

FXトレードは業務時間外だけにして、本職中には相場を気にしないようにするなど対策をしておきましょう

FX副業を始める手順

実際にFXを始める時には、以下手順が必要です。

FX会社を選ぶ

FXトレードをするためには、FX会社で口座開設をする必要があります。

FX会社によって扱っている銘柄や取引手数料などが異なるため、会社選びが重要です。

残念なことに、違法業者も数多くあるため評判等も調査した上で選びましょう。

日本においてはFX会社は金融ライセンスを取らなければいけないのですが、海外FX会社の中には認可を得ていない会社も多いです。

金融ライセンスとは?

金融ライセンスとは、各国の金融監督機関が発行している『金融業の営業許可証』のことです。
取得をするためには、監督機関からの審査や、資金の預託が必要になる場合があるため、FX会社の信頼性を見極める上で重要な指標の一つと言えます。
取得難易度や規制の内容は、ライセンスを発行する国や機関によって異なります。

違法なFX会社でトレードしていると、突然口座の資金が凍結されて出金できなくなるなどのトラブルに巻き込まれてしまいます

トレードの条件が良いからといって利用しないようにしましょう。

とは言え、金融ライセンスの有無も含め、FX会社の安全性を1つずつ調査していくのは手間がかかるものです。

「安全性の高いFX会社をすぐに知りたい」という方は、以下のページをご活用ください。

WikiFXとは?

WikiFX(ウィキエフエックス)は、FX会社の安全性・信頼性を評価している第三者機関です。
全世界3万以上のFXブローカーの情報を収集し・格付けを行っています。
FX会社の安全性スコアや詐欺被害のリアルな口コミは『wikifx.com』で確認できます。

口座開設を行う

利用したいFX会社が決まったら、口座開設をします。

細かな部分はFX会社によって異なりますが、口座開設にはマイナンバー本人確認書類が必要となります。

手元に用意して、FX会社の公式サイトから画面の指示に従いながら口座開設をしましょう。

本人確認には時間がかかるケースもありますので、始めたいと思った時に手続きだけ済ませておくのがおすすめです。

メールや郵送物にて本人確認完了やログイン情報を確認した後、取引画面にアクセスできるようになります。

口座に投資資金を入金する

トレードするための投資資金を入金します。FX会社により異なりますが、銀行振込やクレジットカードで入金可能です。

入金手続きをしてから実際に口座へ着金するまで時間がかかることもあります。入金は余裕を持って行うようにしましょう

また、初めて利用するFX会社の場合、入金額に応じてボーナスがもらえるキャンペーン等を利用できる可能性があります。

無料でトレード資金を得られるチャンスですので、もし利用できるものがあれば活用すると良いでしょう。

ただし、入金ボーナスには出金条件が課されていることがほとんどです。例えば、トレードを〇〇回以上するといった条件がある場合、〇〇回トレードしなければ出金できません。

出金をスムーズにするためにあえて入金ボーナスを受け取らない人もいるほどです。

「これでたくさんトレードの練習ができる!」と捉えるか「利益が引き出せなくなるから嫌だな」と捉えるかはあなた次第です。

取引をする通貨ペアを選ぶ

口座に資金が用意できたら、取引する通貨ペアを選びましょう。

例えばドル円でトレードする場合には、円でドルを買ったり、ドルで円を買ったりしてその値動きによって利益や損失が発生します。

通貨ペアによって最小取引額や値動きが異なるため、慎重に選びましょう。

最初は急激な値動きが少なく、ある程度の流動性があるメジャーな通貨ペアから始めるのがおすすめです。

トレードを行う

通貨ペアまで決まったら、相場の動きを見てトレードをしていきます。

価格が上がると思った時には買い注文を出し、下がると思った時には売り注文を出します。

売買が完了したら、納得いく相場の動きがあるまで待ちます。この状態をポジションを保有すると呼ぶので覚えておくと良いでしょう。

相場が動き利益が出るタイミングや、損失がこれ以上増えないようにしたいタイミングで売買をして決済完了します。

決済のタイミングについては「これくらい上がったら売る」「これだけ損失が出たら損切りする」と自分なりのルールを決めておくとトレードの精度が上がります

FX副業を始める際の注意点

FXを始める前に以下3点について確認しておきましょう。

勤務先の就業規則を確認する

繰り返しになりますが、FXを禁止している会社もあるため必ず勤務先の就業規則を確認しましょう。

就業規則に違反すると最悪のケースでは、懲戒解雇になることもあります。

後々トラブルにならないように、事前に確認してくださいね。

資産管理を徹底する

FXに振り回されないようにするために、資産管理を徹底しましょう。

資産管理で注意すること
  • FX投資用の資金と生活費は分ける
  • 損切りのタイミングを決める
  • レバレッジを小さく抑える
  • 実際の取引額は投資資金の2%に抑える
  • 本業中にポジション保有しない

これらのルールを決めておくことで、トレードの精度が安定するため、精神的にも落ち着いてトレードできるようになります。

トレードでの判断は精神面の影響も強く受けますので、基本に忠実に始めるのがおすすめです。

利益が出たら確定申告をする

FXで利益が出た場合には、必ず確定申告を行いましょう。

会社員は基本的に年末調整のみで済みますが、給与とは別にFXから収入を得た場合には自分で確定申告をする必要があります。

後述しますが、確定申告をしないままでいると後からペナルティを課せられてしまうため、収益が出たら確定申告を行うようにしてください。

FX副業で確定申告は必要?税金はどうなる?

FXで収益が出たら、基本的には確定申告が必要になります。

詳しいやり方については、以下の記事も参考にしてみてください。

確定申告が必要になるケース

確定申告が必要なケースは以下3つです。

年収2,000万円以上

FXの収益額に関わらず、給与が年間2,000万円以上の方は確定申告が義務付けられています。

FXで収益が出たら給与に加算してから通常通り確定申告を行えば、問題ありません。

FXで年間20万円以上利益がある

年収が2,000万円以下であっても、FXで年間20万円以上の利益が出たら確定申告をする必要があります。

FXの利益は雑所得として扱われ、雑所得は20万円を超えた時に確定申告をするように義務付けられています。

会社に自身で確定申告をする旨を伝え、源泉徴収票を発行してもらうようにしましょう。

年間20万以下だが確定申告した方がいいケースもある

稀ではありますが、FXの利益が20万円以下でも確定申告をした方がいいケースもあります。

例えば、ふるさと納税をしていたり年間10万円以上の医療費を支払っていたりするケースです。

これらのケースでは申告することで、税金の免除が受けられて還付金が得られる可能性があります。

FXの利益は「先物取引に係る雑所得」

FXによる利益は先物取引にかかる雑所得に分類され、税率は20.315%です。

給与所得とは別にした状態で税金を計算する形になるため、注意しましょう。

また、FXの利益については損益通算が可能です。損失が出ている場合には、利益と相殺することでかかる税金を減らせます。

例えば、利益が100万円で損失が40万円の場合には、60万円に税率をかけて税金を計算する形です。

そのほか、株式投資などの損益があればそれも合算できます。損益通算してもマイナスになる場合には税金がかかりません。

マイナス分は翌年以降に繰り越せます。マイナス分を繰り越す場合には、マイナスがなくなるまでFXの収益が20万円以下の場合でも確定申告が必要です。

FXで認められる経費

FXでは経費を計上することができます。経費とはFXをするにあたって必要な費用のことです。

利益から経費を差し引いてから税金の計算をすることにより、かかる税金を減らすことができます。

FXにおける経費については以下の記事を参考にしてください。

公務員や会社員がFX副業をすると年末調整や確定申告でバレる

FXで年間20万円以上の利益を上げているにも関わらず、確定申告をしないと違法です。

ネット上には「バレなければ大丈夫だろう」と考える方の書き込み等がみられますが、実際には脱税自体は必ずバレる仕組みになっています

税務署の指摘によって脱税が発覚するとペナルティが科され、通常より所得税額が高額になりますので、しっかりと確定申告を行なって支払いましょう。

また、会社にバレるかどうかについては、税金の徴収方法によって異なります。

ご自身で税金を支払う普通徴収にすれば、会社にはバレませんが、特別徴収で会社が税金を支払う形だと税金の請求が会社に行くのでバレてしまいます。

普通徴収と特別徴収は、確定申告書の「給与所得以外の住民税徴収方法」の箇所でチェックマークをつけるだけで選べます。

ただ、WikiFXでは普通徴収でバレないように対策する場合でも、就業規則で副業やFXが禁止されているのであれば、FXを副業にするのは推奨していません

確定申告をしていない人が摘発されるケースが多い

ネット上で「海外FXだとバレない」という情報が出回っていることがありますが、実際のところ海外国内関わらず、FXで得た利益は税務署にバレる仕組みになっています。

と言うのも、FX会社は税務署に対してどの投資家がどのくらいの利益を上げているのかを報告しているからです。

投資家が確定申告をせずとも、税務署は誰が利益を上げているのかは把握しているのです。

また、現在ではFX口座を開設する際にマイナンバーの提出が必須になっています。

FXでのトレード収益はマイナンバーと紐付けされているので、FX口座を開設している時点で収益が出ているかどうかは税務署にバレています。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

バレていないと思っても後からペナルティ付きで摘発される可能性が高い

実際に申告せず脱税した人が、「税務署にバレなかった」と話しているのを耳にしたことがある方もいるかもしれません。

しかし、税務署は脱税の事実を知った上で泳がせている可能性が高いです。

所得税の脱税については申告時期から5〜7年が時効になっており、後から遡って請求されることがほとんどです。

そして、申告時期から時間が経てば経つほど延滞税が高くなり、支払額が増える仕組みになっています。

税務署としては多くの税金を得た方が得ですので、脱税者をあえて泳がせておき、時効ギリギリに摘発して税収を増やしていても不思議はありません。

「バレなかった、申告しなくても大丈夫だ」と思っていた人が、数年経ってから摘発されて多額の延滞税を支払うケースが跡をたちません。

ちなみに、延滞税は年率14.6%になることがあり、仮に日本人の平均税額である65万円を1年間延滞すると、94,900円の延滞税が課されます

また、申告しなかったことによるペナルティは以下のように、延滞税以外のものもあり、該当する場合にはさらに高額になるため必ず申告しましょう。

申告漏れ・脱税によるペナルティ
  • 延滞税
  • 無申告加算税
  • 過少申告加算税
  • 不能付加算税
  • 重加算税

初心者がFX副業で失敗するよくあるケース

初心者がFXを始めた際に、よくある失敗を紹介します。

FXで成功する方法は複数あるものの、失敗するケースは限られています。

まずは大きな損失を抱えるリスクを知り、確実に回避できるようにしておきましょう。これが成功への大切な1歩になります。

自動売買ツールの詐欺に遭う

FXには売買を自動的に行ってくれるツールがあります。

初心者の方は「スキルがなくても稼げる」という謳い文句に乗せられ、高額な費用を請求されてしまうことがあります。

そもそも、本当に収益を上げられるツールであれば、開発者が自分だけで使うはずです。

FXで相場予想が当たった際に得られる利益は、予想が外れた人の損失によって支払われているからです。

みんなが同じツールを使ったらみんなで勝てるかというと、そうではありません。FXの仕組み的にあり得ないのです。

また、高額のツールを売りつけられる他にも、口座情報を盗まれたり、クーリングオフに応じてもらえなかったりといった詐欺被害があります。

詳しくは、以下の記事も参考にしてみてください。

セミナー・スクールで詐欺や悪徳業者に遭う

FXはスキルを身につけることが大切なため、セミナーやスクールで勉強しようと考えている方もいるでしょう。

しかし、非常に残念なことにセミナーやスクールでも詐欺が横行しているのが現状です。

まず大前提として、日本において投資に関わる助言をするためには、「投資助言・代理業」における金融庁の認可が必要です。

にもかかわらず、認可を得ずに運営されているスクール等がほとんどというのが実情です。

スクールの公式サイトでは「認可を得ている」と嘘が記載されているケースもあるため、認可を得ているかは、必ず金融庁の公式サイトから確認するようにしてください

また、高額商材を売りつけられたり、マルチ商法に巻き込まれたりなどの被害報告もあります。

詳しくは以下の記事もご覧ください。

知識不足で大きな損失を被ってしまう

純粋に知識やスキルが足りず、トレードで大きな損失を出してしまうこともあります。

最初は誰でも初心者なので損失を出してしまうのは仕方のないことです。

ただ、生活が傾くほどの損失が出てしまうのは、資金管理の方法が間違っていると言えます。

間違った資金管理方法
  • 生活費をFXの資金にしてしまう
  • 損失額を考慮せずレバレッジを高く設定してしまう
  • 適切に損切りの設定をしていない
  • 資金のほとんどを1回のトレードに使ってしまう
  • 感情的あるいは勘に頼ってトレードしてしまう

このようなトレードをしてしまうと、大きな損失が出てしまいます。

FXを行うときには必ず余剰資金を使い、かつ損失額等を考慮した上で1回のトレードあたりにいくらまでかけるかを計算しておきます。

投資資金のほとんどを1つの取引に使ってトレードすると、損失が出た際に投資資金がなくなる可能性もあるからです。

そのほか、レバレッジを低く抑えたり、感情的にならないようにすることが大切です。

FXで多額の借金を負ってしまうケースについては、以下の記事で紹介しているのでこちらも参考にしてください。

まとめ

FXは厳密に言うと副業ではありませんが、副収入を得ることは可能です。

ただし、余裕をもってトレードするためには、ある程度のまとまった資金が必要になります。

資金管理やよくある失敗についても十分に学習した上で、デモトレードを活用しながら自分なりの勝ちパターンを確率することが大切です

FXは始めるのは簡単であるものの、収益を得るには学習と試行錯誤が欠かせません。

一つのミスで大きな損失が出てしまうこともありますので、下準備を整えてから始めるようにしましょう。

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この記事を書いた人

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